大相撲名古屋場所(愛知県体育館)は22日、千秋楽を迎え、東横綱の朝青龍(26)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=が14勝1敗で3場所ぶり21回目の優勝を遂げた。東関脇の琴光喜(31)=本名・田宮啓司、愛知県岡崎市出身、佐渡ケ嶽部屋=は13勝2敗で優勝は逃したが、場所後の大関昇進が事実上決まった。
日本相撲協会審判部が同日、琴光喜の大関昇進を諮る理事会招集を北の湖理事長に要請、了承された。25日の理事会で昇進が正式決定する。
大関誕生は昨年春場所後の白鵬以来で、昭和以降79人目。日本人では01年九州場所後の栃東以来。また31歳3カ月での昇進は年6場所制になった58年以降最年長記録。幕下付け出しで初土俵を踏んだ学生出身力士としては雅山以来7人目、日大出身は輪島以来2人目となる。
終わってみれば、またもや、朝青龍が、貫禄の優勝。初日に負けた時には、朝青龍もコレまでか、いよいよ白鵬時代に突入か・・と思われましたが、そこは、先輩横綱の意地で、直接対決も制して、見事、21回目の優勝でした。
新横綱の白鵬も、横綱としての、初場所でしたが、最後は、息切れの連敗で、今ひとつの成績でしたが、まぁ、最初にしては、役目は果たせた結果だと思われます。
そして、地元場所の勢いで、関脇琴光喜が、13勝を上げ、大関に昇進を確実なものとしました。
万年関脇のイメージでしたが、今回は、まさに、ホームゲームアドバンテージを利用しての快進撃でした。
千秋楽は、持ち前の?勝負弱さを見せて、優勝は、逃しましたが、白鵬以来の大関誕生で、次の場所もひとつ楽しみができました。
最後になりましたが、今場所、敢闘賞を受賞した豊響という力士には、来場所以降も期待が出来そうです。今場所も勝ち越した豊真将共々、山口出身力士と久々に、意気のいい日本人力士の誕生に、今後の相撲界の光明を見て取りました。
来場所も楽しめそうです。
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