その週末、車で行ける、面白そうな企画展開催中の美術館を考えてこちらへの訪問を決めました
実は、ぐるっとパス2013Part3の攻略戦略を検討した際には、本企画展はスルー、と思っていたのですが
週刊ポストのこの記事を読んで、これは行かねば、と思った次第。
確かに事前にHPをチェックした際は、下に添付した自画像がフューチャーされていて…
何やこの自己中画家、と失礼なことを決めつけてしまったんですわ
でも、確かにこの文展だったかで落選した作品などはちょいと興味がある
で、一通り展示を拝見して、基本的に彼のベースは点描画、と知りました。
乃至は印象派、なんでしょうが、筆に絵具を乗せて点を積み上げて作品を仕上げていく。
その結果、マチエールが凄いんですが、一方で展示の中で”絵具を1本買うと、子供のおもちゃだったかな、が買えなくなり…で、絵が仕上がる”といった彼の詩がありました。
確かに田舎高校の美術の先生だった訳ですから、そんな身を削るような制作の有様が目に浮かびます。
そんなこんなで、ペン画にも注力したそうですが、これもなかなか良かったです。
最晩年、キリスト教に傾注しつつヨーロッパから中近東を回った際の作品群は、もう年金でゆとりが出来たか何やらルオー的な、これはこれで受け入れられるものでした←またも上から目線
生徒さんや友人たちとの同人誌の文章も興味深く、そんな地方の趣味人にして鴎外から認められた、そんな日本人が居たんだ、と思った訪問でした。
さて、今回の入場料は500円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計3,800円となりました。
この日は私の希望が通って新雪園さんへ。
シモキタ・ハロウィーンの日でもあったんですが(詳細は別記事)、昨年までと異なり、代沢三叉路のところのイベント会場だけでなく、シモキタ全体で子供たちがハロウィン←ただ可愛いだけ、なんてのも多かったですが^^;の格好でイベント参加のお店から”treat”してもらっているのが目に付きました。
あ、そうそう、この日お願いしたのはこの日のスペシャル、回鍋肉(ほいこーろー)麺、500円也。
余りに安い値段設定に普段はお願いしないスペシャルなんですが、こちらで回鍋肉を食べたことが無かったのでつい頼んでしまいました…
ちゃんと"double cooked=回鍋”した豚のばら肉にあっさり火を通しつつキャベツやピーマンと味噌和えしたそれは大変美味しかったです
ご馳走様でした。
台風一過、秋晴れになった日曜日
前日はシモキタで”街コン”が開催されていましたが、これも何とか雨が上がって茶沢通り沿いとか結構な人でした…
さて、この日は恒例?になりつつあるシモキタ・ハロウィーンが開催され、
でも、例年と違うのは恐らく近所の幼稚園とかの子どもたちがオープン・インビテーションされ、参加しているお店から”treat”される、というイベントをやっていたこと
~ CALDIさんは当然ですわな
地図を見ながら、お母さんの手を引いて先を急ぐ風景がなかなか可愛かったです
で、その代沢三叉路から入る道を封鎖しての恒例のイベント
スターウォーズの格好も定番ですなあ…
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最後に…
北口駅前がこんな屋台で大混雑だったのですが、大胆にも「きたざわまつり」と銘打ったイベント??
地方からの名産品みたいなものを売っていましたが、これは何だったんですかね
強く雨が降り、如何にも寒々とした週末
でも、まあ何処ぞへ出掛けんベエ、と練馬区美術館に向かったtokyoboy
その道中で、こちらにも寄ろうと決めました
と、まあそういう”いい加減”な気持ちでどんな企画展開催中かも知らないで到着。
すると、驚いたことに入院直前訪問した本企画展の最終週でありました
実はねえ、前回訪問時時間が足りなくなってじっくり編集者や童話作家と長さんとの関係を読み解くことが出来なかったの…
ということで、喜んでじっくり展示を拝見しました。
ふーん、長さんの挿絵画家としての立場は童話作家の作品を盛り立てる、そんな位置付けだったんですねえ。
自身が童話をものされる、ということもあり、目利きとして業界では知られていたんでしょうし、絵から入る関係、というものを強く感じました。
そして、仕事に誇りを持ち、良い本づくりに金を惜しまない優れた編集者の存在もね
さて、本当にお金を掛ければ良い本が出来るのか、個人的には難問だと思うのですが、今回の入場料は800円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計3,300円となりました。
祝、第3,700番目記事アップ
以前、こちらのお稲荷様を紹介した時にも言及しているのですが…
などと切り出してから、改めて本ブログ内を検索すると初めての紹介の様子
それでは、節目記事としましょう
こちら、若林稲荷は明和6年(1769年)に土地の寄進に関する記録が残っているそうで、それまでに確立した神社であることが分かります。
そんな歴史を物語る証拠…
赤い鳥居から真っ直ぐ本殿に向かって登る階段の左脇に抜け道があるのですが、
この高札が掲げられています
昭和56年となっているメッセージの内容は300年来この脇道がお参りの為に”通行権”が契約により確立しているとか
タイトルの英文は、正に通行権を表す言葉。
public throughwayとか、legally granted accessということになるのですが、民法上では有名な概念。
こちらにお参りする度に、ふむふむ、と興味深く高札を読んでおります。
今では天祖神社も合祀され、若林の鎮守として確固たる存在で在らせられます。
東京タワーと国立競技場…
新宿副都心、損保ジャパン美術館からの景色ですが、これは飛び切りのアーカイブ
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そして、2番目のサービスショットは一転、下町は本所、震災記念堂、関東大震災です、の様子。
本ブログでは既報の場所ですが、この日初めて廟内に入りました。
入院中、9月1日にこちらの様子をニュースで拝見、近場に来たついでに寄った、でありますが、線香を手向ける方々がいらっしゃいました。
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さて、又も台風来襲が予想された週末。
その土曜日は法事を予定していて、もとよりリハビリの散歩を考えてはいなかったのですが、ダブル台風で微妙に速度が落ちて雨上がりが遅れ、隙間の時間に散歩を楽しむことは出来ませんでした。
翌日曜は快晴
朝ジム、午後は日暮里駅から上野の山まで谷中を抜けて美術館巡り。
ジムでマシン頑張ったので、筋肉痛が楽しみです
千駄木、団子坂をちょうど上り切った付近の左側に最近出来た「鴎外記念館」。
お好きな方にはmustアイテムなのでしょうが、今回こちらでは”初の企画展”が無ければ訪問はもっと先になったでしょう
森鴎外をキーに彼と関係の有った明治画壇の作家の企画展に続けて行った、というもの。
この記事では近代美術館に寄託されている原田さんの「騎龍観音」を絶賛していますが、tokyoboyはそんなに好きじゃない、とブログで述べております…^^;
それにしても、この記事内に在る西洋人男性の横顔は気になります
さて、入館すると基本的に鴎外さんの紹介パネルがメインで原田さん関連はその一部となり、
なかんずく作品に関しては数点のみでありました
鴎外のミュンヘン時代の友人の1人という扱いであり、
勿論原田さんの画と人となりが鴎外に影響を強く与えたことは読み取れるものの、
tokyoboyが期待していた展示とは異なっていました。
うん、絵はなかなかに素晴らしく、今度は竹橋でフレッシュな目で重文に再会しようと思いましたとさ←上から目線…
退院後1ヶ月を過ぎ…
入院・手術費用を払ったクレジットカードの請求が来て、改めて自分が加入している保険ってどんなものが在ったか、ポリシーを調べ
まあ、押っ取り刀ですが、先ずは入院・手術特約が適用可能なのか保険会社のコールセンターに連絡を取りました
基本的には保険金請求出来るということで、人生初経験となった訳ですが、その時”どんな手術をしたのかタイトルを教えてくれ”と言われました
ふむ、意識していなかったな??
「観血的骨折修復術」というのが、病院からの手術前説明であった術名…
観血的、とは「皮膚を切開するなどして出血をみるような治療」のことを言い、まあ手術では当然に血は見ますわな
改めて内容を読むと、ワイヤとか人工腱とかを埋め込んで骨折部位を固定する手術、と分かります。一般的にはギブスで外から骨折部位を固定して治す訳ですが、手術の場合、ワイヤなどで中で固定してしまう
リハビリが短期間で開始でき、日常生活にも早期に回復出来るのがメリット、とありますが、まあ確かに私の場合も手術翌日から膝の屈折リハビリを開始、松葉杖での歩行を術後数日で開始していますから凄いもんであります
でも、骨がくっ付いた訳ではないですよね…^^;
あくまで、傷付いた骨、靭帯、筋肉を”整復”しているだけで、元に戻った訳でもなんでもない
退院時に、”ここから新しい膝を創る”と思ったことを忘れないようにしないと…
退院から1か月半、この時点で膝は120度位曲がるようになって、自宅トイレとかで困らなくなってきました
歩行も”香車”のように真っ直ぐ行くだけだったら一見健常者でしょうね^^
手術後大きな懸念として残っていたのは、転倒時の怪我の部分。
血流が悪く、患部が黒くなっていて、感染症、なかんずく骨髄炎に発展することを恐れていたんですが、幸い予後は順調で退院を迎えたのは既報の通り。
でも、患部そのものは深く抉れた傷跡が手術2カ月経ってもかなりの大きさで残っていました…
そして、傷口に出来る瘡蓋状の被膜(血流が無い)を切り取る
処方された薬は「フィブラストスプレー500」、高いけどいい?と聞かれました。
確かに1セット、使用開始から2週間が有効期限で実際にはその長さ使えないこの薬が処方後で3,600円位。3割自己負担ですから”小売価格”は12,000円位となかなかのお値段
けどねえ、これ効きました
2本目も処方され、これが必要だったか否かは不明ですが、まあ一気に改善させるのは宜しいか、と…
それにしても、早くからこれを使ってれば、と軽くクレームしたのは内緒の話
さて、リハビリ経過、アップデートです。
(写真はイメージです…^^:)ジムでレッグプレスを始めました…
これは狙っている大腿四頭筋のリハビリにはピッタリだと思いますし、普通に自力で自体重をスクワット的に上げるより負担はコントロール出来る
あ、レッグエクステンションは10ポンドでも駄目、激痛が走ります…
まあ、そんなこんなで今自分に出来る事を探し、リハビリメニューを増やしつつ、毎日薄皮を剥ぐように前向きには経過しています。
そして、何より”効いている”と思うのは足首にウエイトを付けて天井に向け上げ、そこから重力で膝を曲げに行く、という前回記事で言及したエクスサイズ。
ずっと腱に足の重さを委ねる感じで、結構な痛みが走りますが終わった後の”戻り感”はなかなかのもの。
寝ての足上げも含め、毎朝頑張っています^^;
お酒の方は自主規制しつつもなし崩し的に”慣れ始めている”状況かな?
最後に…
生命保険会社から保険金請求のフォーマットが送られてきて、病院/医師側の証明書発行をお願いしたところ、1ヶ月位掛かる、とのご宣託
まあ、今回は急いでいませんし、なのですが、確かに面倒臭いことを色々聞いているフォーマットではあったにしろこの期間、
及び約5,000円と言っていましたが、病院に支払う発行手数料がそれ位掛かる、というのは知りませんでした