小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

いのちの輝き

2008-06-28 | 

 先輩の女流詩人の方が足に原因不明の痛みを抱え、なかなかよくならないというので、ホメオパシーに関する本を送って差し上げたところ、同様のホリスティックケアの一種、オステオパシーの治療院を知人から勧められ、予約したと話してくれました。

 オステオパシーは、ギリシア語のオステオ(骨)とパソス(病む、治療)の2つを言葉を語源とし、1800年代にアメリカ・ミズーリ州に住むスコットランド系アメリカ人の医師アンドルー・テーラー・スティル博士によって考案されました。
 日本では「整骨療法」と呼ばれていたこともあるそうですが、オステオパシーは骨のみを調整する手技ではなく、どんな病気の患者にも必ず筋骨格系の異常があることに気づいたスティル博士が、循環系と神経系のアンバランスが症状を起こしているのではないかと考え始め、その思想と手技を確立させた整体術です。

 調べていくと、オステオパシーの手法のひとつに「筋・筋膜リリース」というものがあり、最近、バランス・ドッグマッサージでその言葉をよく耳にしていた私は「ややや!」と思いました。
 この手法は「筋膜の緊張に対して、引き延ばすように直接法を行ったり、あるいは収縮させるように間接法的に行ったりしてバランスを整える手法であり、本来はマッサージの技法のひとつ」と説明されていました。

 バランス・ドッグマッサージのほぐし系のマッサージも、オステオパシーに通じるものなのか…と思いつつ、オステオパシーに興味を持ち、書籍を検索していると、私の本棚に収まっている読了していない書籍の中に最適な解説書があったのです。
 それが『いのちの輝き-フルフォード博士が語る自然治癒力』(翔泳社/1,575円)。
 数年前から買ってあったのに「そうか、そうか。この本は今この時に必要だから、再び私の前に飛び出して来たのだな。よし、よし」と思いながら読み始めたら、う~ん、これがなかなか面白い。ドッグマッサージにもかなり役立つ解説満載だし、もちろん自分の健康維持にもとても役立ちそう!フルフォード博士の気骨ある態度にも惹かれながら、読み進めています。
コメント
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