２０２０ G1 菊花賞 予想！

牡馬クラシック第３弾、「菊花賞」

今年はなんと言っても、主役は、「コントレイル」

先週の「デアリングタクト」同様、「無敗の３冠馬誕生！」となるかが最大の焦点となっています。

大方の見方では、デアリングタクトよりもこっちの方が、３冠確実という雰囲気ですが、こればっかりは、勝負の世界だけに、順当に３冠達成となるかどうかは、ゴールするまでわかりません・・。

とは言え、やはり、「父子無敗の３冠馬」誕生となれば、このコロナ禍において、先週に引き続き、嬉しいニュースとなることは確実ですし、３冠達成を期待しているので、予想の前に、「◎コントレイル」を宣言しておきます。

後は、相手探しの１戦となるわけですが、先週同様、スンナリきまりそうにもありません。

先週は、「春の実績馬」が有利との予想で、思いっきり恥をかきましたので、じっくり、吟味して予想していきたいと思います。

まずは、例のごとく「虎の巻」にて、馬を絞っていくのですが、先週の「秋華賞」同様、今年は、トライアルが例年通りではありませんでした。

最重要トライアル、「神戸新聞杯」が阪神２４００ｍではなくて、「中京２２００ｍ」

秋華賞は、結局、コース替わりだった、「ローズS組」は馬券に絡みませんでした。例年通りのトライアルの意味をなしていなかったということです。結果を鵜呑みにしなくて正解でした。（とは言え、馬券は当たりませんでしたが・・）

で、ここ数年、結果を出しているトライアルの「紫苑S」から１頭、古馬混合戦を強い競馬で勝った馬が、２冠馬に食い下がった格好でした。

この結果を踏まえると、牡馬は「２冠馬＋セントライト記念＋古馬混合戦勝ち馬」という形になるのかもしれませんね・・。

まぁ、それは、データを絞っていって、残った馬で吟味するとして、まずは、虎の巻で消える馬をチョイスしていきます。

まずは、「条件馬」から。クラス分けがややこしくなりましたが、過去、１０年でこの組から馬券になったのは、「３着のみ」で５頭。

今年、前走、オープン以下の条件馬クラスから参戦してくる馬は、「３頭」います。このクラスからは、東京１８００～２４００ｍ、京都１８００、2400m外回り、阪神２４００ｍで、好走（連対経験）があることが絶対条件。さらに、すべて、３勝馬で、「前走古馬混合戦の２２００ｍ以上のレースで０，１秒以上の差で勝った馬のみ」です。条件馬でこの項目をクリアしてない、「アリストテレス、ダノングロワール、」の２頭は消し。

そして中１週のローテーションの「ディアマンミノル」も消しです。ということで、今年は、穴っぽい馬が多かったのですが、条件馬からは、馬券対象馬はいません。

残念ながら、当初の予想の古馬混合戦勝ち馬の目は消えてしまいました・・。ただ、「ダノングロワール」は、馬場がやや重だったので、０．１秒差付かなかったという可能性もあるので、この後、残っていく馬との兼ね合いで、保留ということで。

次に、トライアル以外の「重賞組」からの参戦してくる馬ですが、今年は、「キメラベリテ、サトノインプレッサ、ブラックホール」の３頭。しかし、この３頭とも、掲示板すらのっていない馬で、９着と２ケタ着ということで、「消し」という判断です。

トライアル、「セントライト記念組」。ここからは、「４頭」が参戦。セントライト記念は、連対馬以外ならば、２２００～２６００ｍのレースで勝っていることが絶対条件。

さらに言えば、馬券になった馬でも、東京２０００ｍ、２４００ｍや関西の直線の長いコースで勝ったことのある馬だけを買えばOK。

これで、消えるのが「ガロアクリーク」　

ただ、セントライト記念は、秋華賞トライアルの「紫苑S」とは違って、歴史のあるトライアルレースで、ここのトライアルから、参戦して馬券になった馬の9割は「連対馬」なんですよね・・。ここで3着以下から馬券になった馬は過去、10年で、「クリンチャー」のみ。それも、不良馬場のレースで、勝ち時計は３．１８．９というとんでもないスタミナレースになった年でした。春のレコードが出るような皐月賞を逃げて4着に粘ったスタミナ満点のこの馬にはハマったレースだったことは間違いありませんでした。

これを、「ノーカン」って考えても、連対馬以外で絡むことは極めて難しいと判断しました。ということで、「ヴァルコス」も消えます。

ここまで書いてきたのですが、今回、気づいてしまいました・・・。過去、１０年、このセントライト記念から馬券になった馬は、ナント、すべて、「関西馬」のみでした・・。

というか、関東馬で、馬券になったのは、「ゴールドアクター」と「フィエールマン」のみです。

トライアル経由で関東馬が馬券になったことはありません。底を見せていない重賞勝ち馬と、古馬相手に、２２００ｍ～２６００ｍのレースで３勝していた長距離適性のあった馬です。

ということで、２着馬の「サトノフラッグ」も消えることになります。

そして、「神戸新聞杯」組ですが、先週の「ローズS」同様、今年は、「中京競馬場」でしかも、「２２００ｍ」という「非根幹距離」での開催でした。

先週は、トライアルの距離、コース変更のあった、こちらの組から馬券対象になった馬はでませんでした。まぁ、予想でも書きましたが、このトライアルの結果は鵜呑みにしない方がいいかなぁ・・とは、思っています。（着順に関してはという意味で）

こちらからは、「８頭」が参戦しますが、直結コースでもないですしね・・。ただ、ローテ的にはステップレースとしては、機能しているので、そこは参考にはできます。

例年の阪神２４００ｍで行われたレースならば、先行して権利をとった馬（１～３番手くらいで）は本番も、馬券になる（先行馬で、最先着馬と、上がり最速馬も要チェック。さらに、このレースで6番手以内から馬券になった馬が本番で通用する。）。ということで、同じ条件で当てはまるのは「コントレイル、ヴェルトライゼンテ、ディープボンド」の３頭のみ。

神戸新聞杯組で、掲示板以下から馬券になるには、かなり確率は低いが、京都外回りコースは必ず経験している馬のみ。重賞連対馬なら、さらに良し。

とのことなのですが、そもそも菊花賞においては、過去、１０年で、前走３着以下から馬券になった馬は、３０頭中、わずか、「３頭」しかいないんですよね・・。それくらい、前走からの急激に状態が上向きになる馬っていうのは少ないレースなのだと思います。前走馬券になっている馬を信用するべきレースだと思います。

ちなみに、その３頭で、連対したのはセントライト記念９着からのクリンチャーのみ。３着になったのが、ともに、神戸新聞杯の４，５着だった、ユウウキソルジャーとエアスピネルです。

クリンチャーとエアスピネルは、皐月賞で４着という春のクラシックで、一応、世代では上位の能力のを示した馬でした。ユウウキソルジャーは、２４００、２６００ｍでの勝ち鞍があった、ステイヤー気質のある馬でした。

まず、ここで、トライアルとして５着までの馬は、評価しておいて、次に春の実績を踏まえて、馬を吟味した結果、「マンオブスピリット、レクセランス、ビターエンダー」を消します。

マンオブスピリットは、春先、体が緩いと騎手に評価されていて、今回も、内に刺さる競馬になりました。左回りが不得手かもしれませんが、後ろからしか競馬をしていない点も踏まえ消し。同様に、レクセランスも、成長を感じられず、消し。ビターエンダーは、騎手、津村騎手が、京都競馬場で、実績が見劣る点で消しです。

同様に、３着馬、「ロバートソンキー」、５着馬、「ターキッシュパレス」も、伊東、富田騎手では、不安です。やはり、「淀の３０００ｍは騎手で買え！」という言葉もありますからね・・。

どちらも、ノーザン系の馬ではないので、いい騎手が手配できなかったとは思いますが、ここは、「記念出走」だと判断しました。

ということで、残ったが、「コントレイル、ヴェルトライゼンテ、ディープボンド、バビット」の４頭です。もう、これで行こうかと思いましたが、前出の「ダノングロワール」を加えて５頭で勝負です。

この馬に関しては、「関東馬」、「非トライアル組」、「古馬混合戦勝ちを含む、２４００ｍ以上で３勝」と「ゴールドアクター臭」がしているので、買い目に入れてみます。来ても「３着」までですけど7ね。

デアリングタクトよりも、単勝人気が高いので、配当は付かなさそうなので、より絞って５頭で勝負です。

◎コントレイル

○ヴェルトライゼンテ

▲ディープボンド

△バビット

×ダノングロワール

 

です。

◎○▲△の馬連、◎○▲△×の３連複ボックス、◎⇒○▲△×の３連複で勝負。あと、３連単も少し買ってみます。

先週に引き続き、無敗の３冠馬誕生を楽しみに、観戦したいと思います。