小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

不要でも保管しておこう

2008-06-02 | 犬&猫との暮らし

 うちのわんこトイレのある部屋は、私が「犬部屋」と呼んでいる部屋で、亡くなったワンコやニャンコの祭壇がしつらえてあったり、ビューローや道具入れが置いてある物置的存在の部屋です。数年前まで大型クレートも3つ、置いてありました。

 ブナ、クリ用のクレートを畳んでしまった後も、クレート好きなトチのために、1台はずっとたててあったのですが、耳が聞こえなくなってから、私の姿がすぐに確認できる場所にいたがるようになり、逃げ場所として(「耳掃除やるよ~」とか「ツメ切るよ~」とか言うと、それが好きじゃないトチは、そそくさとクレート入りしたものです)、あるいは落ち着く場所として、あんなによく利用していたクレートにほとんど入らなくなってしまったため、畳んでしまいました。

 一応、クレートトレーニングはしてきたので、いざ何かあっても入っていられると思い(願い)、今は3つとも畳んでしまいました。けれど、処分するつもりはありません。

 少し前、知り合いから、「友人の家で小型犬用のクレート(サークル)が不要なので、欲しがっている人にあげたいと言っているのだけど、だれかいない?」という問い合わせがありました。友人はほとんどクレートには入らないから、始末したいとのことでした。

 でも、私は「保管できる場所があるなら、畳んで保管しておいたほうがいいと思うのだけど」と言いました。病後、隔離する必要が出てきたとか、高齢になって徘徊するようになったとか、または災害時に危険にさらされないようにとか、今は不要でも、必要になるときが来ないとも限りません。

 サークルにしても、保管できるなら持っていたほうがいい。それこそ老齢性突発性前庭障害になり、バランスよく歩けなくなった場合や、痴呆でぐるぐると回って歩き続けるなどの症状が出た場合、お風呂マットなどをサークルの壁にくくり付け、犬がぶつかっても痛くないようにしてあげておけば、目を離した際にも安心です。

 トイレトレーニングも、クレート(ハウス)トレーニングも、人間に都合がよいからというよりは、私は、犬たちがそれに慣れていれば、病気・入院、災害など万が一のときに、少しでもストレスなくそれを受け入れられるのではないかと思って、やってきました。大型犬だからというのでもなく。
 クレートやサークルなどの道具は一時的に不要だと思っても、保管できるのであれば保管しておくことを、私はオススメするなぁ。

コメント (1)
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