昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

あまりにも儚い

2020-03-31 00:07:14 | Weblog
酸素吸入器を付ける生活になっても、生還だけはしてくれると思っていたのに。
これまで、人工心肺治療での新型コロナ死者は出ていないと言っていたのに。
こんな形で終幕。本人は望んでいなかったでしょう。

発症から約2週間。
陽性発覚から6日。
スピードがありすぎる。
そうなる人とならない人の違いがわからない。

鬱だからというのもあるかもしれないが、ずっと胸から背中にかけて重たい。
未知の感染症で、日本では死亡率はずっと低いのに。
ビートたけし氏が「ロシアンルーレットみたい」と言っていたのが正にだった。
先週土曜日、氏は既に志村氏に意識がないことを人伝に知っていたのではないか。

鬱で寝てばかりいて、仕事に無理矢理行く。今の生活を最低限守るため。
それでいいのか?それだけで突然、意識がなくなって死んでもいいのか?
死にたいとつぶやいている。それは嘘ではない。しかし氏のその逝き方はなんか違う。

考えがまとまらない。これは戦争の代わりだ。世界大戦が起こらぬ代わりの厄災だ。歴史上何度も経験してきた。
世界のありようが変わるかもしれない。あまり変わらなければ幸運がまだあったということだ。

厄災の世紀

2020-03-15 23:16:56 | Weblog
天災に蝗害に疫病と、ヨハネ黙示録もかくやという世情。
五島勉氏は便乗本を書けば良い。さすがに炎上するか。
平安時代なら遷都しているような事態である。如何に技術が発展しても自然には勝てぬ。
人間には割と先を見通す力はある。しかし咄嗟の対応力は個々人で大きく異なり特に秀でてはいない。
個人としては良識に従い、万全の備えをし、いざという時は人を頼り、余裕のあるときは人を助け、いよいよとなれば覚悟を決める。
いつか死ぬことを自覚している生き物はそうそういない。やはり覚悟こそが人としての矜持ではないかと考える。