松坂、岡島のレッドソックスがワールドシリーズ制覇!

　ココ日本でも、「日本シリーズ」が開催されていますが、海の向こう、メジャーでは、一足早く、松坂・岡島の所属する、レッドソックスが、松井稼頭夫の所属するロッキーズを下し、ワールドシリーズを制して、世界一の称号を得ました。

　「１００万ドルの男」として、鳴り物入りでメジャー入りした、松坂でしたが、シーズン中は、日本のようには行かず、紆余曲折を経てこの世界一にたどりつきました。

　日本時代同様、大舞台に強い松坂とは言え、今回の優勝は格別でしょう。メジャーの先輩である、イチロー、松井秀喜ですら、まだ、獲得していないメジャー制覇という偉業を、ルーキーシーズンに達成できたことは、やはり、この男、強い運命の下に生まれているんだなぁ～と改めて感じさせてくれました。

　松坂に注目は、集まりますが、やはり、自分は、岡島の活躍が、今回、レッドソックスの優勝には、かなり貢献していたように感じました。

　日本では、（特に巨人時代は）出てきては打たれるイメージが強くて、ここまで、素晴らしいピッチングの出来る投手になるとは思いませんでした。

　あの独特な「アッチ向いてホイ投法」が、メジャーリーガーのタイミングを見事に狂わせ、新しく覚えたチェンジアップを巧みに使い、素晴らしいセットアッパーとして、監督の信頼も得ました。ワールドシリーズ中は、残念ながら、シーズンの疲れや、プレッシャーから、本来のピッチングができませんでしたが、ワールドシリーズに、チームを導いたのは、間違いなく、彼の功績であると思います。

　この２人のサムライがレッドソックスの優勝に貢献できたことは、我々、日本人の誇りであります。

　今回、４連勝での決着となりましたが、見応え十分の試合でした。日本のプロ野球も、同じくらいエキサイティングな試合を期待したいですね。