シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

新宿歴史博物館「新宿に縄文人現る ―市谷加賀町二丁目遺跡の発見―」 ぐるっと2014Part4Vol31&Final

2015-04-12 | ぐるっとパス2014

平成24年11月に市谷加賀町二丁目で発見された縄文人骨(4,000~5,000年前)にスポットをあて、その全身骨格を初公開するとともに、生前の顔の復元像、発掘された土器や石器を展示します。また、最新の科学分析により明らかとなった食生活やDNA分析から見た系統などを紹介し、新宿縄文人のルーツとその人物像に迫ります。

 

とは同館HPの語るところですが、どうやらマンション建設の際に発見となったようで、その業者さん方々にはご同情でもありますね^^;

他人の不幸?は蜜の味、早速にどんなもんやら拝見しに2014年度も押し詰まった週末日曜に伺いました。

 

添付が今回のフライヤー、

結構現代的な顔ですよね。

通常だと土葬された人骨は2~300年位で土に戻るのだそうですが、その辺り土質のPHとか色々な議論が展示されていました。

それにしても、成程そうやってどんな生活をしていたのか、などに迫るのですね…

 

この企画展会場内は写真撮影可、でしたので幾つかアーカイブまで。

火焔状土器とか、流石にトーハクで展示されている国宝ほどの鮮やかなデザインではありませんが、へえこんなのが市ヶ谷近辺から出土したのは驚き。

最後が頭蓋骨から顔付きを復元しました、の図。

さて、今回の入場料は300円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計14,400円にて、2014Part4終了です。

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井の頭自然文化園「磯部光太郎 ─Biotop生き物のいる場所─」 ぐるっと2014Part4Vol30

2015-04-11 | ぐるっとパス2014

本ブログPFはgooのそれなんですが、この機能上の制約の1つがタイトルが50文字まで、ということ。

まあSEO的にやたら長い記事の名前を付けたがる輩もいると思いますので止むを得ないこととはいえ、

本企画展のタイトル、頭には「彫刻館特設展─Art and the Zoo Vol.1」が入ります。

こうなると、お邪魔してみたくなりますよね^^

 

での井之頭池。

こちら本館の方は久し振り、北村西望さんのアトリエ跡、彫刻館の方に足を運びます。

ふむ、大展示場の一角が企画展会場なんですねえ。

磯部さんは1970年生まれの日本画家。

 

一見何も無いような草むらや軒下にも、その存在に気がつかないだけで、いろいろな生き物がくらしています。そんな小さな生き物たちの世界を生き生きと描き、移り変わる四季の美しさが表現された作品をご覧ください。


とのことだったのですが、確かに井之頭池はここしばらく外国種の魚駆除などを目的に作業していますからそんな関係で企画展となったのかも知れません。


”BIOTOOP”と銘打った作品が多いです。

生物生息空間、とでも訳すのでしょうか、そこでの小さな生き物を季節の草花などと合わせて描いた作品は文句なしに日本人好み。

絵画として素晴らしいか否か、はまあ個人の趣味…


最後は、

やはり北村西望さんの作品も必要^^;

館内の撮影はNGですので、外に置かれた加藤清正さんを選ばせて頂きました。

 ******************************

 

せっかくの花見日和、

動物園セクターでの桜とのコラボを画してみました^^

モデルはご存知、象の「はな子」さん。

3年半前の訪問時に記事にしていますが、

その時推定年齢64歳とありますからこの時点で67~8歳という”超高齢”。

下記wikiによれば1月生まれだそうで、68歳になる計算。




 

まだまだ元気な「はな子」、こちらのスターの位置は不動です。

彼女のことはWikiにもなっているほど、

元気でいてもらいたいもんです。

 

そこから彫刻館の方に一回り、

その間の桜はこんな様子。

最後はサル山のバックにソメイヨシノ、です。

 

水生園も折角だから通過?することにしました。

最初の2枚はその道中、歩道橋の高み、と丘の上から井之頭池、それぞれを見下ろしたところ。

水生園は池に突き出した設計ですので、この季節なかなかの景色を提供してくれます。

さて、こちらの入場料は400円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計14,100円となりました。

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上野の森美術館「VOCA展2015 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」 ぐるっと2014Part4Vol29

2015-04-09 | ぐるっとパス2014

上野の森美術館は最近ぐるっとパス参加施設になりましたが、

その後の、多分タイミングが桜の時期に重なるからでしょう、必ずしもその他の企画展に魅かれる訳でなく、結果訪問度合は低いのですが、このVOCA展には訪問していますねえ…

この日も未だ満開には至らないながら、上野の山にはごった煮の花見客。

昨年同様、文化会館の脇、裏道を通って到着しましたが、こちらの前にも花見→宴会スポットがあるんですねえ!

 

その館内、心を静めて拝見開始しましたが、やはり難解な現代アートばかりですなあ…

まあ、それは覚悟の上、でありますが、賞がそういう性格なのかちょっと斜に構えた作品が多いかな?

その中で、今年の大賞、小野耕石さん「Hundred Layers of Colors」は見る位置を移動する度に色が変わってくる、という、これはまあ誰でも分かるポイントで宜しかったかと。

さて、今回の入場料は500円。これが円無料になって、ぐるっとパス効果は計13,700円となりました。

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東京近代美術館「常設展+大阪万博1970 デザインプロジェクト」 ぐるっと2014Part4Vol28

2015-04-05 | ぐるっとパス2014

実はいつもと違って工芸館に行く途中で常設しか開催されていない本館に寄った、が本音の話。

勿論、その常設、展示替えしているのは承知していましたからそれをチェックは内緒でも何でも無い話。

竹橋での時間アロケーションに公文書館のJFKが食い込んできて、閉館前のスキャン訪問になっちゃったのですが…

 

玉堂さんの重文、「行く春」が今回の”目玉”の中心。

桜の散るところも細かく拝見、良い作品です。

 

今回の常設は作家それぞれに注目を集めた展示構成となっており、前回から継続(作品は変わっていますが)の北脇昇さんや、以下の萬さんなどお部屋がまとまっていたり、そういった見応えが出ておりました。

 

その萬鉄五郎さんの重文(手前)含む女性ヌード3作が1つ部屋に、が面白かったからの写真。

それにしても全く違った手法でのそれでありますなあ…

2枚目は今回も大好きな川瀬巴水さんの富士山。

今回はこの版画の部屋も注目でした。

 

この方はお初かな、長谷川利之さんという方の「カフェ・バウリスタ」、

TV東京のお宝に出て来て、結局近代美術館が買い取った、という面白い経緯らしいのですが、

それと、肩の辺りから女性の首が飛んでいるショッキングな作品、山本豊市さん「エチュード」。

後方は、好きな加山又造さんと岩橋永遠さんの作品です。

 

この2点は、違ったコーナーに置かれていましたが、両方とも藤田さん。

左は初見のノモンハンを舞台にした戦争作品で、後半は何回も見ている猫じゃれ。

彼の戦争絵画は戦争を美化していない、ありのままの人間の醜さ、悲惨さ、がどの作品にもにじみ出ています…

 

最後は次回企画展の片岡球子さん、と

跡見さん、桜の名人、の女性2連発。

今回の日本画コーナー、奥の方はこうした女性画家の作品で構成されていました。

 

**********************

 さて、2階の企画コーナー、今回のフィーチャーは大阪万博、1970年でしたかね。

時間切れ直前とてスキャンに止まりましたが、中学生の時間違いなくそこに2回(内、1回は修学旅行)行って、

まあ、当時は高度成長直前、子供たちに国際的な刺激を与えたい、という強い親たちの意思があった時代だったのは間違いない。

関心事項は「月の石」、それ以外はもう忘却の彼方、は資本投下の意味が在ったか否か…??

 

2020年が決まって、東京オリンピックのことは意識の上に随分と上ってきました。

大阪は、それなりに面白そうだったな、と思いつつ、コンパニオンの変に短いユニフォームとそこから出ている太い足に悲しい気持ちも持ったのは内緒の話で…

 

今回は珍しく常設のみ。その入場料430円が無料となって、ぐるっとパス効果は計13,600円となりました。

 

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東京近代美術館工芸館「中村ミナトのジュエリー:四角・球・線・面」 ぐるっと2014Part4Vol27

2015-04-04 | ぐるっとパス2014

ぐるっとパス2014Part4も終盤を迎え、

段々重箱の隅をつつくように対象施設を訪問開始していたんですが、

ここの場合近代美術館で企画展を行っていない時期だったので何時になく未訪。

多分、こっちを目的、本館を”序で”で竹橋に降り立った最初のケースじゃないかな??

 

さて、今回はフライヤーが3種類、は力の入った企画展。

中村さんのお名前は全く存じ上げず、でしたが、展示を拝見すると正直”こんなのアクセサリーとして身に付けるの?”という疑問を持たざるを得ず、

でも工芸品、加工技術といったところでは素晴らしいのであろう、と想像するに止まりました。

館内のショップでは彼女の作品も置いてあり、価格的には”手は届く”でしたが、どなたか買われた方はいるのでしょうか?

などと五知た今回の入場料は210円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計13,170円となりました。

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ぐるっとパス2014、Part4、及び通年、結果報告

2015-04-02 | ぐるっとパス2014

2014年度Part3(3回目ぐるっとパス購入分)までの訪問結果については、この記事で詳細にお知らせしていますので、

今回はPart4と通年でのぐるっとパス片手に駆けずり回った?結果のご報告。

 

先ずはPart4 (2015.01.31 ~ 3.30)の結果から:

 

訪問施設数:  31 (番外編2施設、前売券・年会員対応3施設を含まず)

ぐるっとパス効果計:  14,400円

平均ぐるっとパス効果:  465円

 

最後で訪問数を稼ぎ、平均は激減しましたかね

2014年度通年では:

 

訪問施設数: 141

ぐるっとパス効果計: 69,120円

平均ぐるっとパス効果: 490円

 

でした^^;

ぐるっとパス2015、Part1は4月11日(土)から使用開始を目論んでいます。

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東京都現代美術館「未見の星座 つながり/発見のプラクティス+コレクション展」 ぐるっと2014Part4Vol26

2015-04-01 | ぐるっとパス2014

写真2枚目はまだソメイヨシノには早かった訪問日、

深川の街で見かけた早咲きタイプの桜。

種類、は分かりましぇん…

 

ぐるっとパス2014最終回の期間中、現代美術館で並走中の企画展は3つ。

内、スペインの作家はGWまで開催ですからぐるっとパス2015Part1でも行ける。

 

問題は日本人作家2つのいずれか、なのですが、元々現代のインスタレーションって個人的には興味をそんなに持てない、と分かっているので、

ある特定の作家のそれを選ぶと波長がずれていた場合かなり不幸になる。

色々な点=星を繋げてコンステレーション=星座を想像、創造する試み、と企画を捉えて、複数の作家が登場するこちらの企画展を今回は選びました。

 

さて、その会場。

実際の訪問日は実は会期最終日…

下記のクロージングなど予定されていましたが、そのせいかそこそこのお客さんを集めている、そんな中での鑑賞となりました。

ふむ、鑑賞…

まあ、心を開いて製作者ごとに示したい”つながり”を感じる、というか^^;

 

そういった意味では、今回の展示面白かったです。

 思い切り離れて、それがアトムの頭部だったり、奥の細道で芭蕉が句を詠んだところだ、と考えるに至ったのは太田さんの作品。

近寄るとアトムとか芭蕉の切手がプロッティングされているのですが、どれもが使用済み、スタンプを押した郵便局もこれまたプロッティングされて、と”落ち”が効いている

 

個人的に好きだったのは北川さんの段ボール舟が現代美術館を行く、の作品。

色んなギミックを楽しむうち、向こう側に居る他のお客さんの姿を発見、自分も展示の一部分になったような、そんな感じが面白かったですねえ。

 

最後の展示は、訪問の日夕刻仕上げを行うイベントを前にした泥画、浅井さんという方の作品。

デンバー在住3年弱、インディアン的カルチャーに染まってきたtokyoboyとしてはスッと入る色々な土地の土で彩色の作品。

これまでも日本の土、独特の色に拘る、といった様々な作品を見て来ましたが、

これは木場から、世界中そこら彼処から、ユニバーサルなところが宜しかったか、と。

写真撮影OKでありました。

 

最後に…

 

伊藤久也さんという方の作品。

「みせ派」、地元商店街とのコラボを標榜する彼の作品は会場内外の通路にこんな方々とのコラボで”お店を小さい彫刻に”というイメージを示していましたが、

何だ、そんなことなら知っていれば深川歴史資料館からの道筋チェックしながら来たのに、と思いつつ、

結局帰途立ち寄ってみたのですが、写真で示すように店頭の何処かに”ちっちゃな”こいつらが現代美術館の方に動くシーンが貼られているのか彫刻としておかれているのか…

サムネイルでも分かりますが、ご興味があればクリック、拡大してみて下さい。

不動産屋さんや食べ物屋さんは分かるんですけど、どうしてこんなお店が、というところに実はこの小人たち居なかったりして…

*********************************

 

さて、同時期の常設展は開館20周年、MOTコレクション特別企画第3弾”コレクション・ビカミング”。

コレクションの成り立ちと変化を美術館活動の実際から解きほぐす、という面白そうな意図。

 いずれも視点が明らかで面白かったのですが、好きだったのは「東京クロニクル」でした。

 

あ、そうそう、中で気になったのは山川千秋さん、フジTVのニュースキャスターだった彼を父に持つ方?の彼の番組中での発言や家に帰って家族との会話の中で山川さんがキャスターとして過ごしてきた時代を切り出す、というかなりユニークな映像作品。

最後の方にNYへ転勤する際、後任のキャスターが逸見政孝さん、という名前も出て、民放がニュースの分野でもNHKと伍してきた、そんな時代でもあったなあ、と…

今では”振り向けばテレ東”ですもんねえ

この日この会場にいらした方で、どの位同時代性、というかリアルタイムで彼らのニュース番組を見たことの有る人がいるのか、と思いましたね…

はい、私は明確に記憶しています。

山川千秋さんのWikiには息子さんの山川冬樹さんがこうした作品を制作した、と記述があります。

 

さて今回の企画展、入場料は1,100円。これが2割、220円割引となって、ぐるっとパス効果へ計12,960円となりました。

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深川江戸資料館「企画外して、常設…」 ぐるっと2014Part4Vol25

2015-03-31 | ぐるっとパス2014

確か小唄jか何か、のパフォーマンスがあると思って深川に向かっていたこの日。

写真は清澄白河駅構内のものですが、これも出来てからどれ位経ちますかねえ??

シモキタランチが意外と早く済んで、到着してみたら待ち時間があり過ぎることが判明、

諦めて常設だけスキャンしたのは内緒の話。

 

さて、添付はこれで2回目となる相撲関連の1年間に亘る企画展フライヤー。

これも拝見、大鵬親方のお墓とかチャンスがあれば伺ってみたい、などと思いつつ、

こんな芸が細かかったっけ?などと展示場内の水屋とかトイレの様子に感心しつつ、

まあそれなりに楽しめたのは good news!

それにしても外国人客、多いよね??

 

館内写真としては時節柄桜が置かれていたのが注目。

これも常設の切り絵下町風景コーナー、展示を絵葉書化した8枚組で500円は悪くないなあ、と思いつつ

こちらの入場料は400円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計12,740円となりました。

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相田みつを美術館「花はただ咲く」 ぐるっと2014Part4Vol24

2015-03-29 | ぐるっとパス2014

申し訳ありません、この日は同じフォーラムで行われていたアートフェアに行く途中…

今回はどんな展示かと覗いてみました、が本音。

相変わらず若い女性中心に混んでいるそれは、花、というかそれを抽象的概念としてみつをさんの作品を構成・展示、といったところかな。

 

正直、そんなに目新しい作品、視点は無かった今回の入場料は800円。

それが無料となって、ぐるっとパス効果は計12,340円となりました。

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智美術館「菊池寛実賞 工芸の現実展」 ぐるっと2014Part4Vol23

2015-03-27 | ぐるっとパス2014

今回の企画展タイトルに見られる”賞”は、こちらが新たに立ち上げる工芸各分野から質の高い作家をノミネート、紹介する目的で新たに立ち上げたもの。

常々工芸品制作に関する技術、テクニックは日進月歩、と感じているだけに、

どこまで行っているのか各分野から7人だったかな、の作品群を拝見しに虎の門に向かうのは抵抗ないところ。

 

今回の企画展、訪問前にゲットしたフライヤーは2種類、裏面は同じ。

狙いの違いは不明ですが、結果として大賞はテキスタイル、織物になっていましたので、

薄茶色バージョンにはそれが加わっていますので、こちらが最終形であろうか、と思われます

 

織物は全く門外漢なので語る言葉もありませんが、

それ以外の作品(作家)それぞれに面白かったですねえ…

翌日近代美術館工芸館に伺って、少し見方が変わりましたが、

それにしても展示説明をされていたキュレーターの方、作品群に負けず劣らずというか霞んでしまうような方でいらっしゃいました^^

さて、今回の入場料は1,000円。これが300円割引となって、ぐるっとパス効果は計11,540円となりました。

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