東京競馬場で行われた第43回ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放したC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、2着の2番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分21秒8(良)。
◎イクイノックスがG1・6連勝を達成。世界最強馬の力をいかんなく発揮しての勝利。圧巻の勝利でした。おそらく、自分の知っている馬の中で一番強いと思ったディープインパクトと同等かそれを陵駕している可能性もあると感じさせられる走りでした。古馬になり体に能力が追い付いてまさに、最強馬になってきたのかもしれません。父、キタサンブラックは5歳でG1.4勝した成長力のある馬でしたし、さらなる高みもみえてくるでしょうね。
国内には敵なしですから、来年は、海外で是非、勝負してもらいたいですね。凱旋門賞もこの馬なら勝てる可能性があるかもしれません。
▲リバティアイランドが2着。3冠牝馬も最強馬には及びませんでしたが、素晴らしい走りでした。3歳牝馬の4kgの斤量アドバンテージがあってもあの着差ですから、相手が悪かったとしか言いようがありません。来年は、さらに強くなるはずで、牡馬相手でも十分勝ち負けできる馬であることは証明されましたから、国内に専念すれば、G1をあと、3,4個は勝てるでしょうね。距離もマイルから2400mも十分対応できるでしょうし、イクイノックスが出ないレースなら間違いなく1番人気になる器の1頭です。
3着に×スターズオンアース。これはビュイック騎手の好騎乗。モレイラ、レーン、ムーア、C・デムーロと海外の1流ジョッキーの騎乗する馬は、日本人騎手の2,3馬身前を走らせるくらい騎乗技術が素晴らしいですが、この騎手もやはり素晴らしい騎乗でした。
まぁ、わざわざ、出稼ぎに日本に来てるわけですから、本気度も違います。物見遊山で来てるわけじゃありませんもんね。大きいレースは、勝ちにいきますって。今日も、乗り難しいスターズオンアースを素晴らしいスタートから4,5番手に御して折り合わせて、直線もしっかり伸ばして3着死守。
4着▲ドゥデュースを抜かせませんでしたからね。ここは騎手の差でしょう。ただ、こちらの馬も最高に上手く乗ったとは思います。しっかり、脚が溜まって上り2位を繰り出しても、勝ち馬とは0.9秒差を付けられるわけですから。この馬は、来年は、マイル路線に行った方がいいかもしれませんね。イメージ的にサリオスみたいになりそうです。やはり、2000~2400mは、層が厚くなりそうで、この馬のレベルでは厳しいかもしれません。
5着に〇タイトルホルダー。父譲りの体内時計を期待した和生騎手の騎乗でしたが、フツーでしたね・・。もう少し、パンサラッサを追うくらいのスタミナ勝負に持ち込んでいたら、後ろの馬の届かない位置にいれたかもしれません。まぁ、イクイノックスにはやられたかもしれませんが、他の馬には交わされていなかったかもしれません。ここ叩きで有馬記念が大目標と考える方が多いとは思いますが、自分はそうは思いません。
有馬記念では過剰に人気しそうですが、自分は、この馬は有馬記念は向いていないと思っています。ただ、メンバー次第なら買うかもしれませんが・・。
ということで、1~5番人気が掲示板独占で、力通りの当然と言えば当然の結果。馬券も当たっていますが、思いっきりのガミリです。まぁ、今日は、素晴らしいレースを観戦できたことに感謝です。
「虎の巻」的には、的中してますがもう少し、精査して項目を増やして、とりあえず、更新しておきます。
・日本向きの血統じゃない馬で、時計のない外国馬は消し(カナダ、ドイツ、香港当たりで速い時計で勝負になった馬のみ)
・3.4.5歳馬が強い。特に3歳馬はクラシック連対馬は買い。(ダービー、菊花賞は特に)
・3歳牡馬で菊花賞5着以下は、消し
・6歳馬以上は、G1馬以外は、前2走のどちらかで2000m以上の重賞連対くらいは欲しいところ。(とくに京都大賞典とか、天皇賞・秋)
・8歳以上の高齢馬は消し。
・天皇賞、菊花賞からのステップは、買い。天皇賞・秋の勝ち馬は、次走も、好走する確率が高い。(特に、JCや、マイルCSなど)
・本来、レベルの高いレースであるので、リピーターレースになりやすい。馬券に絡んだことのある馬は、翌年以降も要注意。特に3,4歳で絡んだ馬は翌年も馬券になる可能性あり。5歳馬は、可能性は低いがG1馬なら注意が必要。
・スローペースになりやすいので、前目で瞬発力のある馬を狙う。内枠が有利。
・乗り替わりなら外国人ジョッキーに乗り替わった馬は評価するべき。
・牝馬はG1馬のみ。(ただし東京の2000m以上のG2、G1で馬券対象になったことのある3歳牝馬で東京コース着外なし(掲示板)なら、斤量差で、馬券対象になりうる)
・古馬で凱旋門賞・天皇賞・秋からの参戦で、天皇賞・秋の勝ち馬以外で、2200m以上の重賞で連対したことのない馬は消し
・連対するなら、G2クラス以上で、2000m以上の連対経験のある馬のみ
・古馬になったらスタミナ色の強い馬が馬券になりやすい。リピーター以外なら、菊花賞や、天皇賞・春で馬券になったことのある馬が馬券対象になりやすい。
・逆に3歳馬や、牝馬は、東京のマイルや2400mのG1で勝利や連対したことのある馬や、マイル寄りの血統の馬の方が馬券になる。(スピード重視型)
・3歳牝馬はG1連対は必須。古馬牝馬なら、牡馬相手の重賞で馬券対象になっていることは必須。
これで来年も、バッチリかな?!
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