東京競馬場で行われた安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団外から脚を伸ばした戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ソングライン(牝5、美浦・林徹厩舎)が、好位の内から伸びた3番人気セリフォス(牡4、栗東・中内田充正厩舎)を差し切って1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒4(良)。
〇ソングラインが安田記念、連覇達成!前走のヴィクトリアマイルに引き続き、マイルG1・3勝目をゲットです。東京マイルでは、安定の強さ。昨年、回顧録に「ディープ産駒、キンカメ産駒という根幹距離でキレる脚のある馬の産駒がいなくなるし(古馬はあと何年かはいるでしょうが・・)キズナ産駒でも、根幹距離で活躍する馬がでてくるんじゃないかな・・特に、牝馬のキズナ産駒は牡馬に比べ、根幹距離でのレースに向いた産駒が出てきそう。純粋にキレる脚を必要としない上りのかかる展開ならマイルでも十分馬券になりそうです。まぁ、それなりの実績は必要ですが(G1レースで連対した経験のある馬に限りますが)」と書きましたが、まさにその通りの結果。まぁ、ソングラインは切れのある末脚がありますが・・。
安田記念自体、「牝馬」が馬券に絡みやすいレースになってきてます。ここ「6年連続」で馬券になってます。虎の巻にも書いてありますが、東京マイルG1での連対か、G1で牡馬相手に連対してる馬に限りますが、牡馬相手にG1でも勝ち負けして、東京コースの実績があれば、今後も、斤量差もあって牝馬は有利なレースになると思います。
秋のマイルCSは、マイル以上での実績のある馬の方が有利ですが、左回りの方が良さそうなので出て来ないかなぁ・・
☆セリフォスが2着。正直、評価はしていなかったので複雑です・・。レーン騎手がウマかったってことですね。ポンとゲートを出て普段よりも前目のポジションで折り合いをつけて内から伸びました。東京コースは雨が上がると内から乾くので内有利になるのですが、思った以上に馬場も良くなりコースロスなくいいポジションで競馬ができました。これは、やっぱり、騎手がウマかったということですね。
ダイワメジャー産駒はあまり、東京コースは良くないはずですが、この馬自体、本来のダイワメジャー産駒らしくなく切れ味で勝負するタイプで稀有な存在です。なので、昨年のマイルCSでも追い込みが効いたんだと思います。昨年の実績もありますし、秋のマイルCSも評価しなくてはいけませんね。なめていましたが、ダイワメジャーの代表産駒になりそうです。
◎シュネルマイスターが3着。一昨年、3着、昨年2着と来ていたので、今年、1着を期待しての◎でしたが、結果3着。馬場が乾いて前目でレースした馬が少し有利になった分、差し届かずという結果ですね。
予想後に、展開を考えていたら、やはり、HペースにはならなくてM~Sペースになるかもなぁ・・と思ってソダシの評価を上げようかと思ったのですが、思った通りHペースにはなりませんでした。前に行くのが豊のジャックドール、川田のソダシならやっぱり、落ち着くわな・・。買ってた馬は差し馬を多めに買っていたのですが、もう少し、検討する余地はありましたね・・。
期待していた▲イルーシヴパンサー、△レッドモンレーヴですが、想定していた「G1の壁」に今年も跳ね返されました・・。まぁ、騎手自体もG1の壁に跳ね返されたって感じですが・・。レッドモンレーヴは一瞬、シュネルマイスターと上がって来た時、やったか!と思いましたが、脱落・・。とは言え、まだ4歳馬ですから、秋以降に期待します。
×ソダシですが、予想で書いた通りの割引材料の多さがそのまま、当たったって感じですかね。「ワンターン左回りは着外無しの実績も、展開、調教、乗り替わりで前走より割引材料が多すぎる。初の中2週も気がかり。対牡馬実績も牝馬限定戦に比べ見劣るし、人気もしてるので5番手。」と、ここの予想はバッチリでした。個人的にはスプリント路線にも行ってもらいたいと思っているのですが、どうだろう・・血統的にはあるとは思うのですが。
ということで、6頭ボックスで買った3連複は当たったものの、思いっきりのガミリです。春、残すは「宝塚記念」のみ。少しでもマイナスを減らして秋のG1に備えられるよう予想を頑張ります。
来年用に「虎の巻」に追記します。
・京王杯組は、1~3着馬なら、上がり2位以内で馬券対象になった馬。着外からなら、57kg以上で、上がり2位以内の1ケタ着の馬のみ。
・そのレースも、1.20台で決着したは、評価できるが(良馬場以外ならタイムは遅くてもOK)、それ以下の時計なら、上り最速で後ろから差して馬券になった馬のみ。
・ここ数年、京王杯からのローテで馬券になった馬はいないのは気がかり。以前は、前目で踏ん張るレースだったが、ここ5年は、差し・追い込み馬が有利な瞬発力勝負になりつつあることが原因かもしれないので、持続力勝負になるこのレースは適性が違うのかも。
・ヴィクトリアMからの参戦は、東京G1連対馬。でなければ最低でも、東京マイル重賞勝ちの実績が必要。 あと、ヴィクトリアMより、調教が悪い馬は、いらない。
・牝馬で馬券に絡んだのは、牡馬混合のG2以上のレースで馬券になっている馬のみ。
・前哨戦のマイラーズC,京王杯SC,ヴィクトリアマイル、大阪杯のレースを再度検証して、精査すること。
・香港馬は、1.33台の持ち時計のある馬のみ。特にチャンピオンマイルを、その時計で、3着以内で参戦してきた馬は、買うべきだが、それ以下なら、バッサリでもいい。ちなみに、その時計があれば、秋のマイルCSでも通用すると思われる。ただ、馬場が良くて、高速馬場(マイルが1.32秒台)になっている場合は、香港馬はいらない。逆に、やや重以下の馬場で、パワーがいるような場合は、買い。あと、テンの入りが33秒より早くなるようなら、香港馬はいらない。
・底力が問われるレースになるので、リピーターが多い。このレースを好走した馬は、翌年も好走する可能性がある。(特に連対したG1馬には要注意)
・前走スローペースで負けた馬の巻き返しあり。差し追い込み馬に有利。
・母父サンデーサイレンスは要チェック。血統で言えば、サンデー系より、凱旋門賞を勝つような、ヨーロピアンな血統馬の方がいい。ノーザン系のリファールや、サドラーズ、ニジンスキー、クロフネ、ロベルト系や、キングマンボ系。サンデーでも、ハーツ、ステイ、キズナや、ダンスみたいな、重目の血統が、好走すると考えられます。
・大型馬で490kg以上くらいの馬が強い(馬格で弾き飛ばせるような馬)
・近年は、差し追い込みのレースになりがち。極端なHペースにはならない。M~Sペースになり、外枠で差し脚のある馬が有利になる。ただ、逃げ・先行してマイル~2000mのG1で馬券になった馬なら、前目でも馬券になることは可能。
・近年は、マイルCSとリンクする展開になり、差しで切れる脚がある馬が有利になってきている。
・菊花賞に出走した明け4歳馬は、馬券に絡めない。
・良馬場なら、近2走で、上り最速で勝った馬は、買い。
・今後、大阪杯からの参戦が多くなると思われるが、東京G1で馬券になったことのある馬は買い。特に東京コースの1400m~2000mで馬券対象になったことのある馬を重視。
・6歳以上の馬で、G1馬以外ならG2の1400mレースで馬券対象になっていること。(東京1400m、阪神、京都の1400mG2での馬券対象馬)
・7歳以上の馬でマイルG1連対歴のない馬は消し。
・芝未勝利馬は消し。
・過去5走以内に1400m以上の重賞で馬券対象の経験のない馬は消し。
・重賞連対経験のない馬は、連勝して来た馬のみ。重賞未勝利馬は、最低、2回は、重賞で連対してること。
コレで来年は、バッチリか?!
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