子どもたちが安心して過ごすことができる、家庭や学校以外の「子どもの第三の居場所」の開所式に参加させていただきました。
この居場所は、NPOいちはら市民活動協議会が公益法人日本財団による助成を受けて、スペースを提供していいる薬局ウェルシアさんと市と連携しながら運営されます。
これまでも毎週金曜日に子どもの居場所を運営されていましたが、今後は水・木・金の開催となり、様々な体験プログラムも実施されるそうです。
市内で学習サポートや放課後に子どもから大人まで世代を越えた交流の場を提供している方々に加え、居場所を必要としている不登校のお子さんがいる保護者の話を伺いました。
特に保護者の方の話しには胸を打たれます。
「学校に行きたくないという子どもの思いと、学校に行ってほしいと願う親の思いとのすり合わせが必要で、子どもの気持ちを考えて自分(親)に落とし込まないと前に進めない」
これって簡単にはできないことで、お子さんの気持ちをしっかり受け止めるまでに相当な葛藤があったと思います。
それは私が経験した障がい児の子育てに共通するだけに、胸にドシーンと落ちてくるのです。
私が議会質問で不登校について取り上げたのも、2年前にNPOいちはら市民活動協議会が企画したワークショップでした。
その頃に比べると支援活動の輪が広がり、その活動団体と行政を繋げる役割を担って下さっていることにも感謝しています。