シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

智美術館「三輪龍氣生の陶 命蠢く」 ぐるっと2021Part2Vol15

2021-07-20 | ぐるっとパス2021

萩焼の伝統を守る窯元、三輪家の先代であることは承知。

でも、恐らくこうした作風、といってもまだ三輪さんのそれとしては地味?かもしれない、会場に降る途中のピロティに置かれた作品の一部アップ。

この詳細は記事後段にて。

 

思い返すと昨年7月、当館で緊急事態宣言の狭間に開催された「継ぐ」展、

そのリポートの中で、実は今回の三輪龍氣生(12代三輪休雪)さんのことを私スルーしている💦

OGPイメージ

継ぐ−菊池コレクション (智美術館) - シモキタのtokyoboy

新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発出後も、どうせそんなに混む美術館ではないから、と開館続けてきたこちらも、何時からか休館、ようや...

継ぐ−菊池コレクション (智美術館) - シモキタのtokyoboy

 

記事の中で樂直入さんの作品群を奇想天外的に語りながら、上記記事内のフライヤー裏面に紹介の三輪さんの合掌?、今回も出展されていましたが、を見ても無反応?

 

ということで、今回も行くのを躊躇いつつ、大倉集古館まで行ったついで(申し訳ない💣)、オリンピック前に伺ってみることとしました、だってこのフライヤーですよ…

この鶏さん、身体は無数のおっぱいと1本か3本かの男性器なんですのよ、奥さま。

でねえ、食わず嫌いはいけない、当たり外れはあっても、と思いました。同時間に訪問されていた数人の妙齢(X齢)の女性の方々はどう思われたか不明ですが💧

因みに私には当たりです。

いきなりお口、女性器を模したカラフルな小便器4体から始まるんですからねえ、私は最初のお口の奴に偉く興味を惹かれました。入れてみたい気が、って何を⁉️

三輪さんはこれらを制作、床の間に飾っていたそうです、その後ドイツでは展示を断られたのだとか…

 

ここまで来て、では窯元としての第12代三輪休雪はどうだったのかひどく気になります。

彼の作陶例、ネットで見た限り、萩焼っぽい水指を見つけましたがそれ以外は不明。

今回の展示作品のように、時々の心情を作品にぶつける作品なんでしょうね、それにしても凄いテクニックに支えられていなければ不可能。

金一色など、釉薬の研究も凄まじいものがあると敬服するしかない。

 

最後に…

展示室に降る階段、ピロティのところに置かれた作品群、これは撮影可。

学生時代、心から楽しいと思ったことのなかった、とパネルにありましたが、その時の心の叫びを具象化したような頭部の数々。

思わず大画面記事冒頭に掲げましたが、作品の全体像と本館ファサードはこちら。

三輪さんは1940年生まれ、藝大彫刻科陶芸専攻、当初より三輪家を継ぐべく学んできた訳ですが、今回展示では絵ばっかり描いていた、と三輪さん語っています。

とまあ、随分と楽しんだ今回、入場料は1,100円。これが300円割引となって、ぐるっとパス効果は計10,040円と大台越え致しました。

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東京オリンピック選手村、外観

2021-07-20 | 祭り/イベント

ボランティアに参加している、はお伝えしているところですが、

その活動初日、こんな様子を目にしました、のアーカイブ。

多分差し障りのない景色と思っております。各国、こんな風に自分たちの存在を主張しているんですね…

それにしても、梅雨明けのその日は暑かったなああ、一気に日に焼けました💦

 

 

居住エリアに入れる訳ではないのですが、

向こう側からはいろんな用事で我々のところに来ていました。

更に… ここがチェックポイントなんですが、既設の塾か学校でもあるのか、

こんな風にお子さんたちが出入りしてたりして不思議な様子も目にしました。

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