今回の東京広いぞ、はかなりの名店3店で構成されますが、
前回Vol28同様、四谷三丁目から紹介開始。
その紹介記事内に張ったリンク記事でも書いたように、この腰の強い(多分かん水がたっぷり使われた)麺に白湯スープ。そしてぷっくり海老の入った雲呑のコンビネーションは、私にとって”香港”の象徴です:
1. 「香港麺 新記」さん (四谷三丁目)
正に四谷三丁目交差点角。
そのビル2階に三宿でお馴染みの看板を見て…
こんなところに出来たんだ、と思ったのですが(チェック時に店長さん曰く、3年前から在るよ~~とのことでした)、
チャレンジングでない、穏やか?な会食を望んでいたこの日、お邪魔してみることにしました。
勿論入店まで知らなかったし、三宿にあるかどうかも不明なのですが、
写真のような小皿前菜を3皿1,050円で提供する、というプランがこちらにあるんですね。
写真は全てでないですが、なかなかに優れもの、
あれこれ目移りがします^^;
それにしても、店員さん、6皿の注文をメモも取らずに、完璧に捌いておりました
この辺がメイン相当ですかね。
A菜がメニュー冊子に挟まれた”この日の料理”にあったのでお願いしたのですが、
その後、気が付くと厨房上のところの黒板にもそれと異なる”この日出来ますもの”が書いてあって…
相当懐の深い、嬉しいメニューが満載のお店なんですね。
そして、お勧めの甕だし紹興酒も大変よろしい
での〆はこちらの店名に従い麺類をお願いしました。
三宿同様、細く縮れた香港麺の方が普通の日式麺より高いセッティング。
最初は個人的に香港でも三宿でも、のエビワンタンメン
(香港で食べた、サメの骨で取ったスープのそれはこちら)
そして、チャーシュー撈(つゆなし)麺をお願いしました。
いやー、満腹満腹。
2. 「ナポレオン・フィッシュ」さん (麻布十番)
以前からかなり本格的な四川料理を出す、とネット上で拝見していたお店。
年末、これは下手をすると難民化か、と危惧された麻布十番で、
パッと頭に浮かんで、電話して席をゲットしました
最後の空き席だったのは本当の話^^;
かなり時間が経っての記事作成なので記憶に薄いものもありますが、
最初はお願いした紹興酒と突出し、
そして貴州っぽいのですが、黒ワラビの冷製。
挽肉蒸しだったかなあ…??
四川だけでなく、少数民族の料理も合わせて、
大満足でありましたなあ
(2017.04 再訪)
この日は万全の体制と事前予約を敷いて、含むナポレオンフィッシュの辛味蒸し、お邪魔しました。
テーブルに着いて考えちゃったのは如何にもこちらそうな鍋を行くかどうか!?
大変に美味しそうなんですが、それにしちゃうと色々食べられない^^;
どれも美味しかったのですが、ボタン海老の酒漬けから始まり、
もやしとパクチーサラダ、海老とマコモダケだったかなの海南醤、ラムなどなど。
お酒はビールから紹興酒(10年物)、黄酒、白酒などやりたい放題で、
美味しかったですよ、ここは素晴らしいお店。
ご馳走様でした。
3. 「松竹庵 ます川」さん (淡路町)
実は秋葉原にある「赤津加」さんを目指したのですが、
席一杯で、”予定通り”淡路町の方に流れ、こちらに停泊させて頂きました。
カウンター真ん中、ライブで天ぷらなど調理の様子が拝見できるポジション!
基本はセットメニューとのことで、それ(5,000円也)をお願いします。
ネットでは天麩羅コースと蕎麦コースがある、と見ていたのですが、それが天麩羅コース1本になって、
値段は上の方に合わされた、というところかな。
写真は前菜5点盛りとお造り。
カウンター越しに見える野菜にもご注目。
全部を撮った訳ではありませんので、あしからず。
最後は”これ…”ということでコースに含めて頂いた”ウドの芽”です
十割のそれは流石であります。
この後、蕎麦湯にデザート←秀逸でした!となったのですが、
最近流行のドロッとした蕎麦湯って、やっぱりその場で蕎麦粉を溶かして作るんですねえ…
お酒も1合ちゃんとあって、呑み助の心も掴む、素晴らしいお店でした。