2月3日(土) 13時~15時30分まで開催された
第21回生涯学習フェア DIY・手づくりライフ入門
~やってみよう 住まいのチェック まずは 網戸の張り替えから~
へお邪魔しました。
DIY千葉の佐藤規一さんを始めとする生涯学習の
仲間の皆さんが実習の一環で行った講座です。
会場は船橋・海神公民館 集会室
予定定員30人を集めた集会室は、すごい熱気でした。
受講者の皆さんは、6つの作業台に分かれて、
用意されたサッシへ網戸張りに取り組んでいました。
網戸の取材も多いので、網目の張り具合、網目の寄り方などで、
受講者の皆さんへ、どのくらい説明が伝わっているのか判ります。
今回の受講者の皆さんは、どの作業台もとても綺麗な仕上がり。
網の張り具合も申し分なく、このまま持って帰っても良いくらい。
私が伺ったときには、ちょうど網を切るためにカッターを
使っていたのでですが、使い方もきちんとしていて、
見ていて気持ちよかったです。
限られた時間の中で、十分な説明と実習をするには、
しっかりした下準備、適切な道具と材料が必要だと思います。
また作業台の人数に関わらず、材料は2人一組分だったようで、
都度、交代して十分な練習ができていたのが、とても良いと思いました。
佐藤規一さん、高橋卯次さん、正法地健さんの講師3人体制の実習は
生徒さんたちのペース配分にも合っていたようです。
何人かにお話しを伺いましたが、
皆さんとても満足のいく顔をされていました。
DIYの講習取材を重ねて思うのは、
○説明に時間がかかりすぎて実習に満足感がない
○講習の説明が理解しきれなかった
○道具・材料と人数の取り合いがアンバランス
という問題点にぶつかりやすいということです。
上記の三点に関しては、
実際に受講者の皆さんが漏らした感想だったこともありますし、
アドバイザーさんが感じた反省点として言われたこともあります。
受講者の皆さんたちの笑顔は、バロメーターになりますね。
そう思うと、今回の講習会は、非常にバランスが良かったんだと思います。
ここ数年、DIYアドバイザーさんにお会いすると
上手く説明できなくて…などのお話を聞くことが多くなりました。
バランスの良い講習会を作るのは、とても大変ですが、
DIYアドバイザーさん同士で良い講習を作るための実習というのを
開催していくのも、アイデアの一つかなと思いました。
(レポート:かがり)
▲満員の集会室。
▲皆さんカッターの使い方がハナマル
▲どの網戸も張り具合が程良いです