ドッグマッサージセラピスト講習では、学んだことを復習・実践するために、毎回3匹以上の犬に施術をするという課題が出ます。3匹以上の犬に施術するということは、多頭飼いの場合のそれぞれの犬を除き、3人以上の飼い主さんに向き合うということでもあります。
犬も多犬種にわたるし、飼い主さんの考え方や犬との暮らし方もそれぞれ。あちらからバランス・ドッグマッサージを望んでお願いしに来ているわけではなく、こちらサイドの研修のためにお願いしているので、あまり興味がない、あるいはうちには必要ないという飼い主さんも、中にはいることと思います。それは当然のことです。
バランス・ドッグマッサージでは、1回で変化を望めることもありますが、そうでないこともある。そうでないことのほうが多いくらい。まだ3日間しかスクーリングを受けていない私の技術などたかが知れていて、経験と場数を踏んでいる先生のような見立てや、先生の魔法のような手技による心地よさなど、そう簡単に与えてあげられるわけはない、と端から思っている私は、劇的な変化や結果を求めることなく、まったく無欲で犬たちに接しています。
というより、ほかの犬たちに会えて、触れられることがうれしいんですね。マッサージをされて気持ちよさそうにしているのを見るだけで、幸せになる。そして、飼い主さんが興味を持ってくれそうなお話にさえ持っていければ、それだけで「よし!」という気持ちになるんですね。
そういう意味では、病巣や傷口に触れるとか、犬がイヤがっているのに強引にやり続けるとか、常識的に考えてNGのことさえしなければ、やれることがいくらでもあるというバランス・ドッグマッサージの幅の広さと奥行きの深さを実感します。これは研修する側にとって、とても有難いことです。NGなことさえしなければ、処方がひとつではないことは、ある意味、失敗もないということです。だからこそ、飼い主さんにも安心して薦められるし、受講生の私にとっては、肯定的な気持ちを積み重ねていける、素晴らしい経験だと思っています。
目に見えるような変化や結果ばかりを求めてしまうと、全体のプロセスを楽しむことができなくなり、見つけられるはずの小さな変化を見落としてしまいかねないという気がします。だから、すぐに大きな変化が何も起こらなくても、それはそれ、「まあ、いっか」。いや、何も起こっていないことはないんですね、多分。
だって、それぞれ違う筋肉や骨格に触れたり、自分とは異なる犬との暮らし方に触れさせていただくんだもの。予定したり期待したりしない分、飼い主さんから想定外の勉強をさせてもらったり、犬について予想外の発見ができたりして、けっこう「へえ~」と素直に感心したり、「ウッヒョ~」と喜んだりしています。あとは飼い主さんと心地よい信頼関係をじっくり築いていかれれば、そんな有難いことはない。真剣に結果を出そうと努力しているほかの受講生から見たら、ゆるゆるでノー天気過ぎるかもしれないけど。
私は動物は何でも好きなほうなので、ライオンやサイやキリンや、そんな動物たちにも触ってみたい。ありえないから、それならせめて、ブタや牛、馬でもいい(って、おバカ!)。そんな私にとっては普段は会えないほかのワンたちに触れられることは、この上なく幸せな機会です。もっちろん、うちのワンたちと一緒にいる時間が一番幸せなんだけど!
でも、ホント、課題に協力してくださった飼い主さんと犬たちに「有難う!」って言いたい。イタグレのアンジー、シーズーのクッキー、マル、ボストンテリアの音、ニコ、ほっぺ、ナギ、楽(らく)、そして、それぞれの飼い主さん、時間を取ってくださって、本当に有難うございました。
セラピーとかヒーリング、癒すなどの行為は、多分何か大きな見えざる手によってさせてもらっていることで、させてもらっている側が逆に教えられ、癒されていることだと感じている今日この頃であります。
犬も多犬種にわたるし、飼い主さんの考え方や犬との暮らし方もそれぞれ。あちらからバランス・ドッグマッサージを望んでお願いしに来ているわけではなく、こちらサイドの研修のためにお願いしているので、あまり興味がない、あるいはうちには必要ないという飼い主さんも、中にはいることと思います。それは当然のことです。
バランス・ドッグマッサージでは、1回で変化を望めることもありますが、そうでないこともある。そうでないことのほうが多いくらい。まだ3日間しかスクーリングを受けていない私の技術などたかが知れていて、経験と場数を踏んでいる先生のような見立てや、先生の魔法のような手技による心地よさなど、そう簡単に与えてあげられるわけはない、と端から思っている私は、劇的な変化や結果を求めることなく、まったく無欲で犬たちに接しています。
というより、ほかの犬たちに会えて、触れられることがうれしいんですね。マッサージをされて気持ちよさそうにしているのを見るだけで、幸せになる。そして、飼い主さんが興味を持ってくれそうなお話にさえ持っていければ、それだけで「よし!」という気持ちになるんですね。
そういう意味では、病巣や傷口に触れるとか、犬がイヤがっているのに強引にやり続けるとか、常識的に考えてNGのことさえしなければ、やれることがいくらでもあるというバランス・ドッグマッサージの幅の広さと奥行きの深さを実感します。これは研修する側にとって、とても有難いことです。NGなことさえしなければ、処方がひとつではないことは、ある意味、失敗もないということです。だからこそ、飼い主さんにも安心して薦められるし、受講生の私にとっては、肯定的な気持ちを積み重ねていける、素晴らしい経験だと思っています。
目に見えるような変化や結果ばかりを求めてしまうと、全体のプロセスを楽しむことができなくなり、見つけられるはずの小さな変化を見落としてしまいかねないという気がします。だから、すぐに大きな変化が何も起こらなくても、それはそれ、「まあ、いっか」。いや、何も起こっていないことはないんですね、多分。
だって、それぞれ違う筋肉や骨格に触れたり、自分とは異なる犬との暮らし方に触れさせていただくんだもの。予定したり期待したりしない分、飼い主さんから想定外の勉強をさせてもらったり、犬について予想外の発見ができたりして、けっこう「へえ~」と素直に感心したり、「ウッヒョ~」と喜んだりしています。あとは飼い主さんと心地よい信頼関係をじっくり築いていかれれば、そんな有難いことはない。真剣に結果を出そうと努力しているほかの受講生から見たら、ゆるゆるでノー天気過ぎるかもしれないけど。
私は動物は何でも好きなほうなので、ライオンやサイやキリンや、そんな動物たちにも触ってみたい。ありえないから、それならせめて、ブタや牛、馬でもいい(って、おバカ!)。そんな私にとっては普段は会えないほかのワンたちに触れられることは、この上なく幸せな機会です。もっちろん、うちのワンたちと一緒にいる時間が一番幸せなんだけど!
でも、ホント、課題に協力してくださった飼い主さんと犬たちに「有難う!」って言いたい。イタグレのアンジー、シーズーのクッキー、マル、ボストンテリアの音、ニコ、ほっぺ、ナギ、楽(らく)、そして、それぞれの飼い主さん、時間を取ってくださって、本当に有難うございました。
セラピーとかヒーリング、癒すなどの行為は、多分何か大きな見えざる手によってさせてもらっていることで、させてもらっている側が逆に教えられ、癒されていることだと感じている今日この頃であります。