R7年4月に寺谷小学校が牛久小学校に統合されることになり、地域での説明会に行ってきました。
統合先が決定するまでの間にも説明会が開催され参加させていただいたことがあったので、今回は保護者も地域住民の皆さんもほぼ納得された上での説明会だと思っていましたが、そうじゃなかった・・・。
教育委員会としては候補に挙がっている2校との距離や安全な通学手段の確保、また学校をまるごと統合するのではなく地区で分けるなど、様々な検討をして統合先を決定した経過が伺えましたが、納得できない方も沢山おられました。
「スクールバスを出してもらっても、乗り遅れたら親が車で送っていかなければならず、シングルマザーや経済的に苦しい家庭環境ではムリ。こうした状況の家庭に配慮しているのか」
これはグッサリ胸に突き刺さりました。
学校に行き渋る子どもの親も大変です。
他にも「学校は地域の歴史や文化の拠点でもあり、保護者だけでなく地域住民の意見も聞いてほしい」「統合先を決める前にもっと意見交換をすれば、地域住民の協力で解決できる課題もあったのではないか」などなど。
それにしても、市のホームページで公開しているにもかかわらず、当事者である寺谷小学校の保護者への説明がまだ行われていなかったことには正直驚きました。
保護者、地域住民にはそれぞれの考え方があるので、全ての方の同意を得ることは難しいと思いますが、今後は統合先を決定する前に「地域全体で一緒に考える」という過程を大切にする必要があると思います。