今日は夢ホールで開催された「子育ちワークショップ」に。
これは今、市が策定中の「こども未来プラン」に、子育て家庭や支援団体等の皆さんの意見を反映させようと企画したものです。
始めに千葉大学教育学部付属教員養成開発センターの土田氏からの講演がありました。
今の子どもはストレスを抱え、自尊感情が低く傷つきやすいが、人とのかかわりを求めている。
市原市で行った児童・生徒のアンケート調査でも、大人に大切にしてほしいことは「関わり」だという結果が示されました。
でも、子どもと同様に親もストレスを抱えているのです。
だからこそ、子育て家庭を孤立させない支援が必要なのだと。
そして最後に「今日ここに来られない方、苦しい思いをしている方に思いを馳せ考えることも大切」との言葉がグッときました。
次は参加者35名を5つのテーマに分けて話し合いがスタート。
ファシリテーターを務めるのは市の職員です。
どのテーブルもとても活発に意見が出され、こうして生の声を聴くことが職員にとって貴重な経験になるはずですし、それがワークショップの魅力なのでしょうね。
最近いろんな分野で市はワークショップを企画してますが、今日ほど自然だと感じたワークショップはなかったかも。
一角に設けられた保育室から子どもの声が聞こえてくるし、乳飲み子を抱っこしながら話すママもいました。
保育室から聞こえる泣き声に、思わず席を立ち走るパパ。
これが自然だよ~!!!
だって、私達大人もかつては泣きわめき駄々をこねた時代があったんだもの。
これからも子育て真っ最中のパパママが遠慮なく子どもを連れて、市原の未来を語れる場をもっと増やしてほしいと心から願っています。