それぞれが自分の世界を生きている。
それなのに、まだまだ力を持ちたいと思っているものが多く
それにつられるもの、それに呑み込まれるものなど
自分の足で立てないままいるものもいる。
そうありながら、自分も同じように力を欲している。
単に同じ中にいると言うことなのだけれど…
昔から「力」と言うものがよく分からなかった。
すぐに人は上下をつけたり
〜の方が力があると思ったりする。
多くの人は瞬時にそんなことを無意識のうちにしている。
自分と周りを別の次元で考えやすいのだと思う。
現代では力と富が等しい働きもしているのも事実。
富があれば多くの欲するものを手にすることができる。
有名になれば力、富に繋がる…
そうじゃないと言いつつ、
心の中では密かにチャンスを待っている。
でも、それが本当の自分の力を持つことになるのだろうか?
いったい何と比べているのだろう?
力を欲すると言うことは
本当の意味での力の無さを
鎧で隠そうとする恐怖心からくるのだろう…
恐怖という感情の根深さは厄介だ。