人のことを思いやったり、気を利かすことはいいこと。
でも、いつの間にか自分のことを後回しにしていて
気が付くとそれが周りの人にとっても当たり前になっている。
いつの間にか自分の中の何かが枯渇しているのに
自分自身は気づくことができずにいる。
周りの人のことも大事なこと。
状況によっては自分以外の人のために尽くさなくてはいけない時期もある。
でも、そういった状況でなくても周りの人のためと
言うことを優先してしまったりする。
それなのに、感謝されないとがっかりしてしまう。
別に頼まれてもいないのに良かれと思ってすることが
自分自身を窮屈にしていく・・・
相手の喜ぶ顔が見たいから・・・
そんな風に自分がしたことの先を想像して
相手から、ある何かの良い反応を期待すること。
たまには良いかもしれないけれど
それが習慣的にしているのなら、少し考えたほうがいい。
相手に勝手に期待しないのならよいけれど・・・
それは、単に自分の期待を相手に押し付けていることになる。
それによって自分の心を満たそうとしている・・・
それではダメ。
自分の心は第三者によってではなく、
自分自身で満たせなくてはいけない。
それで初めて自己完結できるのだから・・・
何かの立場、誰かのため・・・
そんな自分以外のものからの称賛によってしか
心を満たすことができない間は
まだまだ本当に自分が満たされているわけではないし
そんな自分では本当に誰かを自然に喜ばせることなんてできない。
本当に何も、期待の微塵もなく自然と何か人のためにできるのは
自分がすでに全て持っているときに初めてできることなのかもしれない。
表面的である人はとても多い。
もしかしたらほとんどかもしれない・・・
すべては奥が深く、すべてはシンプル。
すでにあって、いつもない・・・