9月に現地訪問した身として、これは行かねばメメ
江戸時代、佐賀・有田において初の国産磁器として生まれた伊万里焼。17世紀前期から約100年の間、時代の要求に応じて様々な様式を展開しました。特にその技術が頂点に達した17世紀後半から18世紀前半は、伊万里焼が国内のみならず西欧をはじめとした海外へ華々しく進出した時代です。
世界の磁器市場を独占していた中国が明清王朝交代に伴う混乱の中で磁器の輸出量を減少させたことを契機とし、伊万里焼は中国磁器にとってかわるべく、西欧の人々の嗜好に合わせた製品を開発し販路を広げました。17世紀後半には、乳白色の濁手(にごしで)と呼ばれる素地に明るい赤を基調とした賦彩を施した薄作りの皿類のほか、着物姿の婦人像など、西欧の人々の東洋趣味をくすぐる製品が数多く製造されています(柿右衛門様式)。
続く元禄年間(1688-1704)、海外輸出を再開した中国磁器と市場をめぐり競争へと陥りますが、伊万里焼は作風・様式を量産向けに転換することで対抗します。この頃の製品(古伊万里金襴手様式)は、左右対称の構図や文様の反復を基本とした量産向きの意匠でありながら、染付・色絵の上に更に金彩を施した絢爛豪華なもの。大型の壷や皿は西欧の王侯貴族の宮殿を飾る室内装飾品として用いられました。また、同時に経済の安定した国内において、豊かになった商人・町人たちの間でも高級品として受容されました。
とは些か長いコピペですが、80点もの作品が出展されるとのことで、松濤の街を歩きます。
上述のように、現地訪問で得た知識その他諸々、視点が定まって来たので、今回の展示物凄く楽しめました。
「柿右衛門風」もピンと来ますしね。
次回企画展は「鍋島焼」ですから、この延長線上となるでしょうから楽しみです。
さて、今回の入場料は1,000円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計13,490円となりました。
それにしても、キュレーターのガイドに参加していたあの彼女…
さて、今シリーズ本Volはドラフト段階から変更されたりなんだりだったのですが、結果シノギの地目黒でアーカイブ編まで物している中華料理屋さんに宴会でお邪魔しました、が切っ掛けとなり、
編集、ビジュアル諸々これあり、での最終形となっております:
1. 「河北や」さん (神田美土代町)
私のアンテナに引っ掛かったこちらは、夜山形料理の居酒屋使いとしてのそれ。
でも、ここを目指すのもなあ、とは思っていたのですが、この付近での待ち合わせ、という機会が出来、
それならば、と暮れの神田を歩きます。
忘年会シーズンで予約がかなり入っているところへ滑り込み^^;
取りビーとだだっ茶豆から開始しました。
予想通りなかなかに美味しい料理、山形の地酒もそれなりのラインアップ。
まあ、実際には注がれる量も、料理の量も1人でサクッにちょうどいい量ですので、
それなりに楽しむと「食べログ」が語る金額では済みませんが、
でも、充分にその価値のあるお店と拝察いたしました。
2. 「全家福」さん (目黒権之助坂)
二転三転、結果2015年今年の忘年会上は、ジャーン、なんて程凄いところではないのですが、
中華が良いなあ、出来れば呑み放題付き、という幹事の意向を受けて、ついでに食べ放題まで行っちゃった、で宜しいか。
このファサードにある北京ダックは選択対象になっているのかな…??
⇒ ある訳ありませんメメ
での宴会開始。
先ずは、で出て来た前菜3種、搾菜が自家製だったり、なかなかに素晴らしく、
部下に任せた注文は、如何にも日本人的定番で面白くない、と言えば面白くなかったのですが、
この日は他に宴会客が居ない、シェフ独占、という状況下、
熱々の美味しい料理を楽しんで、先にお腹一杯で3時間の頸木前にお見せを後にしたのは内緒の話。
スマホを取り出す気も無く、写真0ですが、まあその辺はこのお店のアーカイブ編(こちら)でご覧になれば同じような料理群をご覧いただけます。
3. 「TUSK」さん (六本木ヒルズ)
”あれ、新店が入ったんだ!”と気が付いてはいたんですが…
この日はケヤキ坂のクリスマスイルミネーション、17時の点灯前に時間があったので、
偵察してみることにしました。
帰宅後調べると、こんなHPもあります。
ふむ、内装は一変していますね、フードとかがカウンターに並ぶことも無く、バー仕様になっています。
金髪のサービスの方に加えて、カウンター内には可愛らしいバーテンダーさん。
以前は500円、キャッシュオンで不良外人のたまり場だったよねえ、などと振ると、
色々楽しいお話で相手して頂きました。
運営会社にまで言及したので、調べましたが、ふむ、素人には分からんね
ハッピーアワーが21時までで、ステラ・アルトワがグラス600円、
これはなかなか、であります。
(2019.07 再訪)
今回訪問時はジンのタンカレーをフューチャリングした内装。
ということで、そのドライ・マティーニを頂きました。
イルミネーションの起源はまだ電気のない時代に森の中に美しく輝く夜空の星に感動した人々がモミの木の周りにロウソクを飾って星空を再現しようとしたのが始まりと言われています。東京シティビュー「星空のイルミネーション」では、プラネタリウムやプロジェクションマッピングを用いてイルミネーションの起源となった輝く星を再現し、さらに、東京シティビューならではの現代のイルミネーションである「夜景」をあわせて楽しんでいただけるプログラムを多数ご用意します。
だそうで、これは入場無料の年間パスホルダーとしては必見ですかな??
森美術館と合わせての訪問ですが,
このプラネタリウムは別料金、でも年間パスに含まれていたの
入口での記念写真はパスして^^;
まあオジ1人じゃつまらないですよね
パンニャと読むようですが、茶沢通りかなり東北沢寄りにあるカレー屋さん。
以前、同じビル下駄ばきで場所が変わったのでは、とリポートしたそのお店なんですが、
確かタレントの松尾貴史さんがやっている、とかそんなお店です。
何時も何となく店の前には人、なんですが、年末近くなったこの日、
歩きでシモキタまで家人とランチに降り立つ途中、こちらを思い出して方向を変えた、がストーリー。
入り口の券売機で注文とお聞きし、最初他のメニューをポチしたんですが、
その後、券売機の横にある写真を見て、「羊とレンズ豆のキーマカレー」、1,180円也に変更してもらいました。
写真もう1つはその家人のお願いした「野菜カレー」、値段失念。
ふむ、来ましたよ。
色んなスパイスが混然一体、
それにトッピングのパクチーが効いて大変美味しい。
量もかなりのもの、立派なお店でありました。
こちらの年間会員にまでなったのですが、
実際の訪問は会期入って1か月半経った時、というのは如何なものか…??
もう既にマスコミでの報道など出ており、中でも主催の朝日新聞のサイト(こちら)では360度のパノラマが見れちゃいますが…
2001年以来日本で開催の個展とか。
ここまで待ったんだから、とクリスマス時期のデコレーションも楽しみにしつつ、の六本木。
そこそこ混雑の館内、基本若い方ばかりのところ、オジ登場^^;
ビックリは写真撮影可、ということで~
先ずは入り口と出口の怪獣??
次第に村上隆的世界に入り始め、
伊藤若冲的、とかのオマージュもあるよ、と教えられ、
更には芝増上寺から狩野一信さんのオリジナル2振りも展示!!!
成程…
この巨大さ、手を掛けているところ、素晴らしいと思うのですが、
若冲のオマージュなど楽しみながら、
ずっと拝見しながら歩き進めるその先で、
”人気作家であり続ける”ことは、常に驚きを与え続け、
そして、お金も掛けないとダメ、という言葉が気になりました。
このように今回はスケールに驚き、撮って来ちゃった写真の紹介までで、
次回は、事前学習して、かな