★ Tのゆるゆる日記 ★ 

人生どこへ向かうのか?
日々、感じたことを通してみえること。

異国でホームレスになること

2022-11-17 | 最近おもうこと
自分が生まれた場所、育つ場所で
今自分が持つ「普通」が決まっていく。

日本は世界でも平均して豊かであるし
教育、医療も高額ではなく受けられる。
また、どんな仕事でも働く気があるのなら収入も得られやすい。
自分次第で生活をしていきやすい国なのではないかと思う。

学校で知り合った男性の小さな国では
家を買うとか借りると言うことがないそうだ。
みんな自給自足のような生活をしているのだろう。。。
若いときであれば移住したりなどし
まだ道を切り開き人生を変えることも可能かもしれないけれど
年齢があがって移住先の言葉もできずお金も持たずに来て
仕事もなければその国で浮浪者となってしまう。
まさに、その男性は今ホームレスだ。

お金の動きのある国では何でもお金を支払って手に入れる必要があり
お金を手にできるぶん、お金も出ていくのだ。
お金がなければ住む場所も食べ物も
何も自分自身では手に入れられない。

でも、仕事がしたくてもホームレス状態で仕事をもらうのも難しい。
年齢は知らないけれど、50、60代で人生を変えようと
言葉もわからない国に飛び込んでも仕事はそう簡単に得られないし
住む場所がない人に対し皆んないい顔はしない。
まず、人となりなんて知るよしもないのだから
雇う側も条件だけを聞けば断るだろう。。。

彼はもう少しマシな生活を夢見て移住したらしいが
何も持たず、コネもなく言葉もできずにくるのは無謀だとも思えるけれど
移住しホームレスになっている。
仕事先の人にまず言葉を勉強してと言われ学校に来ているそうだ。
言葉ができないのに仕事をしている肉体労働者は沢山いるので
多分、雇わない口実で学校を紹介したのではないかと思ってしまう。
だって、仕事もせず学校で言葉を勉強している場合じゃない。。。

最近はコロナになり支援があって住む場所も食べ物も提供されているが
あと数ヶ月で彼らは住む場所を追い出されるそうだ。
今が特別だったのだけれど、
それに慣れてしまって仕事を積極的にやらなくていい状態から
急にそれが決定し慌てている。

この状況だけで皆んな避けているけれど
単に言葉があまりできないだけだと私は思う。
出身の国がら、ややマイペースなところはあるけれど
性格が凶暴とかだらしがないのではない。
どちらかというと、几帳面な感じが見て取れる。

私も含め、言葉ができないだけなのに
頭や性格が悪い、変わっていると受け取る人たちはいるけれど
そんな人たちだって自分の頭の中ではちゃんと考えている。

何とか仕事を得られて、いつか自分で生活できることを願うばかりだ。





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