最近テレビやSNSでSDGsって言葉はよく耳にするけれど、自分の生活との繋がりが感じられずピンこない方もおられると思います。
そこで一昨日、SDGsをカードゲームで学ぶ体験会を開催しました。
4人一組になって、資源カードを組み合わせて車や家などのアイテムを作り、ポイントを稼いぐゲームです。
資源カードは大きく分けて2種類。
レアメタル・化石燃料・鉄といった地球上に限りがあるものと、木材・植物・動物/海産物など月日がたてば回復できる資源。
この資源カードがなくなるまでゲームを進めていくのですが、4人が1巡すると木材・植物・動物/海産物の資源カードは回復できるので、それを如何に上手く使っていくかがポイント。
手っ取り早くポイントが高いアイテムを作って得点を稼げば資源カードは一気になくなりますが、ポイントが低いアイテムでもゲームを持続させることで、結果として高得点になるんです。
子どもから大人まで楽しめてチームで知恵を絞るので、SDGsを通して世代を超えたコミュニケーションツールにもなっているのではと感じました。
このカードゲームをするのは2回目だったのですが、やっぱり面白い!
実はこのゲームの開発者は「うんこドリル」を作った方だと聞き、そりゃーハマりますね。
カードゲームのファシリテーターを務めていただいたのは、市原市企画部の高澤部長です。
今、市ではこのカードゲームの市原版を作成しているところなので、完成したらもっと身近な資源カードが登場するかもしれませんね。
それにしても、世界中の食糧支援が390万トンなのに、日本全体の食品ロスは643万トンというお話が衝撃的でした。
参加して下さった方からは「SDGsが理解出来た」という感想が沢山あり、人一人の意識やアクションが変わっていくキッカケになったのではと思っています。