5月21,22日の2日間は、店舗の営業をお休みし、日本最大級のMTBレース、「セルフディスカバリーアドベンチャー イン 王滝」に参加してきました。
約2年ぶりの参加でしたが、京都に住みだしてからは初の王滝ということで、今回は「京都MTB朝ライド」の皆さまと一緒に行動させていただきました。
前回出場時のタイムが6時間9分。今回の目標は、ズバリ、6時間切りです。
今回は最近購入したニューバイク(29インチ)での参加です。今までは26インチMTBで参加していましたが、ジープロードが延々と続く王滝は、転がり性、グリップ感の良い29インチが有利なため、バイク性能に期待です。
肝心の身体の方はというと、トレイルライドは頻繁に行っているものの、自分を追い込むようなトレーニングは、本番1週間前に1度したのみ。体力的な不安はありましたが、そこは自転車屋さん。機材の力を信じることにしました。
使用バイクは、CANNONDALE F-Si CARBON TEAM
メインコンポは、SRAM XX1 チェーンリング32T
タイヤは、SCHWALBE RACING RALPH 29x2.1 空気圧1.9BAR チューブレス仕様
グリップは長距離の定番、ERGON GS1
サドルはお気に入りの、SELLE ITALIA SLR
そしてサイクルコンピュータが苦手なワタシは、やはりコレ、ADEPT Arclock オシャレな時計です。
まずは大会前日の21日、現地に向かう途中でお昼ご飯。
過去の自分に勝つ!というありがちな理由でカツカレー。
会場に到着すると、すでに大勢の参加者が出展ブースを見学していました。
MTBマラソン系競技で活躍する、TOPEAK ERGONの池田選手も、出展ブースにいらっしゃいました。
受付を済ませると、きっちりと自転車の最終点検。レース中のトラブル、防げるものは防ぎたいですからね。
100kmの長丁場のため、特にチェーンオイルは、チェーンの1コマずつ丁寧にさしていきます。
夕方にレースの説明会兼パーティがあり、アルコールも出てくるのですが、翌朝からレース、、、。
悩んで悩んで、、、飲みました。やっぱりビールです。シアワセです。
早朝3時起床予定のため、9時には就寝。気持ちよく眠れました。
大会前日、当日とも良く晴れていたため、朝方はかなり冷え込みました。
4時半からスタート地点にバイクを並べられるのですが、4時の時点で既にかなりの人数が待機しています。
何とかそこそこの位置を確保し、スタート前の準備を行います。
今回の補給食は、
ハイドレーションにメイタン電解質パウダーを水に溶かしたもの2リットル
ボトルにパワージェル5本を水で溶いたもの500ml
ジャージのポケットに、メイタンCC、メイタンCCCを計5本、スポーツようかん2本
バックパックにおにぎり、大福、メイタンCC3本
という装備でした。
レース前に、足攣り防止のためのサプリメント、メイタン2RUNと、乳酸をパワーに変えるという嬉しいサプリ、JUCOLA クエン酸パワーを飲みます。
さあ、いよいよスタートです。ここからは走っていて写真がありません。
林道に入るまでの最初の数キロは、先導車がつくパレード区間、集団走行になるため、落車などの無いように注意しながら走ります。
そして先導車がいなくなると、いよいよダートが始まります。
とりあえず集団がばらけるまでは、目標タイムが近い、mineさん、Mizoさんに離されないように必死で走ります。
最初はひたすら続く長い登り。10キロ地点を過ぎたあたりになると、身体も温まり、心拍も落ち着いてきます。
しかしやはり苦手な登り。目印にしていた朝ライドジャージも気づけば見えなくなり、早くも力の差を感じます。
登りで失ったタイムは、下りで取り返します。
下りが始まると、スピードが乗ります。29erのグリップ感と、レフティフォークの剛性感のおかげで、怖さはありません。
特に、レフティフォークは、レースが始まるまで正直、特別良い印象を持っていませんでしたが、下りでハイスピードになると、良さが実感できました。
剛性が高いため、フォークがぶれず、ライン取りが安定し、高負荷がかかった状態でもスムースにストロークしている感触が、今まで使用していたフォークとは別物でした。
下りで気持ちよく抜き、登りでまた抜かれるということを繰り返しているうちに、mineさん、Mizoさんに追いつき、しばらく一緒に走ります。
登りでは敵わないため、下りでできる限り引き離すように、平地区間も休まないように気合が入ります。
CP2が近づくころには、少し先行するようになりしばらく一人旅。
一人で登りは、本当に心が折れそうになります。もう二度と来たくないと思いながら何とか休まず走ります。
途中の下りでフロントタイヤから周期的にシュッ、シュッ、シュッと嫌な音が、、
やってしまったと思いながらも、新しく入れたSTAN'S NOTUBES、RACEシーラントの力を信じて走り続けると、エア漏れが止まりました。
心の中でガッツポーズをきめました。
CP2では水だけ頂き、念のためにタイヤの空気圧をチェックしてすぐに出発。滞在時間約30秒、つかの間の休憩でした。
その後も変わらず遅い登り。あまりの登れなさにいらいらしながらも、走っていくと、SHIVERさんの背中が、みえた。
決死のダウンヒルで追いかけようとしますが、頑張りすぎてオーバーラン。藪に突っ込みながらも何とか捕らえます。
ここからは抜きつ抜かれつ一緒に走ります。
そして最後の長い登り坂、ケイデンスを落とさないように、ペダリングを数えながら必死で登ります。
先行するSHIVERさんの背中が近づいたその時、SHIVERさんの心が折れた瞬間を目撃。
これがラストチャンスと思い、ペースを落とさず抜いていきます。
このあたりになると、42kmクラスの選手と合流するため、大半の選手が自転車を押しています。
頑張ってくださーい、と声をかけながら抜いていき、最後の下り坂へ突入。
最後にトラブルがあっても悔しいので、セーブしながら下っていきます。
無事、ゴール。
タイムは5時間39分、目標の6時間切りを達成しました。
ゴール地点で、マイブームのシクロワイヤード風写真を撮ってもらい、満足です。
走り終わるとすでに、次回に向けての課題について考えているから、王滝って、不思議なものです。
さっきまで、二度と来たくないと思っていたのに、不思議ですね。
今回は、機材の力もあり、目標達成できましたが、同じくらいのタイムの選手の中では、圧倒的に上りが遅いことがわかりました。
上を目指すには、日頃からのトレーニングは大切なものだということを改めて実感しました。
競い合える楽しさ、味わってしまうと病みつきですね。また出たいと思います。
京都MTB朝ライドの皆さま、ありがとうございました。
約2年ぶりの参加でしたが、京都に住みだしてからは初の王滝ということで、今回は「京都MTB朝ライド」の皆さまと一緒に行動させていただきました。
前回出場時のタイムが6時間9分。今回の目標は、ズバリ、6時間切りです。
今回は最近購入したニューバイク(29インチ)での参加です。今までは26インチMTBで参加していましたが、ジープロードが延々と続く王滝は、転がり性、グリップ感の良い29インチが有利なため、バイク性能に期待です。
肝心の身体の方はというと、トレイルライドは頻繁に行っているものの、自分を追い込むようなトレーニングは、本番1週間前に1度したのみ。体力的な不安はありましたが、そこは自転車屋さん。機材の力を信じることにしました。
使用バイクは、CANNONDALE F-Si CARBON TEAM
メインコンポは、SRAM XX1 チェーンリング32T
タイヤは、SCHWALBE RACING RALPH 29x2.1 空気圧1.9BAR チューブレス仕様
グリップは長距離の定番、ERGON GS1
サドルはお気に入りの、SELLE ITALIA SLR
そしてサイクルコンピュータが苦手なワタシは、やはりコレ、ADEPT Arclock オシャレな時計です。
まずは大会前日の21日、現地に向かう途中でお昼ご飯。
過去の自分に勝つ!というありがちな理由でカツカレー。
会場に到着すると、すでに大勢の参加者が出展ブースを見学していました。
MTBマラソン系競技で活躍する、TOPEAK ERGONの池田選手も、出展ブースにいらっしゃいました。
受付を済ませると、きっちりと自転車の最終点検。レース中のトラブル、防げるものは防ぎたいですからね。
100kmの長丁場のため、特にチェーンオイルは、チェーンの1コマずつ丁寧にさしていきます。
夕方にレースの説明会兼パーティがあり、アルコールも出てくるのですが、翌朝からレース、、、。
悩んで悩んで、、、飲みました。やっぱりビールです。シアワセです。
早朝3時起床予定のため、9時には就寝。気持ちよく眠れました。
大会前日、当日とも良く晴れていたため、朝方はかなり冷え込みました。
4時半からスタート地点にバイクを並べられるのですが、4時の時点で既にかなりの人数が待機しています。
何とかそこそこの位置を確保し、スタート前の準備を行います。
今回の補給食は、
ハイドレーションにメイタン電解質パウダーを水に溶かしたもの2リットル
ボトルにパワージェル5本を水で溶いたもの500ml
ジャージのポケットに、メイタンCC、メイタンCCCを計5本、スポーツようかん2本
バックパックにおにぎり、大福、メイタンCC3本
という装備でした。
レース前に、足攣り防止のためのサプリメント、メイタン2RUNと、乳酸をパワーに変えるという嬉しいサプリ、JUCOLA クエン酸パワーを飲みます。
さあ、いよいよスタートです。ここからは走っていて写真がありません。
林道に入るまでの最初の数キロは、先導車がつくパレード区間、集団走行になるため、落車などの無いように注意しながら走ります。
そして先導車がいなくなると、いよいよダートが始まります。
とりあえず集団がばらけるまでは、目標タイムが近い、mineさん、Mizoさんに離されないように必死で走ります。
最初はひたすら続く長い登り。10キロ地点を過ぎたあたりになると、身体も温まり、心拍も落ち着いてきます。
しかしやはり苦手な登り。目印にしていた朝ライドジャージも気づけば見えなくなり、早くも力の差を感じます。
登りで失ったタイムは、下りで取り返します。
下りが始まると、スピードが乗ります。29erのグリップ感と、レフティフォークの剛性感のおかげで、怖さはありません。
特に、レフティフォークは、レースが始まるまで正直、特別良い印象を持っていませんでしたが、下りでハイスピードになると、良さが実感できました。
剛性が高いため、フォークがぶれず、ライン取りが安定し、高負荷がかかった状態でもスムースにストロークしている感触が、今まで使用していたフォークとは別物でした。
下りで気持ちよく抜き、登りでまた抜かれるということを繰り返しているうちに、mineさん、Mizoさんに追いつき、しばらく一緒に走ります。
登りでは敵わないため、下りでできる限り引き離すように、平地区間も休まないように気合が入ります。
CP2が近づくころには、少し先行するようになりしばらく一人旅。
一人で登りは、本当に心が折れそうになります。もう二度と来たくないと思いながら何とか休まず走ります。
途中の下りでフロントタイヤから周期的にシュッ、シュッ、シュッと嫌な音が、、
やってしまったと思いながらも、新しく入れたSTAN'S NOTUBES、RACEシーラントの力を信じて走り続けると、エア漏れが止まりました。
心の中でガッツポーズをきめました。
CP2では水だけ頂き、念のためにタイヤの空気圧をチェックしてすぐに出発。滞在時間約30秒、つかの間の休憩でした。
その後も変わらず遅い登り。あまりの登れなさにいらいらしながらも、走っていくと、SHIVERさんの背中が、みえた。
決死のダウンヒルで追いかけようとしますが、頑張りすぎてオーバーラン。藪に突っ込みながらも何とか捕らえます。
ここからは抜きつ抜かれつ一緒に走ります。
そして最後の長い登り坂、ケイデンスを落とさないように、ペダリングを数えながら必死で登ります。
先行するSHIVERさんの背中が近づいたその時、SHIVERさんの心が折れた瞬間を目撃。
これがラストチャンスと思い、ペースを落とさず抜いていきます。
このあたりになると、42kmクラスの選手と合流するため、大半の選手が自転車を押しています。
頑張ってくださーい、と声をかけながら抜いていき、最後の下り坂へ突入。
最後にトラブルがあっても悔しいので、セーブしながら下っていきます。
無事、ゴール。
タイムは5時間39分、目標の6時間切りを達成しました。
ゴール地点で、マイブームのシクロワイヤード風写真を撮ってもらい、満足です。
走り終わるとすでに、次回に向けての課題について考えているから、王滝って、不思議なものです。
さっきまで、二度と来たくないと思っていたのに、不思議ですね。
今回は、機材の力もあり、目標達成できましたが、同じくらいのタイムの選手の中では、圧倒的に上りが遅いことがわかりました。
上を目指すには、日頃からのトレーニングは大切なものだということを改めて実感しました。
競い合える楽しさ、味わってしまうと病みつきですね。また出たいと思います。
京都MTB朝ライドの皆さま、ありがとうございました。
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