薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

今年最後の議会

2018年11月29日 | 日記

本日から今年最後の議会が始まりました。
今回は代表質問をします。

登壇日は12月5日(水) 13時30~の予定
1.残土及び再生土の埋立てについて
2.市原市障がい福祉計画について
3.広報いちはらについて

これまで産業廃棄物の不法投棄や残土・再生土の埋め立てなどの環境問題は、小沢さんが一手に引き受けて質問してくれていたのですが、今月6日に再生土の埋立て現場から土砂崩れが起こり、その現場を見た時に「私もちゃんと勉強しなければ」という思いに駆られました。
正直言って不得意分野ですし、まだまだ知識不足で小沢さんのように行政に立ち向かっていく程の力量はありませんが、不安を感じている市民の気持ちに寄り添って質問したいと思っています。

障がい者福祉計画は、障がいがある生徒の卒業後の進路(受け皿)等について質問します。
ここ数年、受け入れ先を探すのに苦労し、不安を抱えている保護者の声を聞いて取り上げました。

そして最後の「広報いちはら」は、現在の新聞折り込みから全戸配布への要望。
もう3度目になりますが、これは私の執念です。

登壇日まで残すところ6日。明日は家にこもって原稿の最終修正をします。・・・ん、最終になるかな?

こうして議会質問の原稿作成で、ここ2週間は頭の中がパッツンパッツン!
もっと夢や希望のある質問をしてみたいとつぶやきながら、先週末に家族で外食に行くと・・・。
なんじゃ、コレ!? 全部裏返ってるやん!

数種類の醤油を用意するのは誰の為? お客さんでしょ。
だったら、置くなら、こうでしょ!と修正。

やっぱり私は、商魂たくましい関西人。
こんな付加価値にこだわってしまうのです。

 


再生土の埋め立て崩落現場

2018年11月11日 | 日記

6日の午後に起こった市原市大桶地先の再生土埋め立て崩落現場を、小沢さんと視察してきました。
まず市の職員と施工業者の方から説明をしてもらって、一通り現場を確認させてもらいました。

仮置きしていた再生土が、下を走る道路(うぐいすライン)と向かいの林地に流出。
長さ61m、幅47m、高さ5m、約2万立米だそうです。
これで人的被害がなかったのは、せめてもの救いです。

9月末に現場から水が流れでたため土砂が流れ出さないないように鉄板の矢板を打ったものの、これを越えて道路に流出しまったようです。

道路を越えて向かいの林地に流れ出た土砂。ガードレールも、へしゃげてその威力は凄まじい。

施工業者の方に話を伺うと、これまで同様の事業を行ってこられたが、このような崩落は初めてのこと。
「再生土は時間が経てば固まっていきますが、今年は台風が多くて雨で水分を含んだ事が原因なのかもしれない」と。

道路に流れ出た土砂は一晩かけて片付けられましたが、再び崩落が起こる危険性もあるので適切な対処が済むまで通行止めは解除されません。

うぐいすライン利用されてきた方にはご不便をおかけしますが、ご理解の上、迂回ルートでの移動をお願いします。


五井駅で思わぬ出会い

2018年11月01日 | 障がい

議会が終わると、朝6時頃から五井駅・姉ヶ崎駅で市民ネット通信や議会速報を配布しています。

息子を家に一人にしておけないので、夫が出勤するまでに帰宅しなければならず、活動は7時までの1時間。
出勤のピークを迎える前に去るのが悔しくてならなかったのですが、今回は息子をショートステイに預けられたので8時まで五井駅に立つことができました。

7時を過ぎると人の流れがドッと変わるんですね。バスが到着する度に、すごい人波。

その波が途切れた時、颯爽と現れた1台の車椅子!
近づいてきたら、なんと息子が通学していた袖ケ浦特別支援学校の後輩だったのです。
こんな所で会えるとは思っていなかっただけに、お互いビックリしながら「おはよう!」とハイタッチ!
改札口に向かう彼を見送り、気合が入りました。

障がいがあって悔しい思いをしたことがあったでしょう。
障がいに対する理解の無さに嘆いたこともあったでしょう。
でも、彼はそんなことを感じさせず、笑顔で私の前を通り過ぎていったのです。

車椅子で出勤する彼の背中を見つめながら、清々しい気持ちになりました。