薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

ネット通信106号!

2017年01月30日 | 日記

12月の議会報告を載せたネット通信106号が出来上がりました!

今朝は一軒の訪問後に事務所に行くと、ボランティアさんが納品されたばかりのネット通信を機械で二つ折りにし、各地区で配布してくださる方用に必要部数をまとめる作業中でした。

ボランティアさんはシニア男子が多いので、みなさん黙々と作業に徹し、あれよあれよという間に作業が進んでいきます。

しかも関西出身者がほとんどで、時折聞こえる関西なまりが心地良く、なんだかホッとするひと時でした。

「私の配布分800部はどこかなー?」「ちょっと待っとき。すぐ作ったるわ」  んー、いい感じ!

3か月ごとに繰り広げられるこの光景が大好きで、これが市民団体なんだなーって感じるんです。

さあ、明日も頑張ろう!そんな気持ちにさせてくれるボランティアさんに感謝です


富津市の事業仕分け

2017年01月29日 | 日記

各自治体で広がる事業仕分け。今日は富津市の事業仕分けを傍聴してきました。

昨年は市原市でも行われ、ブログでも紹介したところです。

市原市の事業仕分けは二つのバージョンがあり、①他部署の職員が質問し、判定員も他部署の職員がする ②質問者・判定員ともに市民がする。どちらも事業仕分けを開発した構想日本の方がコーディネーター役でした。

富津市の事業仕分けは、構想日本がコーディネーターになり、同じく構想日本の4人が仕分け人になって職員に質問し、その議論を聞いた市民が評価するシステム。

事業の内容は市民がよく利用する公民館や市民の森、運動公園などの施設です。

とにかく数字をはじいた費用対効果の検証はシビアで、職員が答えに詰まる場面も。

利用者数の増減を分析して設備をへらすのか、または整備をして使いやすくするべきか。指定管理者との契約の仕方を見直すことや、近隣の民間類似施設の状況をふまえて公共施設の役割を明確にしていくなど、市民の将来を考えて選択肢を探る質問は、とても参考になりました。

事業仕分けはムダを省くものであっても事業を廃止することが目的ではなく、市民にとってより良い形を考えていくことなのです。

いやー、それにしても構想日本は知識人の集団だと改めて感じました。

議論の末の評価の仕方は

①「施設の総量・配置」について、規模の拡大・配置の見直し・その他

②「施設の有効利用」について、多用途への転用・民間の活用・利活用の拡大・実施事業の見直し・その他

③「施設の管理」について、民間などの委託・料金の見直し・地域へ施設を移管・契約の見直し・その他

となっていて、改善内容が具体的に示されているから市民にとっては評価しやすいかも。

こちらは市民の森の評価結果。

こちらは前日の結果。

この結果が富津市の最終判断になるものではありません。(市原市の事業仕分けも同じです)

けれど、この議論をすべての市民が共有しているわけでもなく、市の最終判断を市民にどう伝えていくかが問われると思います。

 


池袋での研修会

2017年01月28日 | 日記

昨日は池袋で2つの研修に参加しました。

「空き家に関する地方公共団体の取り組み」と「指定管理者制度と公共施設」についてで、講師は神奈川大学法学部で公共経営論を教えておられる幸田雅治教授。弁護士でもあります。

全国で問題になっている空き家。その数はこの20年で倍増していて、景観の悪化、防災や防犯機能の低下、ごみなどの不法投棄や火災の発生を誘発するばかりでなく、悪臭や衛生の悪化、生い茂る草木などの問題があることは皆さんもご存じのことと思います。

H26年に特別措置法ができましたが、例えば長屋は全体を対象としているため一部でも居住者がいれば対象にならないし、建物がない空地も対象にならず、空き家の定義が地域の実情に合っていない場合があるんです。

そこで法ではカバーできない対策を盛り込んだ「空き家条例」を作っている宮崎市・京都市・神戸市などの取り組みについて学びました。

空き家の定義を広げたり、助言・指導・勧告を省略し即時に命令を行って解体(略式代執行)できるようにしているのです。

しかしこれらは対症療法であり、空き家が発生する原因がどこにあるのかを考えなくてはいけないと、幸田先生。

欧米では7~9割が中古住宅に対して日本は1割程度という流用の低さ。日本の住宅は高価なのに作ってはすぐ壊し、新築住宅がどんどん建設されてしまうこと。

住宅政策、相続税・固定資産税などの税制、都市政策をもっと考える必要があります。

ここでのお話で印象的だったのが、外国ではバイパスは混雑解消のためのものだから、沿線には商店を建てられないってこと。

日本はバイパスに大型店舗が建てられ道が混雑し、地元の商店がすたれてしまうという現象がおこります。

都市計画の観点では、高層ビルが立ち並ぶニューヨークと東京のまちづくりの比較が興味深かった~。

中心街から20キロ離れればほとんど建物はなく緑いっぱいのニューヨークに対して、東京はどこまで離れても住宅がびっしり!まちづくりがしっかりしていれば、こんな一極集中にならなっかたと指摘されました。

空き家対策を考えるって、結局まちづくりのあり方が問われんですね。奥深い!

第2部の指定管理者制度と公共施設については、指定管理者制度の問題や課題を学びました。

ライフスタイルの変化や多様なニーズに行政が応えるには限界があり、市民や民間事業者等との協働が進められていて、指定管理者制度もその一つでしょう。

けれど十分な管理経験をもたない団体が指定管理者になりサービスの量や質が低下するケースや、指定期間によっては優秀な人材を集めるのが難しくノウハウが蓄積されないといった問題があります。

また、そもそも指定管理には向かない施設としてTUTAYA図書館の惨状をバッサリ!自治体が図書館の役割をどう考えているのか。単なる貸し本業務なのか?図書館は地域住民の学習・教養の拠点であり、かつ地域の情報拠点である!と熱弁でした。

市原市の中央図書館もカウンター業務のみ指定管理者制度が導入されます。今後、すべての業務にまで導入されることがないよう注目していかなければ。

市原市でも市民や民間事業者等との協働という形で指定管理者制度が進められている中で、管理を任せればそれで良いというわけじゃなく、私は行政(公)の役割が今一つ見えてこなかったんです。

「協働は公的部門に新たな責任を生じさせる。しかし日本は行政の責任が非常に乏しい。」と幸田先生。

公の役割をもっと明確にしていかなければいけないと強く感じました。

 


歴代のPTA会長でランチ

2017年01月25日 | 障がい

高等部の3年間、息子が通った袖ケ浦特別支援学校。

たった3年とは思えない程、思い出深いものがあります。

PTA会長だった2年間は千葉県特別支援学校PTA連合会の会長も務めていたので、ハンパなく多忙でしたが、保護者や先生に支えてもらい卒業後した今でも親睦を深めています。

連合会の会長ゆえに県の教育や福祉に関する協議会の委員にもなり本当にいろんなことを学ばせてもらいました。

この経験がなければ今の私はなかったかもしれません。

昨日はH22年から現在までのPTA会長が集まり4人でランチ会。

現在の学校の様子を聞き懐かしみながら、来年度の予算や活動についてアドバイス。

「全国PTA大会の開催場所をチェックして旅費の計上した?」「連合会の理事校になるけど、体制は大丈夫?」「他校との交流会や連合会の発表などの受け持ち順番表は更新できてる?」など、ちょっとうるさかったかなー。

でも、すかさずメモをとる現職の会長、さすが!

管理職の先生は2年で変わることが多いので、過去の経験を活かすには保護者の申し送りがとても重要。

特別支援学校は小学部から高等部まで12年間通学する子どもが多いので、先生より親の方が学校の事を良く分かっているのですから。

障がいのある子どもの学校環境を少しでも良くしたいという思いと、親自身の社会勉強でもあるPTA活動。

袖ケ浦特別支援学校は今年で50周年を迎え、「記念行事の準備はどこまで進んでるの?」と、これ又うるさい元PTA会長達。笑ってしまいます。

話は尽きず、「3時で閉店になります」との言葉で解散!

楽しかったーと言う現職会長の言葉に救われ、こんな繋がりを大切にしていきたいと改めて思いました。

美味しい料理をいただき、良いリフレッシュになりました💕


生の声を聴く

2017年01月24日 | 日記

市民ネットでは、毎月第4月曜日を市政相談日としています。

この日でないと相談できないわけではありませんが、視察や調査、委員会や協議会の傍聴などで議員は事務所にいないことも多いので、市政相談日は議員が対応できる日としてネット通信に載せています。

今日は山本県議と小沢市議が埼玉県へ視察に出たので、私が事務所でスタンバイ。

すると一本の電話が入り、相談に来られました。

就労や子育てのことなどをお聞きして、苦しい立場にある方への支援はまだまだ不十分だと痛感しました。

こうして生の声を聴くことで、暮らしに不安を抱えている方の苦しさがわかります。

相談に来られる方や電話での相談をお聞きすると「聞いてもらって気持ちがラクになりました」とおっしゃる方が多く、共に考える仲間を必要としていることに気づきます。

まだまだ知識がないので、まずは相談者に寄り添って悩みを共有しながら解決策を見出したいと思っています。

次回の市政相談日は2月27日。

県も市も議会中なので議員は不在になりますが、元市議の桑田代表が相談を務めます。

一人で悩みを抱え込まず、相談にいらしてください。電話でもOKです。

皆様の声をお待ちしています。

 


最後まで自分らしく生きるために

2017年01月23日 | 日記

”自分らしい「生き」「死に」を考える会“って、すごいネーミングです。

この会の代表を務める東京女子医科大学・第一内科非常勤講師の渡辺敏恵先生の話を聞きました。

急性期病棟では、意識がなく寝たきりになった患者さんに対して胃瘻(いろう)の造設・経管栄養を行って療養病棟へ転院させることを当然のように行っていたが、療養病棟を担当するようになって自分が転院させた患者のその後の姿を見て、本当にこれで良いのか?と疑問をいだくようになったそうです。

手足の萎縮や拘縮によって元気なころとは様変わりした状態になり、意識もなく管につながれているこの人にとって幸せがここにあるのだろうか?この状態を本人が望んでいたのだろうか?と。

終末期の医療のあり方は「生きる長さ」か「生きる質」か?

医者はどうしても生きる長さにこだわりがちだが、選択は患者本人の意思の尊重が何よりも重要。

そのためには「あらゆる治療を受けたい」「延命治療は受けたくない」「どのような状態になっても〇〇だけはしてほしくない」などの思いを、自分で意思表示ができなくなる前に(元気なうちに)家族と話し合い、意思を共有しておくことが必要になります。

そのツールとして渡辺先生が考案されたのが「私の生き方連絡ノート」

このノートには、・大切にしていることや大きな出来事、家族や仕事、友人など自分のことについて・今の自分が望む医療や闘病のかたち・自分で意思表示ができるときに治療に望むこと・自分で意思表示ができないときに治療に望むこと・治療や生活について自分の代わりに判断してほしい人などを記入するようになっていて、その作業そのものが自分の「生き」「死に」を考えることになります。

人の価値観は一人ひとり違い、最後の迎え方も人それぞれ。「どう死ぬかということはどう生きるかということでもあり、死は生の対極ではなく、その一部として存在する」と、村上春樹さんの著書・ノルウェーの森から引用して、締めくくられました。

両親を亡くした私は、救命と延命の違いに混乱した経験があります。

数多くの事例を目の当たりにしてきた医師や看護師とは違い、家族にとってはどこからが延命医療になるのかわかりません。

食べられなくなってきたら点滴で栄養を摂れば元気になるかもしれない、経管栄養(胃瘻)をすれば持ちこたえるかもしれないと、生きていてほしいという強い願いから、本人の意思を考えずに家族本位の治療を望んでしまうのです。

私が出会った訪問看護の看護師から、看取りの医療について患者の思いと家族の思いにズレがあり患者本位の医療を提供できないことに苦悩したと伺ったことがありました。

患者の思いを家族が共有していれば、医療現場も残される家族も旅立ちを気持ちよく迎えることができるのかもしれません。

父の死を受け入れられず泣いていた時に、カレンダーに書いてある言葉にハッとしました。

死が不幸なら どんなに幸せな人生も 不幸に終わる

死を悲しむよりも、生き方を称えたくなったことを思い出した講演でした。


体育協会の表彰式と懇親会

2017年01月22日 | 日記

市原市体育協会の表彰式と新春スポーツ懇談会に出席しました。

体育協会には40以上の団体が加盟していて、会員は2万人。

日頃のご尽力や功績を称え、個人や団体に感謝状、功労賞、勲功賞が送られました。

受賞者には小学生もいて、緊張しながら壇上に上がる姿を親のような気持ちで見ていました。いや、もう祖母に近いか?

多くの大人がいる中で礼儀正しく振る舞えるのも、スポーツで鍛えられた精神なのでしょう。

粛々と進められた表彰式の後は、賑やかな懇談会。

加盟団体が次々に壇上に上がって挨拶。

これは剣道連盟。

真ん中の紅一点は、小沢議員。今まで知らなかったんですけど、大学時代の4年間は剣道部に入ってたんです。

H30年に行われる世界女子ソフトボール選手権では、市原市のゼットエーパークが会場のひとつに選ばれていますし、東京オリンピック・パラリンピックを通じて国際交流を推進する自治体として市原市はニュージーランドのホストタウンになりました。 

スポーツを通して市原市のまちづくりが進めばいいなーと思っています。

小沢議員と記念撮影。


年収2,343万円の仕事とは?

2017年01月19日 | 日記

今朝は6時すぎから五井駅に立ち、チラシ配布。

3月に行なわれる千葉県知事選挙を皆さんに考えてもらいたいとの思いで配布しました。

千葉県知事は、全国知事のトップ2,343万円の報酬!退職金は4年勤務で4,000万円!

この報酬に見合う仕事ができているのでしょうか?その答えを出せるのが選挙です。

ご覧の通り、財政力は47都道府県の中で4位にもかかわらず、福祉・医療・教育はワースト!

大阪から千葉に転居して、息子が通学していた特別支援学校のスクールバスの少なさに驚いたのも、予算がつかなかったからなんだ!

大阪府立の特別支援学校では特別な事情がない限り7台のスクールバスで通学するのが基本でしたが、もっと広い校区である千葉県立袖ケ浦特別支援学校はたった3台しかスクールバスがなく、高速道路を走って親が送迎しているのです。

一往復100キロって人もいるんです!

親が病気などで送迎できなければ子どもは通学できない。義務教育でこんな理不尽なことがあって良いのでしょうか?

しかも窃盗犯認知件数は全国で4位なのに検挙率は44位という治安の悪さ。

県民に寄り添った暮らしを考える知事であってほしいものです。 


阪神・淡路大震災から22年経って

2017年01月17日 | 日記

6,434人の尊い命が奪われた阪神・淡路大震災から今日で22年が経ちました。

あの時は大阪府河内長野市に住んでいて、まだ寝ていた時に起きた地震。

関西は揺れを感じるほどの地震は滅多に起きないので暫くは何が起きたのかわからず、とにかく怖くて動けませんでした。

時間が経つにつれてわかった被害の大きさ。

何度も走ったことのある阪神高速道路が倒れ、火の海になった神戸の映像は今でも目に焼き付いています。

これは真実なのか? ただただ目を疑うばかりでした。

報道ヘリコプターの音で倒壊した家屋の下敷きになった人の声がきこえず救出の妨げになり、規制がされるようになったこと。自助・共助が9割であったことから、自主防災がクローズアップされたこと。仮設住宅での孤独死の問題など学ぶことは多々あったはずです。

22年が経った今日はどんな報道があるのかと思っていたら、今朝のテレビでは数分触れただけで、新聞の番組欄には掲載もない。

こうして風化していくんでしょうか・・・。

今日会った人の中で唯一この震災に触れたのは、息子が通院しているこども病院の主治医でした。

関西では新聞で大きく取り上げていましたが、関東の紙面はほんのわずかしか掲載されていません。

同じように東日本大震災も被災地でなければ報道は年々減り、やがて忘れ去られてしまうのでしょうか。

災害の備えは過去の教訓をいかに生かせるかが問われ、そのためにも風化させず私たち一人ひとりが意識して継承していかなければいけないと思います。

これは先日行われた消防の出初式。すっごく寒かった!

今回はヘリも登場。

過去の大地震を再現する起震車。

寒風吹きすさぶ中での演技。

お疲れさまでした。


市民ネットの「子ども部会」

2017年01月12日 | 日記

市民ネットには「市民自治・まちづくり」「歴史・文化」「環境」「子ども」「医療・福祉」「平和」の部会があり、各部会ごとに学習会や調査活動をしています。

今日は「子ども部会」を開きました。

少人数でしたが近況報告や日頃感じていること、不安に思うことなどを語り合う中でいろんなことが見えてきます。

子どもさんが通っている幼稚園や小学校の様子など、現場の声を聞けることはとても貴重。

どんなことに悩み不安を抱えているのかを聞き、それらを解消していくためにはどうすればいいのかを的確にアドバイスができれば良いのですが、まだまだ知識不足で今日は議員という立場でなく一保護者として話を聞きました。

息子が学校に通っていた頃を振り返ると、共に悩み考えるママ友の存在が特別なアドバイス以上に有り難く、そんな仲間づくりができるのも「子ども部会」の役割なのかな~って感じ、やっぱり議員としてではなく母としてのスタンスを大切にしたい!

とにかく繋がっていくことで悩みや不安が解消されることも多々あります。

子ども部会の参加条件はありません。

子育て中の方、子育てを卒業した方、子どもがいない方、いろんな方に気軽に参加していただければと思います。

次回の開催日が決まり次第報告します。

 

 


知って得する薬の話

2017年01月11日 | 日記

議会の質問や報告書の作成など、仕事をする上ではなくてはならないパソコン。

今まで使っていたパソコンは重くて持ち運びが大変だったので、手軽に持ち運べるものを購入しました。

やったー!これで気軽に持って出かけられる!と喜びは束の間で、設定がうまくいかない音痴な私。

やっとインターネットにつなげられたので、新しいパソコンでの初投稿です!

今日は市民ネットの事務所で運営会議。

迫る総会の資料のことや活動について話し合い、ネット通信の読み合わせなどで時間はあっという間に過ぎてしまいました。

午後からは「知って得する薬の話」。講師は薬剤師でもある小沢さんです。

地域に出向いて市民の声をお聞きする「まちづくりの集い」で企画したところ大好評だったので、事務所でも開催することにしました。

錠剤といっても様々で、表面がつるんとした糖衣錠、カプセル状のもの、口の中で溶けるものや舌下に入れるもの、かみ砕くものなどがあり、それぞれにどんな意味があるのかを知りました。ほー、なるほど!って感じです。

薬を飲み忘れた場合どうすれば良いのかは、薬の血中濃度をイメージして考えることで理解できました。

ジネリック薬品のメリット・デメリット、服用時間(食前・食後・食間・頓服)の理由、複数の薬を服用した場合や食品との相互作用など、とてもわかりやすい説明でした。

薬を処方するのは医師ですが、薬のエキスパートは薬剤師です。

在宅医療にシフトしていく流れの中で、薬剤師の役割がますます重要になり、「かかりつけ薬剤師制度」があることも知りました。

これは患者の服薬管理や指導だけでなく患者からの相談に24時間対応し、薬をちゃんと飲めているのかを医師に伝え、飲めていない場合は服用しやすい処方を提案するものです。

薬と薬剤師の活用の仕方は、聞けば聞くほど、お得情報満載!

参加者からの質問も多く、やっぱり薬には関心がありますよね。

小沢さんの言葉。「医師は内科・外科・耳鼻科・眼科など専門分野のスペシャリスト。それに対して薬剤師には専門分野がなく全てを網羅するジェネラリスト」

これは議会での質問にも感じられます。

一つの施策に捉われず、市の方向性と施策の合致など全体的に物事を捉えて問題点を指摘する質問ができるのも、ジェネラリストゆえなのでしょう。

小沢さんの魅力を改めて感じました。

市民ネットでは今後もいろんな企画を催しますので、是非ホームページを覗いてみてください。

 


ネット通信の編集会議

2017年01月06日 | 日記

ネットの通信106号の作成にとりかかっています。

昨日はその編集会議がありました。

こうした会議を何回も開いて推考を重ねていきます。

市民ネットの通信は中学生が読んでも理解できるものを目指していて、行政に関心がない人にも分かりやすい言葉で表現するように心掛けています。

文章が硬い私の原稿は、赤ペンの修正だらけ。

出来上がった通信は駅で配布するのですが、最近は18才の選挙権の影響もあって高校生が受け取ってくれることもあり、もっともっと分かりやすいものにしていかなければと思っています。

完成予定は2月の初旬。

魅力ある紙面作りに奮闘中です。


帰省は学びの宝庫

2017年01月03日 | 日記

岡山から700キロの道のりを14時間かけて帰宅しました。

長い道中では毎年必ず数カ所で事故を目撃しているだけに、無事に帰宅できたことは感謝ですね。

運転は夫と交代しながら、早く帰宅することよりも、車間距離を保ち安全運転を心掛けています。

長距離の楽しみは高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを覗くこと!

最近のサービスエリアは、ホント面白い。

新東名の長篠設楽原PAはコンセプトがはっきりしていて、戦国時代をイメージした黒が基調のオドロオドロしい雰囲気。商品には刀剣や火縄銃などのレプリカまである。(今回は寄れなかったので、写真がなくてゴメンナサイ)

今回は新東名で新しくできた岡崎SAに初めて立ち寄りました。

愛知県岡崎市は市政100周年ということで、「赤い糸プロジェクト」と称して様々な商品を並べるブースが設置されていました。

なかでも目を引いたのは「とりぶし」

2012年東京ビックサイトで行われた食肉産業展の「地鶏・銘柄鶏肉コンテスト」で最優秀賞をとった“岡崎おうはん”の胸肉を遠赤焙乾させて削ったもの。

たった20グラムで、お値段1,436円!

「これ、売れてるんですか?」って聞いたら「結構売れるんですよ」って。

買ってから味見すると確かに鶏なんだけど、違和感なくかつお節と同じように使える不思議さ。

そこでふと思うんですが、市原の畜産業の豚もこんなふうにできないのかしら?

おそらく地元の人は高くて買わないでしょうが、観光気分が購買欲を増進させるのです。

かつて住んでいた大阪府河内長野市の商品も同じく、離れた私にとっては観光気分で購買欲アップ!

名産の桃を使ったソースを始めとするこれらの商品は自治会が作っているとあって、どんなものかと購入。

まだ味見はしてませんが超楽しみです。

この商品は最近できた「くろまろの郷」という施設のビジターセンターにあります。

この中には、焼き立てのパンが食せるコーナーも。

この他に大勢の買い物客でにぎわう、新鮮な野菜や果物、お花が売られているJA直売所。

開店前には長蛇の列ができるほど。

地産地消ビュッフェレストランもあり、この日はクリスマスということもあり予約でいっぱいでした。

こんなふうに人が集い過ごせる場所って、市原にはあったかな?

商品は質の高さもさながら、場所の雰囲気や売り方も重要ですよね~。

帰省はいろんなことを感じさせてくれます。

岡山の広報紙や夫の兄が住む神戸市の広報紙を見て興味深々でした。これは後日ご報告します。

のんびりした気分で過ごしたはずの10日間でしたが、頭の片隅にはいつも市政がよぎります。

充電完了したところで明日から仕事。

学びの日々が始まります。 


新年を迎えて

2017年01月01日 | 日記

明けましておめでとうございます。

岡山で新年を迎えております。

90歳近くになる夫の両親と兄家族と共に、元気に集まれることは幸せですね〜。

私の両親は他界したので、尚のことそう思います。

さて、今年は何事もじっくり構えて、ゆっくり準備をしたい!

もう、議会前にあせることがないように。

なーんて思っておりますが、どうなることやら・・・。

日々チャレンジ。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。