薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

帰省先で知った高齢者支援

2017年04月30日 | 日記

ゴールデンウィーク、皆さま如何お過ごしですか?

私は空き家になった大阪の実家に帰っています。

ここ数年この季節に帰ることはなかったので、久し振りに庭の花を見ました。

いつもの如くお向かいのおば様にご挨拶に行き、お話して知ったゴミ出しの高齢者支援。

「去年はこんなサービスなかったよね」と私。

「市は考えてくれてるわ。助かる」と、おば様。

河内長野市は高齢者や障がい者の世帯に対して、自宅の前にゴミを出しておけば収集してくれるサービスを行っているのです。

とても興味深くて、滞在中に市役所に行って聞いてみようと思っています。

帰省で知る他自治体のサービスは、貴重な学びになっています。

 


「まちづくりの集い」と「おしゃべり介護喫茶」

2017年04月29日 | 日記

市民ネットワークで定期的に開催している「まちづくりの集い」を国分寺台公民館で行いました。

山本県議、小沢市議、私の議会報告をした後、参加して下さった方とフリートークが始まります。

一人の困りごとや不安に思っていることに対して議員が答えるだけでなく、他の参加者からも提案やアドバイスが出るのです。

今回の参加者は全員男性だったのには驚きましたが、様々な活動をされておられる方が多く、一つの問題に対してそれぞれの視点で話されるのでとても勉強になりました。

午後からは事務所で「おしゃべり介護喫茶」を開催。

毎月第4金曜日に開催しており、楽しみにして下さっている方が集まりました。もちろん私もその一人です。

病気のこと、介護のこと、介護している自分自身の健康など毎回話は尽きません。

次回は5月26日、13時30分からです。

介護には縁遠い若い方の参加もお待ちしています。


市民目線で「いちはらアート×ミックス2017」を検証

2017年04月26日 | 日記

市民ネットワークの有志20名で、アート×ミックスを見学しました。

ちょうど2週間前は議員会で見学したのですが、その時はお膳立てされた見学会。今回は市民目線での見学会です。

市民ネットワークは3年前の初回アート×ミックスも見学会を企画しており、当時の課題点が改善されたのか、また今回は教育や地域おこしの再生にも力を入れた地元主体の芸術祭に舵を切り直したことで、どう変わったのかなどを検証しました。

幾つかの会場を巡り帰りのバス内で感想を伺うと、企業の組織で揉まれたシニア男子から鋭い指摘。

会場の案内図が分かりにくいし、車いす用入口に行ってみたがスタッフがいなくて扉は閉まったまま。とにかくスタッフが少なくてイベントとしての盛り上がりが感じられないね~と運営面での課題。

また現代アートというものは見ただけでは理解しにくいところもあり説明がほしいと思うのですが、作家はいないし、せめて作品のタイトルぐらいはほしい。説明文があっても文字が小さすぎて見えない(若い人は大丈夫なんでしょうが)。点在した会場全体のストーリーがみえない・・・などなどメモを取りながら、今回も課題は多くあると感じました。

29年度にはアート×ミックス実行委員会の補助や会場の整備に、約8千万円もの市税が投入されています。これが過疎化する南市原の活性化に本当につながるのだろうか、参加者からは疑問の声が・・・。

議員会の見学で訪れた時、旧里見小学校に駐車していた車の半分が県外ナンバーだったと私喜んでいたんですが、今回はたった3台ですべて袖ケ浦ナンバー。議員会の見学時は菜の花と桜満開で自然の力が大きく、アート×ミックスが目当てではなかったのかも・・・。

もうすぐゴールデンウイーク。来ていただいた方に満足してもらえるか、不安と期待が入り混じっています。

最後はみんな笑顔で!

 


木更津の「生活バス」

2017年04月19日 | 日記

月に一度、市原と木更津の市民ネットワークで会議を開き、互いの活動について情報交換しています。

場所は持ち回りで、今日はきさらづ市民ネットワークの事務所で。

住宅地の一軒家を借りた事務所はとにかく静かで、市原の事務所とは雰囲気が全く違います。

今日は互いの活動を報告し合ううちに、市民の足となる交通についての話題に。

木更津では10年も前からNPO法人ライフサポート浪岡生活バスを運行していると聞き、急きょ理事長の近藤さんに連絡してお話を聞かせてもらいました。

まず2地区を回って乗客を拾いNPOの車庫まで運び、そこから公園やスーパー、市役所、病院など、運行コースにそって走ります。

1日に4便あり、1便は3コース、2便は2コース、3・4便は1コースとなっていて、10人乗りの中古車を購入して運行しています。

例えば1便目で市役所に行き、2便目で市役所からスーパーへ買い物に行き、4便目で車庫に戻りその後は家の近くまで送ってもらえるというもの。家の近くまで送るのは買い物の荷物が多くなるという配慮です。

これだけの活動を市の助成も受けずに10年以上も続けてこられたことに驚きでした。

現在約100名の登録があり、利用者の費用はNPO会費として1カ月2千円。一方、運営の費用は年間600万円。会費収入は240万円なので300~400万円を捻出しなければなりません。

NPO法人ライフサポート浪岡は市の公園清掃を受託していて、作業の費用をできるだけ抑えて運営費用の穴埋めをしているのです。つまり清掃する人がもらう報酬の一部を寄付して運営にあてるというイメージでしょうか。ボランティア精神の賜物です。

全国からも注目されていて、市原市若宮からも活動について伺いにこられるとか。

高齢者の生活をサポートする、このような活動が広がればいいなと感じました。

NPO法人ライフサポート浪岡の理事長の近藤さん(中央)、右隣は木更津市議・田中紀子さん。

このような機会を設けていただき、有難うございました。


こども部会 次回は5月25日(木)です

2017年04月14日 | 日記

市民ネットワークでは、6つの部会活動を行っています。

今日の午前は子ども部会医療福祉部会を合同で開催し、子育て中の若いママから子育てを卒業した方など10名が集まりました。

幼稚園や学校のこと、子どもや親の医療(病院)のこと、幼い子どもを連れての外出で困ること、行政に求めることなど話は尽きません。先週末に開幕したアート×ミックスも話題になりました。

特別にテーマを決めず自然な流れに任せて話すので、話題はどんどん膨らんでいきます。これって女性ならではかもしれませんね。

ちょっと聞いて!って感じの話が結構良い情報共有になり、各々の経験がアドバイスになることもあります。

解散後に「楽しかった!」とメールをいただき、やっぱり集うことの大切さを感じます。

次回の子ども部会は5月25日(木)9時30分~

興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしています!

 

 


いちはらアート×ミックス開催中

2017年04月12日 | 日記

3年ごとに開催される「いちはらアート×ミックス2017」が4月8日に開幕。期間は5月14日までです。

3年前の初回は「中房総国際芸術祭」という冠がつく巨額を投じての開催でしたが、今回はこのイベントの目的「過疎化する市原市南部の活性化」を、地元主体で盛り上げる芸術祭に転換した形での開催になりました。

そこで、議員会で視察にいってきました。

案内役は中島観光担当参事。(普段はとってもお洒落な方です)

移動中のバス内ではこの扮装と巧みなトークで盛り上げていただきました。

最初に訪れたのは旧白鳥小学校。

体育館には子どもたちの絵がズラリ。これもアート!

市原で活動している作家さんの作品も。これはカリブの民族手芸モラ。これ以外にもいっぱーい!

「ぞうの国」のゆめ花が描いた絵も展示されています。

近くの小湊鉄道・上総大久保駅は菜の花と満開の桜がとてもきれいでした。

次に訪れたのは森ラジオステーション。ここは是非見ていただきたい。

続いてゴルフ場オークビレッヂでの昼食。

市原市には32か所のゴルフ場があり、このアート×ミックス開催中に食事のみの利用をお願いしたところ、18か所のゴルフ場がOKしてくれたそうです。

ゴルフをしない私にとっては、こんな光景を眺めながらの食事は、なんとも優雅なひと時でした。

たまには女子会をゴルフ場で、というのもありですね。

食事を堪能してから、いちはらクオードの森→旧里見小学校→市原湖畔美術館 という行程。

こんなメルヘンに浸れる空間もあります。

この旧里見小学校で駐車してあった車をチェックしたら、半分は県外で山梨や栃木ナンバーもありました。嬉しいですね。

市原湖畔美術館の「里山絵本展 かこさとし」は、是非是非ご覧になって下さい!

爽やかな季節。多くの方のご来場をお待ちしています。 

 


入学式で思う「命の感謝」

2017年04月10日 | 障がい

東海小学校の入学式があり、29名の可愛らしい新1年生が勢ぞろいしました。

パイプ椅子に座ると足が床につかずプラプラさせている姿に思わず目じりが下がり、まるで孫を見るような気持ち。(いやー、そんな年になってしまいました)

名簿を見ると、読み方が難しい名前がズラリ。

時代は変わったなーと思いつつも、その名前を付ける時にご両親が懸命に考え夢を託されたことを感じます。

私は入学式には格別の思いがあります。

16年も前になりますが、息子の入学式の時も今日のように桜が満開でした。

病気や障がいをもって生まれた息子は6歳まで毎年大きな手術を受けていて、もう死ぬかもしれないと幾度も覚悟してきたので、小学生になった時は、ここまで生きてこられたことに感無量でした。

何ひとつ普通の成長を望めなかった息子でも小学生になれることは、想像以上に大きな喜びだったのです。

中学生になった時は、よくぞ12年間も生きてくれた!と入学式で涙してしまった程。

だから入学式は「おめでとう」という言葉よりも、「有難う」と命への感謝で心が一杯になってしまうんです。

こんな親は私だけかもしれませんが、普通の子育てをしていても高熱を出したり事故や大きなケガで、むちゃくちゃ心配された親御さんもいらっしゃることでしょう。

昨今は子どもが犠牲になる悲しい事件が後を絶たず、地域でしっかり子どもたちを見守っていかなければならないという思いに駆られます。

入学式は人生の節目。その都度、生きている自分を誇りに思い、命を大切にして、健やかに育っていってほしいと願っています。

 


アンケート調査中

2017年04月07日 | 日記

議会が終わるとネット通信の編集会議、息子の定期診察や私の歯科通院などで予定はびっしり。

その合間を縫って「まちづくりの集い」のチラシをもって国分寺台を歩きまわっています。

日時 4月28日(金)9時30分~11時30分

場所 国分寺台公民館

今回はこの案内を届けながら、4項目のアンケート調査を行っています。

①市の情報の入手先 ②公民館の使用料の値上げ ③アートミックス ④本庁舎の建替え  

①市の情報の入手先は「広報いちはら」がダントツで、市のホームページと答えた人はゼロ!市は広報の強化としてホームページやSNSでの発信に力を入れていますが、これって市民ニーズに合っているのか?と疑問です。

②公民館の使用料の値上げについては、知っている人と知らない人が半々。今月の「広報いちはら」に記載されていたけど、普段利用していない人は関心がないから読み飛ばしてしまっているのでしょうか・・・。

③アートミックスに関しては「知らない」という方が多いのにびっくりです。「知っている」と答えても関心がなく行きたいと思わないとの回答がほとんど。明日からスタートするのに暗雲・・・。

④本庁舎の建替え計画については、今建設中の防災庁舎が新庁舎だと思っている方が多く説明に時間を要し、正確な情報が市民に伝わっていないことを改めて感じました。

これは途中経過であり、これからも調査は続きます。

一人でも多くの方からご意見をいただきたいと思っていますので、まちづくりの集いに是非ご参加ください!