十勝の活性化を考える会

     
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不思議な十勝

2021-01-10 05:00:00 | 投稿

不思議な十勝とは、300億円も費やしてゴミ処理場を建設しようとしている計画のことである。ここ十勝は、日本の食料基地として「フードバレーとかち」といわれ、日本でも稀な恵まれた大地を有するところである。

 

日本の7番目の面積を誇る岐阜県と同じ広さで、1戸当たりの耕地面積が50ヘクタール弱で、大きな農地を保有する農業主体のところである。そこに、約7割の燃えるごみを燃やしてしまう焼却炉を作らんとしている。

ラベンダーで有名な富良野市は、再利用で燃やすゴミは1割弱に抑えているらしい。燃やせば地球温暖化を促進することになり、環境活動家 グレタ・トゥーンベリさんが、国連で行なった演説の主旨が理解できる。

 

不思議なことは、これだけではない。これに対して、十勝住民の反対運動があまり起こってこないことである。自分の身に、あまり振りかぶって来ないということであろうか、自分には何とも理解しかねることである。今の日本、だんだん貧しい国になっていくことを思うと、理不尽なことが多すぎる。

 

例えば、人口減少の要因になっている少子高齢化である。人口減少はいろいろな理由があって、解決には100年間は掛かると言われる。ゴミ処理場の問題解決にはそれほど時間は掛からないので、もう一度、十勝住民は考えてみよう。これからのキーワードは、変わる時代、変えるスタイル、未来志向である。

「十勝の活性化を考える会」会長

注) 十勝はこんなところです。

十勝は、北海道を14に分けた行政区画である振興局の一つで、北海道の東部に位置し、1市16町2村から構成される地域です。 十勝の開拓は、明治16年(1883年)に「晩成社(明治15年1月、現在の静岡県松崎町で結成)」一行27人が、下帯広村に入植したことによりはじまりました。

その後、寒冷な気象条件にありながらも、広大で恵まれた土地資源、年間2,000時間を越える日照、良質な水資源等、豊かな自然環境の中で、農業・林業・水産業といった1次産業を柱に地域が発展してきました。

(出典:十勝観光連盟ホームページより)

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