無題

　宮城県美術館「フェルメールからのラブレター展」を、元妻と一緒に観てきました。
　11月の川内・青葉山は、紅葉から枯れ葉色に変わる頃で、好きな季節です。
　なのですが、今年は例年のような感動を覚えません。
　展覧会も、フェルメールの３点以外は、さらっと一瞥したという感じでした。昔は、食い入るように筆運びやマチエールを追ったものですが。

　キャンパスでは学祭が開かれていました。当時もサークル不参加の私はスルーでしたが、やはり冷ややかな感情しか覚えません。
　今年、とある理由から、この母校を嫌いになりました。そのことも影響しているのでしょう。
　
　東北大の総長が、色々と騒ぎのあった現在の井上総長から、東北大病院長の里見副学長に交代となります。
　新総長は仕事で面識のある方です。そうだというのに、大学に良い感情を覚えられない。
　メルマガも全然開いていません。

　ここに書く記事もなんの意味があるというのでしょう。私はただ存在し、価値なき自分をより価値なくしているだけです。