市原市肢体不自由児者父母の会が企画した「障がい者家族のための防災学習会」に行ってきました。
場所は、この春オープンしたばかりの市原市南部保健福祉センター。
午前中は起震車で大地震を体験。
今回の企画はこの起震車で車椅子に座って揺れを体験することでした。
私が行ったときにはもう終わってしまってたんですが、想像以上の揺れで車椅子の前輪が浮いちゃって落ちそうになったとか。
起震車に車椅子で体験なんて肢体不自由児者の親ならではの視点です。
消防署の方もビックリされて、こぞって体験してたそうです。
続いて屋内で、車椅子が使えない時の運び方、物を詰まらせた時の処置、けいれんが起きた時の安全な体位などを学びました。
写真は、吐き出させるためのハイムリック法。迫真の演技でした。
お昼は非常食の試食会。通常の非常食ではなく、噛む力が弱い人でも食べられるもの。
お湯を入れるだけでポッテリした和風味の粥が出来上がり、なかなかの美味。
他にもカレーや卵どんぶりもあって、和気あいあい楽しい非常食ランチタイムになりました。
午後からは市原市防災課の出前講座。
家族に障がいのある方がいらっしゃる担当者だったので、行政目線でなく気持ちが通じ合うお話でした。
「自助・共助・公助」の中で、今までの事例では公助はたった1割。
災害時の備えは、非常用の持ち出し袋と日頃のご近所付き合いが大切ですね~。