薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

議会、終わった~!

2020年03月25日 | 日記

2月17日から始まった議会は今日をもって閉会となりました。
令和2年度予算案に関して、市民ネットワークは否決しました。

主な理由は3つ。
①五井駅前にある梨ノ木公園駐車場の改修工事
1997年に設置された駐車場は、利用台数も収入も年々減り稼働率は40%という低さ。
収入で人件費を賄えない赤字経営が続いているのに、精算機などの改修工事を1,600万円かけて行う必要があるのでしょうか? 
来年度からは五井会館と周辺エリアの利活用を一体的に進めるプロジェクトがスタートします。
その状況をみてから駐車場の必要性を判断しなければなりません。

②公共施設再配置モデルケース推進事業
八幡宿駅西口にある老朽化した6つの公共施設を複合化して、八幡運動公園に建設する事業。
これまで市民ワークショップを重ねて検討してきたというけれど、建設場所については全くコンセンサスを得たものではない上に、県の高潮浸水想定区域図では、最大3メートルの浸水予想がされている場所なんです。
建設予定地は3か所あったのに、一番リスクの高い所に新築する意味があるのでしょうか?

③庁舎強靭化対策事業
10階建ての旧庁舎・議会棟などを現在の敷地内に建替える事業で、約100億円もの費用がついてきます。
2年前に新しい庁舎ができたばかりなのに、2026年にまた庁舎が新築されるんです。
この事業に関して私達は何度も議会質問で取り上げてきましたが、五井会館やサンプラザ市原などの公共施設の活用を真剣に検討しないまま、建替えることには納得できません。

予算案を否決するのは4年ぶりのこと。
否決するにはそれなりに覚悟もいりますが、是々非々で問うのが私達、市民ネットワークの信条です。

こちらは先週末に訪れた市内のカフェ。
息子がお世話になっている福祉施設で育てた野菜を提供しています。
ローストビーフサンドイッチ、絶品ですよ~!
カフェフェリシア 市原市宿245-1


地元町会を歩きながら

2020年03月20日 | 日記

今週から12月議会報告のポスティングを開始。
2月初旬には納品されていたのに議会の質問準備などに追われて、こんな時期になってしまいました。

今日も地元町会を練り歩き、約800部のポスティングをようやく完了しました。
庭の手入れをされている方と会話を交わしたり、顔なじみの方から近況を伺ったり、道路の舗装状況や排水の状態を確認しながら歩きます。

「こんにちは」
「あら、森山さん。息子さん元気にしてる?」
「お蔭様で、今日も元気に通所してます」
「良かったわ。コロナウィルスの影響を心配してたのよ」
他党を支援されている方なんですが、障がいがある息子を気にかけて、いつも声をかけて下さるのです。
有り難いですね。

今日は数カ月前にはあった立派なお屋敷が忽然と消えていて驚きました。
その一方で、新たな造成も始まり、まちは刻々と変わっていることを感じます。

丸1日歩いて帰宅すると、日頃の運動不足がたたって股関節周りが筋肉痛。
姿勢が悪いので関節に負担がかかってるんだろうなぁ・・・。
なんと情けないこっちゃ。

町会巡りで改めて気づいた児童遊園の看板。
これ、誰への周知何だろうか?
一だけは、ひらがな表記。あとは読めるの?不思議~!



予算審査を終えて

2020年03月11日 | 日記

2月17日から始まった議会定例会。
27日の代表質問では、主に、残土や再生土の埋立てに悩む鶴舞地区の将来ビジョンについて質問しました。

質問にあたっては事前に質問主旨を職員と確認し合うヒアリングをするのですが、ちょっと感情的になってしまったのは反省かな・・。でも、大勢の人を目の前にして、あんなに怒ったのは初めてで自分でもビックリ。
それだけ鶴舞の住民の嘆きが私の胸に刺さっていたからです。

そして今週から来年度の予算審査が始まり、今日は私が所属する建設分科会がありました。
私が答弁に対して「~ってことですね」って復唱する度に、目の前に座っている各部長や次長がウンウンと頷いてくれたり、時には違う違う!と首を振ってくれたので、自分の理解が及ばない点を再度確認し理解を深めることができました。
まるで、我が子を見守るような存在で有り難かったです。

明日は総務分科会が行われます。この分野は新規事業が目白押し。
各委員がどんな質問をするのか、その答弁にも注目したいと思っています。

こちらは五井駅に引き続き、八幡宿駅西口に設置された障がい者用停車スペース。
是非、ご利用下さい!