先日テレビのチャンネルを変えている時に
たまたま止めた番組が、ある田舎の道端で
そこに住む方に声をかけるものがあった。
それが、どの年配の方も生き生きとしていた。
伴侶に先立たれた80代の方もやるべき畑仕事などをしながら
生き生きと生活しています。
庭仕事や畑など毎日世話をすることが楽しいらしい。
楽しくて仕方がないようです。
私はそれを見ていて、「これだ!」と思いました。
よく精神世界について勉強をしていたり興味がある人は
何かと理屈をのべたり考えたりするものですが
もっとシンプルなものなんです。
私たちにとって必要な学びはこう言った日常にあると思うのです。
どこかにあるのでもなく、特別な知識や能力のなかにしか
ないのではなく私たちの毎日の中にいつもあることなんですね。
誰でもいつでも毎日実践していくべきものなんだと思うのです。
探求していった先には特別な世界が開けるとか
特殊な能力が開発されるというものだけではなく
どう生きるかという、もっと日常に根付いたものに
気づくのかもしれないなぁと感じたのです。
この肉体をここで使うことに意味があるわけで
だからこそ感情や人間としての持つ部分を
使う学びがあるのではないでしょうか?
多くの人は何か特別な存在になりたい
何か有名になりたい、特別な力が・・・
などなど特別なものを求めますが、
たった今の時間を、今やっている些細だとことがらに
意識をもっと向けることが
今の生を活かすことになるのかもしれませんね。
毎日目覚め、同じような生活だとしても
それも特別なことになるのですね。
全てが特別なこと。
特別なことは今にある・・・
そんなことに気づかされました。