★ Tのゆるゆる日記 ★ 

人生どこへ向かうのか?
日々、感じたことを通してみえること。

注意すること

2021-08-07 | ちょっと、ひとりごと

人はほんの一部の関わりを持っただけで

全てを知ったような気になるものだ。

 

例えば、私が何処かの国に数年住んだとして

その国で一人仲良くなった人ができるとする。

すると、その友達からの風習や文化などの背景を見聞きすることになる。

せっかくだから住んでいる間に主要な観光地も出かけたし

私はその国のことを知った気になる。

 

でも、それはほんの一部に過ぎない。

友達になった人の習慣や風習、文化的な様子でしかなく

もしかしたら別の人は違う可能性もある。

住んでいたとしても、その地域の様子になだけ。

出かけても、観光地などはまた観光のためのものだ。

 

私も海外の人で日本や日本人に対して同じようなことを目にする。

誰かが言ったことが日本だと思うのだろう...

同じ日本人でも考え方や生活の仕方は家庭などによってもかなり違うし

地域ごとでもまた違いがあるだろう。

それこそ別の国などはとてつもなく大きく地域によってかなり違う。

 

本当にその国やその国の人のことを知るには時間がかかる。

もしも仕事など期間限定で行き、それこそ自分の立場が高ければ

本音はどうであれ、

皆んないい顔をしてきたり親切にしてくる可能性も高い。

特に日本人は海外の人に興味があるので親切に接する人も多い。

 

地元の人が食べるようなものは食べず

地元の人の文化も興味がなく

何年いようが言葉も全く知らず

その国のことを知ったような気になる人も多い。

国や地域を背景として作られた文化はすぐには分からない。

そこから根ざした感覚がまた人々の中にある。

 

少数だけを見て簡単に一括りにして

分かったような気になるのは失礼なことだ。

 

たまたま、国などのことを例に挙げたけれど

これは全てのことに言える。

自分が知りたいと思ったら、もっと大きな範囲で深く

自分から知ろうとしなければ知ることはできない。

知ったような気になることには要注意だ。

 

 


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