昨日は交通を考える会のメンバーと共に、グリーンスローモビリティ(時速20キロ未満で公道を走る事ができる電動車)の実証実験を行っている四街道市に向かいました。
四街道市ではこれが2度目で、昨年末に行った実証実験を踏まえて本格的に始動させるために取組んでおられます。
市全体としては人口が増加しているものの、高齢化が進み人口が減少している1地区を市全体の今後の課題と捉え、その団地内の移動手段としてグリーンスローモビリティに着目したそうですが、驚いたのは交通政策を担う部署ではなく企画部政策推進課が担っているのです。
その理由は高齢者対策だけでなく、まちの活気を取り戻す為に子育て世代にも注目してもらって人口増加を図りたいとのことで、つまりは総合計画と交通やまちづくりを総合的に図る為なのです。
いやー、この視点は素晴らしい!
1度目の実証実験では大きな団地内のルート設定や運転手の確保等が課題であったため、今回はデマンド型(予約制)に切替えて団地内54箇所を停留所に設定し、タクシー会社に運転を依頼。
停留所の主な場所はゴミステーションなので、150メートル歩けば乗れるという便利さなのです!
今回の実証実験の期間は約1年半という長期間なのも、この間に試行を繰り返し本格的に始動させたいとの事で、これまでのご苦労を含めた説明を伺って職員の方の熱い想いを感じました。
うーん、公共交通が最大の課題といえる市原市も負けてられないぞ~。
説明を受けた後に試乗させてもらいました。
座席にはドリンクホルダー付きのテーブルがあり、列車みたいで旅行気分!
振動も少なく乗り心地も良い!
こちらは停留所のマーク
「チョイソコ」のネーミングは「チョイとソコまで、ごいっしょに」という意味が込められています
6人乗りです
この視察をセッティングしてくれた四街道市の大越市議、丁寧に説明をして下さった職員の皆様に感謝です。