薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

いつもとは違う議会

2020年07月30日 | 日記

本来なら7月1日に閉会となる議会でしたが、斉藤議員が3月に県外へ住民票を移していたことが判明し、議員資格を調査する特別委員会(百条委員会)が設置されたため会期を1カ月延長。本日ようやく閉会となりました。

委員会でご本人は居住実態は市原市にあるので議員資格は有すると主張されていましたが、根拠を示すための記録(近隣の店舗で購入したレシート等)は本人でなくても取得可能です。
破産手続きのために提出した弁護士宛ての委任状には東京都江東区の住所が記載されていて、都合によって二つの住所を使い分けていると捉えられます。
なぜ住所を東京都に移したのか、その理由について聞いても「夫婦間の問題だ」とし、明確な答えはありません。

単純な私は、市原市の市税から議員報酬をいただいているのに納税は東京都というのは、公職者として如何なものかと思うんですよね。

本日の本議会では全員一致で斉藤議員が議員資格を有しないことを可決しましたが、職を解かれたご本人は知事に申し立てをする旨の弁明を議場で滔々と述べられました。
反社会勢力からの借金問題で自民党を離脱して一人会派になってからの2年間、議場での質問や予算決算の意見陳述も一切されなかったのに・・・。

いつもは議会が終わるとホッとするのですが、なんだか後味が悪い今議会でした。