薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

子育ちワークショップ

2019年07月28日 | 日記

今日は夢ホールで開催された「子育ちワークショップ」に。
これは今、市が策定中の「こども未来プラン」に、子育て家庭や支援団体等の皆さんの意見を反映させようと企画したものです。

始めに千葉大学教育学部付属教員養成開発センターの土田氏からの講演がありました。
今の子どもはストレスを抱え、自尊感情が低く傷つきやすいが、人とのかかわりを求めている。
市原市で行った児童・生徒のアンケート調査でも、大人に大切にしてほしいことは「関わり」だという結果が示されました。
でも、子どもと同様に親もストレスを抱えているのです。
だからこそ、子育て家庭を孤立させない支援が必要なのだと。
そして最後に「今日ここに来られない方、苦しい思いをしている方に思いを馳せ考えることも大切」との言葉がグッときました。

次は参加者35名を5つのテーマに分けて話し合いがスタート。
ファシリテーターを務めるのは市の職員です。
どのテーブルもとても活発に意見が出され、こうして生の声を聴くことが職員にとって貴重な経験になるはずですし、それがワークショップの魅力なのでしょうね。

最近いろんな分野で市はワークショップを企画してますが、今日ほど自然だと感じたワークショップはなかったかも。

一角に設けられた保育室から子どもの声が聞こえてくるし、乳飲み子を抱っこしながら話すママもいました。
保育室から聞こえる泣き声に、思わず席を立ち走るパパ。
これが自然だよ~!!!
だって、私達大人もかつては泣きわめき駄々をこねた時代があったんだもの。

これからも子育て真っ最中のパパママが遠慮なく子どもを連れて、市原の未来を語れる場をもっと増やしてほしいと心から願っています。


おもてなしの心の原点

2019年07月10日 | 障がい

あれれ、もう議会が始まってるんですけど、お知らせしてませんね

昨日は市民ネットワークを代表して小沢さんが質問しました。
新庁舎が昨年に完成したけど、古い庁舎の将来的な整備方針について現在進められている検討に大きな疑問を投げかけました。
もう1点は指定管理者制度のあり方を根本的に問う質問。
どちらも入念に調べあげて質問したのに、肩透かしを食らったような答弁には「?」です。

さて、私の質問日は7月18日の13時以降になります。
1.運営費補助金について
2.シルバー人材センターの運営について
3.房総里山芸術祭 いちはらアートミックス2020について

原稿の加筆修正は登壇日まで、まだまだ続くと思います。
もうこれでおしまい!としたいところですが、往生際が悪いので、あれこれいじくった挙句に元の鞘に収まるのがパターンかも。

今日は夕食の用意もできず家族3人でファミレスに行くと、温かいお茶3つとお冷が1つテーブルに運ばれました。
この意味、分かりますか?

熱いものが苦手な障がい者がいることを知っているから、お冷も用意してくれたんです。
息子への配慮だなーと、心が温かくなりました。

「おもてなしの心」その原点が心のバリアフリーなのかもしれませんね。