写真は権之助坂を下りつつ撮ったものですが、目黒駅を境に、東側品川区サイドは東京都庭園美術館(現在、閉館中)、西側目黒区サイドにはこちら目黒区美術館で開催中の企画展バナーが目黒通り沿いに掛かります。
こんな風に、地元と一体になった”盛り上げ”を2つのtokyoboyが大好きな美術館は行っている訳です。
さて、企画展タイトル中のDOMAはどうやら”土間”の意。
秋岡さんが後半生傾注した木工芸品を作る”場”ということのようです。
でも、秋岡さんというと工業デザイナー、って思いますよね。
今回改めてこの回顧展を拝見すると、個人、所属するデザイナー会社、それぞれ主体は変わっていますが、個人的に思い出深いものをちょっと挙げても:(カメラの)ゼンザブロニカ、三菱鉛筆の「uni」シリーズなど並びますし、何より学研の「科学」の付録って1964年の開始時期は秋岡さんの製作だったそうです。
この開始年って、正にピッタリtokyoboyが「科学」の購読を始めた年です…
あ、「学習」は取りませんでした、念のため。
その他にも童画など幅広い活躍をされた秋岡さん、正直目がクラクラする位の多彩な展示。日経では彼の鋸など道具シリーズにフォーカスした紹介記事を掲載していましたが、時代ごとに切り取って突っ込んでも面白そうな、そんな感想を持ちました。
さて、今回の入場料は900円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計5,260円となりました。
2011年晩秋、今年最初の「ヒレカキ」を頂いて、こちらのアーカイブを作ろうと思い立ちました。
実際のところ、何10回となくお邪魔しているし、何時もはブログ記事にはしませんので抜粋版のみで。
迷作?、”かつ壱算”、東日本大震災直後の記事含め、お楽しみ下さい:
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(2009.07 gooプラットホームに移行してこの記事が”埋まっていたこと判明。正宗、初回紹介記事です:)
最後は目黒、とんかつの名店「かつ壱」さん、ひれかき定食1,350円也。こちらのカキフライも季節限定ですが、ヒレカツも含めまあ美味しい、美味しい。
マスコミ的にはソースかつ丼900円也が有名ですが、リーズナブルな値段で美味しいお昼でお腹一杯、がこのお店の魅力。問題はひれかきになると揚げ物を食べるのに精一杯になって漬物(これも美味しい!)とか味噌汁がお留守になること…
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(2009・11) → どうやらこの記事が本ブログで「かつ壱」さんを紹介した初めか???
こんな天気に誘われて、昼休みに向かった先は五反田、「とん金」さん。
目黒に勤務開始後、この辺りのランチ紹介ブログで目にして以来、出先からの戻り道や、この日のように肌寒で晴れている日とかに時々お邪魔しています。
前から気になっていた水曜日のランチ”メンチカツと生姜焼き”、900円也を注文。写真に大振りなお味噌汁が付くんですが、何回来てもブログで皆さんが”語る”ようなメガ盛りには出会いません。だから、人気シリーズ”ギガ/メガ盛り”で紹介していないんです…
以前はカレーを頼むと、ご飯、カレーの無限追加が可能だったから、のようですが、この2年間で値段も上がり、またお替りについての”ポリシー変更”も1年以上前には張り出されていました。
もう、今ではお客さんの期待値も落ち着いたのかな。正直、これだと、我らが目黒駅前「かつ壱」さんのヒレかつ定食1,050円也(写真左)がかなりの競争力を持ちますねえ。味噌汁も「とん金」さんの魚粉入りに比べ、オジの肝臓に嬉しいシジミなことも加点要素^^
それでも、価格なりに満足出来るランチであることは間違いありません。近くに寄る機会があったら又お邪魔したいと思います。
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(2009.11 「かつ壱」タイトルでは初回^^;) ← お気付きのように「ヒレかつ」ランチが口切り紹介です。
11月27日にアップした「とん金」という記事なんですが、翌日28日分の記事をアップさせようとした際、アクセス・ログを見てビックリしました!
で、アップ当日のログを見てみると11時位からアクセスが伸びましたので、恐らくこの辺りでOCN「ブログ人」に写真が掲載されたんだと思います。
その後、週末を経て、月曜のこの時間まで「ブログ人サイト」に掲載頂いておりますm(_)m
どうやら今日になって落ち着いたようですが、最近では「茂木健一郎氏」ネタでかなりのアクセス頂いたものの、OCN側のピックで面白いこととなりました。
改めてポータルの威力を知ったような^^
でもね、記事をお読みになると分かるんですが、この写真そのものは目黒駅前、とんかつの名店「かつ壱」さんのランチ・ヒレかつ定食1,050円也、のものです。こっちのが「とん金」さんより、特に目黒勤務のtokyoboyにとって魅力的、と述べた比較写真。
改めて、本席にて「かつ壱」さんって凄いんですよ、と表明させて頂きます
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(2010・04)
目黒勤務サラリーマン必修科目、「かつ壱算」クラスへようこそ!
さて、目黒駅前、とんかつの名店「かつ壱」さんの謎に挑むこの企画。新川崎へ引っ越されたパイオニア社員の方々へのオマージュも兼ねています。
なお、本記事ドラフトの際、左の写真”カキ・ヒレランチ”の写真を探していたら、2008-09年冬シーズンに1,350円だったものが今年2009-10年冬シーズンには1,300円と値下げされたことが判明しました。
ご主人の営業努力に頭が下がる思いです
で、頭下げ序にこんな分析してみました、ご笑覧あれ
ご覧はランチ・メニューそれぞれの価格を示しており、基本的には”定食”、”ソース丼”、”カレー”にトッピングに”かつ/フライ”の構成要素であることが分かります。それぞれの内容は以下の通り:
- 定食:”ご飯、キャベツ+パセリ、ポテトサラダ、レモン、シジミ味噌汁、漬物
- ソース丼:”ご飯、海苔、キャベツ+パセリ、シジミ味噌汁、漬物”
- カレー:”ご飯、キャベツ+キュウリ+トマト+パセリ、カレー”
次にちょっと胸の焼けそうな写真を連発で:
右はヒレかつランチ1,050円、左はカキ・ヒレランチ1,300円のかつの構成を示しています。ヒレかつランチはヒレかつ3個、カキ・ヒレはヒレかつ2個にカキ・フライ3個です。
カキ・フライ3個-ヒレかつ1個=250円、であること宜しいですね?
次に、左のカキ・フライランチは1,300円、右、かつ壱さんでのランチにおけるフラグシップ、最高価格のカキ・ロースランチは1,400円となっています。
カキ・フライランチにはカキフライが6個載っていますから、上記も勘案すると:
カキフライ3個=ヒレかつ2個、という等式が導かれますので、ヒレかつ1個の値段は250円。ヒレかつ定食のかつ・ポーションの価格は750円となります。
と、ここまでは良いのですが、おや、通常のとんかつ屋さんではヒレの方がロースより高いのが一般ですが、ここ「かつ壱」さんでは逆転していますねえ。ランチとしては同じ値段ですから、ロースかつランチのロースかつ1枚は750円と同じ筈…この価格を前提にすると、カキ・ロースの値段は1,400円でなく1,550円にならなくてはいけません…
更に悩ましいのが以下の価格設定。定食でヒレとロースは同じ1,050円なのに、かつ丼とカレーでは価格差が出て来ます…
- ソースかつ丼(ロース) 900円
- ヒレソースかつ丼 1,050円
- かつカレー(ロース) 900円
- ヒレかつカレー 950円
ここでコペルニクス的転回が必要になります
実はロースかつには2種類あるのではないか?という推定です。ロースかつランチに使われるロースかつAに対し、比較的安価なロースかつ(ここではB)が存在する、ということで、豚さんの肉の部位を考えると、とんかつ大に切った時のロース肉の大きさにはバラつきが出ざるを得ないから、というもの。
さらに分析を進めましょう^^
カキ・コンボの2種を比べると、写真で見るように同じカキ・フライ3個が載りながらカキ・ロースランチは1,400円でカキ・ヒレより100円高い。従い、カキ・ロースに使われるロースはヒレかつ2個250X2=500円より100円高い600円であることが分かる。
これをロースかつBとすれば、ヒレかつ丼でヒレかつ3個(=750円)で計1,050円に対し、かつ丼が150円低い900円であることの完璧な説明となります。
これを元に単純引き算をすると、カレーセット及びかつ丼セット、共に300円、序に定食セットもご主人の頭の中では300円、とアバウトに同じ計算となります。
残る疑問は、ヒレかつカレーだけ何故950円なのか?であります…
で、オーダーしたのがこちら。やっぱり、というか案の定、ヒレかつは2枚だけ載っています。やっぱり、と言ったのは何となくかつ壱の親父さんだったらそんなことしそう、だから
今回試みたかつ壱算のQ.E.D.には、ヒレかつカレーのお値段は800円でなくてはいけません。乃至は3個載っけて1,050円。残念ですが、”目黒の謎”は残ったままかな^^
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(2010.05 追記)
こちら目黒駅前、久米美術館が入っているビルのB1にある「かつ壱」さんは本ブログの準レギュラー。”かつ壱算”なる記事もアップしているところですが、”山”というイメージを求めるとこのメニュー、ヒレかつ丼1,050円也となろうかと^^
基本的には”ヒレかつ・ランチ”と同じ構成、ポテトサラダの”愛情盛り”も通常のソースかつ丼(ロース)と異なり丼に詰め込まれています。
それもあってか”かつ壱算”通り、価格も同じ1,050円。やっと完食というボリュームの美味しいランチです
え、食べ方?これだけは取り分け皿が付いて、避難場所が確保されています^^
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(2010.08 追記)
本ブログでは「かつ壱算」という定理まで作り出してしまいました…
写真はヒレかつカレー、火傷に気を付けなくてはならない一品^^にして唯一上述定義で証明不能のメニュー。
実はこちらの定番中の定番、TV番組「ちゅーぼーですよ」でも取り上げられたソースかつ丼のみ、写真を撮ったことがありません。忘れない時があったら、”一皿の美”で紹介差し上げたく…
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(2010.09 追記)
従前より、写真撮り忘れ無かったらワン・プレート編で紹介する、と語っていた目黒、とんかつの名店「かつ壱」さんのフラグシップ、ソースかつ丼900円也です。
tokyoboyは豚の脂身ってそんなに強くないのですが、このかつ丼に関しては下にたっぷり仕込まれたキャベツの千切りが良い感じにそれを和らげてくれるんです^^
野菜も美味しい漬物とキャベツ、それに海苔でしっかり摂れる完全無欠の一品。ワン・プレートと言ってもそれにオジの肝臓に優しいシジミ汁まで付くのはお約束。
ですが… 問題があるとすると同僚とお邪魔してもつい無口にワシワシ食べてしまうところかな。
何時もご馳走様です
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(2010.10 追記)
本シリーズの姉妹企画、”そこに山”でも立派に通用するアピアランス…
で、Vol3に続いて本欄に登場の「かつ壱」さん。
こちらのカレーはとんかつ屋さんと甘く見ると返り打ちに合うこと必至のピリッとした辛さが”誘う”んですよねえ^^
上に載ったロースかつも巨大で申し分無し、お値段900円でCP盤石
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(2011・03・14!)
3月14日月曜、大地震明けの月曜日。
この日から週明けでしたが、ビジネスそのものが通常に戻る様子は未だないですねえ…
井の頭線→山手線とは渋谷駅構内の混雑などでやや遅れはしたものの順調だったのですが、南北線/三田線の目黒-白金高輪間運休(しかも回復の目途無し)の影響で目黒駅が大混乱となっていました。
写真は翌15日のものですが、状況は一緒。でもタイミング的には一番酷いものより随分スムースです。
JRと東急/東京メトロ/都営地下鉄の乗換口が閉鎖されたため西の方から東京都心を目指した乗客がオーバー・フローした訳です。
何とかそれを突破して…
午前中の仕事を終え、ランチに出たついでに街の様子、特に雑貨/食料品の状況を見ようと幾つかの店を覗いたのですが、写真でご覧の通り紙製品が何処でも売り切れていました。
石油ショックのことを思い出した訳ですが、あの時は完全な風評(多分)。
今回は物流に問題が出ていますので若干はやむを得ないところがありますが、それでもそこまで、な状況なのかな…
面白かったのは、コンビニ含めパン類が姿を消していたこと。
さあ、どうなりますかねえ
さて、この日のランチ。
目黒アトレ内のレストランなどは完全休業となっていました。そこでプラプラと向かったのは”元気を付けたい”ということで「かつ壱」さん。
本ブログでは何回となく紹介済みですが、実はまだリポートしていない一品(逸品)がこちらのフラッグシップ、かつ丼(ソース)900円也の雄姿。
TVでも紹介されたことのあるかつ丼、どうです迫力満点でしょ^^
お陰様で元気を頂きました
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(2011・12) 牡蠣の産地が変わったぞ!
例年は三陸産の美味しい牡蠣を使われますが、今年は東日本大震災の影響で提供をストップ。
結局、お客さんの強い要望からか”広島産冷凍牡蠣”を使っての提供と明記された上で11月末に開始されました。
それを狙って2回、長蛇の列に阻まれ、この日は2人での訪問でしたので、カウンター席を狙って15分程待ちました…
さて、その牡蠣、興味津々頂きましたが、美味しかったです!
こちらのご主人の目利きの凄さを改めて痛感しました
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(2013.03 追記)
この日の”山”は、かつカレー、900円也^^
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(2013.04 追記)
この日、「ソースカツ丼」をお願いしたら、従前よりずっと薄いソースの衣を着たそれが
お気付きか、横に芥子を載せたお皿がお供に。
ご主人にお聞きすると、
”ベースのソース以外はお好みで”とのこと
正直、tokyoboyはこれだけで美味しく頂いたのですが、ベタベタ味付けをする”味音痴”が多くなっているんだろうなあ…
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(2013.06 追記)
何年振りでしょう、ロースかつランチをお願いしてしまった…
如何にも、の写真が撮りたかったから?ですが、美味しかったなあ
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(2014.04 追記)
久し振りにアップの本アーカイブ
理由は、消費税8%化に伴い、お値段の変更があったから
写真は真新しいメニュー版と、この日お願いした「ロースかつランチ」、1,100円也
50円アップであります…
まあ、仕方ないですし、それ以上の価値があること、言うまでもありません
それにしても…
「かつ壱算」の”検算”は10%まで待ちましょうかね
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(2014.04末 再訪)
祝「かつ壱」さん、30周年
というお知らせ。
ご覧の蘭が語る通りなんですが、入れ替わりの激しい目黒に在って、この存在感は何ものも適わないか、と…
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この日の気分はソースかつ丼、新しいお値は950円也
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(2015.05 追記)
この日は、ここ2か月位入店を諦めざるを得ないDGRだったのに、
この日も前に5人待ちながら客の流れと12時半回っている、という状況で何とか入れました、
という報告。
そして、揚げ場に新しい人が入り、ご主人が横で見つつも揚げ台前にはその新人が、のご紹介。
お願いしたのは「かつカレーランチ」、950円也でした。
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(2015.08 追記)
その際述べた揚げ台の新人はこの日不在。
それから何度、お店の前を階段下りつつ屈んで覗き込みましたかね…
時間に関係なく何時もDGR、次第に諦め気味になってきていたのですが、
この日は何となく予感がして、階段下ればNGR!
そのまま着席と相成りました
お願いしたのは途中考えていた「ヒレかつ」ランチ、1,100円也。
この日のチャレンジはカウンターに合った”海の塩”とか称するそれで1枚頂いたこと。
サク、カリカリ感は半端ないです
でもそれだと付け合せのレモンを絞るとやや矛盾^^;
こちらだけでなく、ヒレってなんとなく独特の臭みあるもんですが、この日はそれもなく大変美味しゅうございました。
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(2015.09 追記)
へへへ、本記事上の方の「かつ壱算」、仮説の論証が1つ出来たぞ!
この日、ミーティングが伸びて、13時半頃ランチに出掛け、
それならかつ壱さんにも入れるだろうと足を運びます。
入口のところでお馴染みの中国の方から”ロースランチは終わった”とお聞きしました。
でね、思わず、”じゃあ、ソースかつ丼(ロース)は?”と聞いたら、それはある、とのこと。
で、こちらのロースかつには2種類、大きさなのか何か、価格的にあるんだ、と証明されました。
何のこっちゃ…
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(2015.11 再訪)
前回から一体何度B1へ階段下りつつ入口の様子をチェックしたことか…
以前からそうですし、当然ではあるのですが、ますますの人気となっています!
偶々1人でカウンターに座れちゃって、オーダー聞かれて思わず”かつ丼”を
美味しゅうございました、次は何時か???
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(2016.02 再訪)
何度となく、B1に降りる階段途中で腰を屈めて、諦めたことか^^;
どこかに掲載されたんですかねえ、最近のDGRは半端なく、
この日は午後のスケジュールから超早めのランチとなり、11時から開店のこちらに足を運んだのですが、
11時半前には一杯になっていました!!
お願いしたのは「ヒレかつランチ」、1,100円也。
こちら、ご飯も硬めに炊かれて美味しいのよねえ
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(2016.04 再訪)
久し振りと言うことで注文も珍しい「ロースかつランチ」、1,100円也。
絶妙の火入れ、わずかにピンク色。
脂が美味しい、って私の身体、変わってきた…??
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(2016.05 再訪)
この日は何が何でも、の気持ちでしたが、流石に13時回ってたので入店適いました。
この日の”発見”は美味しいこちらのご飯、新潟県南蒲原郡から届けられていること。
改めてこちらの豚ちゃんキャラもアーカイブ^^;
上記2014年4月の訪問記を見て頂けると開店30周年記念の蘭が見えますが、
それは今も店頭を飾っています!
ワシワシ頂くのが美味しいそれは、これまた絶妙な火入れでありました。
サラッといただき、ご馳走様でした。