2年前に市原市が導入した事業仕分け「事務事業の市民点検」が今日行われました。
実は昨日、今日の2日間の開催だったのですが、台風12号の影響で今日のみになってしまったことは残念です。
9時から16時30分まで、18事業の点検がありました。
市原市の事業仕分けは、他の自治体にはない「市民が質問し判定する」スタイルなので、市民の声を生で聞ける貴重な機会なのですが、傍聴に来た議員は数名しかいなかったことは非常に残念。
事業仕分けの生みの親である構想日本の方がコーディネーターになり、1つの事業について職員が説明し、無作為抽出で選ばれた市民が質問。質疑を深めながら市民が事業の必要性を判定(廃止・要改善・継続)するのです。
こちらは「バス交通等地域対策協働事業」と「バス運行対策費補助事業」
ちょうど先月議会で質問した事に関わる事業だっただけに、聞きながら熱が入りました。
市民が議論できるように、コーディネーターが論点整理をしてくれます。
こちらは「狭あい道路後退用地整備事業」
続いて「マイナンバー普及啓発事業」と「公用車の活用」
この事務事業の市民点検を通して、鋭い質問をする市民に脱帽です。市原市の市民力はスゴイ!
事業の効果を上げるために何が必要なのか、課題はどこにあるのかを市民が追及し職員が答える場面では、ある時は市民目線で、時には職員を応援したくなることも。
こんな「せめぎ合い」が市原市議会にも必要!
学ぶことが沢山あった「事務事業の市民点検」
参加された市民の方、職員の方、そして構想日本の皆さま、お疲れ様でした。