毎年楽しみにしている「市長と町会長で語ろう未来創生ミーティング」が始まりました。
初日の今日は姉崎地区(39町会)と有秋地区(28町会)。
どちらも防災をテーマに、町会長さんから活発な意見や質問をお聞きしました。
私が特に気になったのは避難行動要支援者制度で、何人かの町会長さんも発言されていました。
この制度は災害時に1人では避難が困難で支援が必要な人(介護が必要な一人暮らしの方や高齢者、障がい者、妊産婦、日本語の理解が十分でない外国人など)に対して、町会などの地域住民が協力して安否確認や避難支援を行うものです。
この制度が始まった頃、障がい児を抱える我が家にも登録に関する書類が届いたんですが、支援してくれる人の名前を書けと。日頃からお付き合いがあるお隣さんは、息子のことを理解してくれているのでこれはクリア。
でも、そのお隣さん(支援者)に印鑑を押してもらう必要があったんです。
なんじゃ、こりゃ!? まるで契約やんか! そんなことは頼めん!と登録しませんでした。
今は印鑑は必要なしになったのですが、私と同じように登録を諦めた人にこのことを知らせているのか疑問・・・。
そもそも登録が当事者の手あげ方式であることに問題があるのではないかと発言された町会長さんがいました。
これ、同感!
回覧を見落として制度を知らず登録に至らないケースもあり、明らかに支援が必要と思える方がこぼれてしまい、小さい町会では「なんで私には支援してくれないの?」となるのです。
避難行動要支援者制度は本当に機能するのでしょうか。
制度よりも日頃のご近所とのお付き合いを大切にする方が、よっぽど共助が機能するのではないかとしみじみ感じました。