やりたいことがなくてもいい

自分のやりたいことがはっきりしているなら、それは簡単だ。

単に動けばいい。

問題はその前のやりたいことがはっきり分からないと言うことだ。

やりたいことが分からないと言う人は幾つであろうと多いと思う。

そんな時は何をしたいのかばかりに意識を向けるのではなく

何でもいいから今やっていることをしっかり丁寧にやることを心がけてみよう。

分からない面に意識を向けるのではなく、

今行っている日常のことに意識を向けるようにするだけでいい。

常に何をしたいか分かっている、すぐに見つけられる人に

何年も何年もやりたいことや、方向が見つけれらない人が

相談したところでたいしたアドバイスなんてもらえない。

多分、タイプが違うのだろう。。。

物事を簡単に明確にできる人、できない人がいるんじゃないかな。

人生は宿命があり、運命を動かしていく流れも強さも個々の中に持つ。

個が持つ性質が運命を動かすのだから

何かしらの流れの中に既に置かれているのかもしれない。

だから、なかなかやりたいことが見つけられないのなら

今やっていること、今目の前にあるやるべきことに

意識を向けることが大事なのだと思う。

無いものに意識を向けて虚しくなる必要はない。

探さなくていいと言っているのでもなく、

今はその問題を頭のどこかに置いておくだけにして意識を向けなくていいだけだ。

いつか答えが見つかるかもしれないし、見つからないかもしれない。

それはそれでいい。

ひとつに意識を向ける力の量も人それぞれ違うのだから。