十勝の活性化を考える会

     
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市長への手紙

2021-01-27 05:00:00 | 投稿

 

広報おびひろ令和32月号の「市長コラム」を読んだ。帯広市長が言っているとおり、これからの市政は、人が真ん中に居るデジカル化を進めるべきであると思う。

日本は国策で、地球温暖化につながる温室効果ガスの排出をゼロにする「脱炭素社会」の実現を、2050年までにするようであるが、帯広市はこの脱炭素化をどのように進めようとしているのであろうか。

 

『聞くところによると、新ゴミ処理場の建設が検討されているそうである。これには地球温暖化を招くゴミを燃やす焼却炉が検討されているようであるが、これは国策と相反する政策である。もっと将来を見据えて、人間が真ん中にいる「脱炭素社会」の実現が、帯広市の市政にあるべきである。

これにより十勝ブランドの価値が一層高まると思う。これからの市政のキーワードは、地球温暖化を踏まえて、「環境市政」の実現が中心になると思う。なお、アメリカ合衆国の故ケネディ大統領の演説の中に、次のようなものがある。

 

こういう非常事態のときには共通の危機を防ぐことが共通の利益[公共の幸福]になることが明白でした。さて、今この時点ではどうでしょうか。 私達はいま選択を迫られています。父祖母祖が示してくれた手本によって私達は鼓舞されることにもなりますし,誉められることにもなるのです。私達はこの恵まれた時代においてもやはり断じて勇気を示す必要があります。諸問題と真正面から取り組むべきです。諸問題を孫の世代に先送りすべきではありません。」 (市長への手紙より)』

また、令和3122日付け「北海道新聞」(ひと2021)欄に、第164回芥川賞に決まった宇佐美りんさんが、小説を書く原動力について、次のように語っていた。「理想とどうにもならない現実とのギャップを感じた。どうしようもなさを書いていきたいな」と。 故ケネディ大統領の演説と芥川作家宇佐美りん氏の語っていることは違うが、二人とも人間の役割としてのあり様をいっていることは同じであり、見習いたいと思う。 

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注) 第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ

ケネディは、アメリカ合衆国政治家。同国第35大統領(在任1961年1月20日 - 1963年11月22日)。在任中の19631122日に、テキサス州ダラスで暗殺された(ケネディ大統領暗殺事件)。

1960年アメリカ合衆国大統領選挙で民主党候補として指名を受け、対立候補の共和党リチャード・ニクソンと歴史的な接戦の末、わずかな票差で破り合衆国大統領に当選、翌1961年120日に第35代アメリカ合衆国大統領に就任した。大統領就任時の年齢は43歳で、アメリカ合衆国の歴史上、選挙で選ばれた大統領としてはもっとも若い大統領であった。

20世紀生まれの最初の大統領であり、カトリック教徒として初の大統領であり、アイルランド系アメリカ人としても最初の大統領となった。さらに(著作『勇気ある人々』で)ピューリツァー賞を受賞した唯一の大統領である。また、演説においてアメリカの掲げる『自由』を「黒人以外」と主張する反人種差別主義者である。

日本では演説の最後に語られた、次の一句がよく引用されている。

・・・我が同胞アメリカ国民よ、国が諸君のために何が出来るかを問うのではなく、諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい。・・・世界の友人たちよ。アメリカが諸君のために何を為すかを問うのではなく、人類の自由のためにともに何が出来るかを問うてほしい。・・・最後に、アメリカ国民、そして世界の市民よ、私達が諸君に求めることと同じだけの高い水準の強さと犠牲を私達に求めて欲しい。・・・

 

 (出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

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