薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

もうすぐ12月議会がスタート

2021年11月28日 | 日記

気持ちの良い晴天が続いてますが、朝夕は冷えますね。
さて、12月1日から議会が始まり、ここ数日は夜な夜な質問原稿を書いています。

登壇日時と質問内容は以下の通りです。
12月15日(水)13時30分頃からの予定
1.不登校児童生徒への支援の在り方について
 (1)学びの保障について
 (2)保護者への支援について
 (3)理解を深める啓発について
2.公共施設の維持管理について
 (1)指定管理者制度や業務委託の再委託について
 (2)包括管理委託について

特に不登校に関するテーマは、悩み苦しみ抜いてきた親御さんに代わって登壇したいという気持ちです。
ネット中継でもご覧になれます⇒市議会中継

そして先週は市の農業センターを訪れました。
何故かブログのアクセスが上手くいかなかったので、Facebookに載せましたが再度ここでも。

こちらは恋人の丘

バーベキューができる広場もあります

とにかく綺麗に整備されていて、高台からの見晴らしも良い!
夕方だったのでバーベキューをしてる方はいませんでしたが、お散歩やジョギングされている方に出会いました。

今議会ではこのバーベキュー施設の利用料金変更の議案が出ています。
現在は800円で網やトング以外は全部用意、ゴミも持ち帰りですが、手ぶらでも楽しめるように炭や食器等も用意し洗浄しなくても良いとすることで4000円(市原市民は3500円)にるというもの。
別途料金はかかりますが、食材の用意も頼めるそうです。

この背景には施設利用者が少ないので維持管理費が赤字という問題があり、集客を増やしたいという狙いがあります。
キャンプも準備が大変で、全て用意されたグランピングが人気になっているように、手ぶらで楽しめることで新たな集客に繋がると期待出来ますし、他市のバーベキュー施設の利用料金と比較して妥当な金額であることは分かっているんですが、これまで低料金だから利用していた方を排除することにならないかが気になります。

この議案審査が行われるのは12月9日の市民経済常任委員会(10時~)
委員がどんな質問をするのか、それに対しての答弁は如何に?
市民にとって注目の議案です。


四街道市のグリスロ視察

2021年11月09日 | 日記

昨日は交通を考える会のメンバーと共に、グリーンスローモビリティ(時速20キロ未満で公道を走る事ができる電動車)の実証実験を行っている四街道市に向かいました。
四街道市ではこれが2度目で、昨年末に行った実証実験を踏まえて本格的に始動させるために取組んでおられます。

市全体としては人口が増加しているものの、高齢化が進み人口が減少している1地区を市全体の今後の課題と捉え、その団地内の移動手段としてグリーンスローモビリティに着目したそうですが、驚いたのは交通政策を担う部署ではなく企画部政策推進課が担っているのです。
その理由は高齢者対策だけでなく、まちの活気を取り戻す為に子育て世代にも注目してもらって人口増加を図りたいとのことで、つまりは総合計画と交通やまちづくりを総合的に図る為なのです。
いやー、この視点は素晴らしい!

1度目の実証実験では大きな団地内のルート設定や運転手の確保等が課題であったため、今回はデマンド型(予約制)に切替えて団地内54箇所を停留所に設定し、タクシー会社に運転を依頼。
停留所の主な場所はゴミステーションなので、150メートル歩けば乗れるという便利さなのです!

今回の実証実験の期間は約1年半という長期間なのも、この間に試行を繰り返し本格的に始動させたいとの事で、これまでのご苦労を含めた説明を伺って職員の方の熱い想いを感じました。
うーん、公共交通が最大の課題といえる市原市も負けてられないぞ~。

説明を受けた後に試乗させてもらいました。

座席にはドリンクホルダー付きのテーブルがあり、列車みたいで旅行気分!
振動も少なく乗り心地も良い!

こちらは停留所のマーク
「チョイソコ」のネーミングは「チョイとソコまで、ごいっしょに」という意味が込められています

6人乗りです

この視察をセッティングしてくれた四街道市の大越市議、丁寧に説明をして下さった職員の皆様に感謝です。