東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR釜石線沿線歩き旅(16)

2017年08月10日 | JR 釜石線沿線 歩き旅
JR釜石線沿線歩き旅 (16)

岩手上郷ー>平倉 2.8 Km 2017年08月03日(木)

ときおり車は通るものの人の姿はない。





踏切から岩手上郷駅を振り返ってみる。



ここから太平洋までは約50キロある。



日差しが強くなってきたが風があるのでなんとか我慢できる暑さだ。

バス停があったので時刻表を見ると1日に2本の運行しかないのだった。



バス会社としては路線を廃止したいのがホンネだろうな。





早瀬川を渡る。水量は多くないが水は澄んでいる。





踏切を渡ったところに石碑の団地があった。







庚申塔などを一か所にまとめてしまったように見える。
その端っこに「朝日巫女」と書かれた塔があった。



文字が丸ゴチック体というのがチト現代的?
「朝日巫女」に関しての知識が無かったので帰宅後に調べてみると、神の導きで巫女になった女性が吉凶を占ったり洪水の時に川の流れを変えて村人を救ったりしたのだという。

そこを少し行くと「仙人峠道路」と交差する地点になる。
ここには「源義経北行きコース」の案内ボードがあった。



平泉で”死ななかった”義経が北方に逃れたという伝説の道なのである。
時代のヒーローはなかなか死なせてもらえないのだ。
実は義経は平泉では生き残り北へのがれて最後にはジンギスカンになったという伝説だが、いつまでも義経は庶民にとってのあこがれなのである。



さてそろそろ平倉駅だがと探していると、農家の物置小屋に見えたのが平倉駅であった。





駅舎に入ろうと戸を開けると蜘蛛の巣に引っかかってしまった。
夜中まで明かりの点いている駅舎は虫が寄ってくるのだ。




この駅舎、どうみても物置小屋である、もしかして中に農機具が仕舞ってあるんじゃないかと思ったほどだ。









時刻は10時40分。この駅で20分の休憩を取ることにする。


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