流山「杜のアトリエ黎明」は、双樹庵の向かいにある、とてもお洒落なギャラリーです。
双樹庵でお茶をいただくか、杜のアトリエ黎明でお茶するか?スゴ~く迷いますね。
抜けるような青空に、紅葉の黄色と紅色がとても映えていました。
前回は気がつかなかったのですが、洋風庭園なのに校倉作りの宝物庫!がありましたよ。
調べてみたのですが、この建物が何故ここにあるのか分かりません、謎のままです。
紅葉たけなわの頃は、こんなに綺麗になります。今月月末の頃ですかね?
こんなベンチもありました。8000円で作ってくれるそうです。
流山「杜のアトリエ黎明」ホームページは
http://www.issasoju-leimei.com/
(転載)この土地とアトリエは洋画家の故笹岡了一氏、同じく画家で歌人でもあった故秋元松子氏が、創作活動とともに、後進の指導に当たった場所で、その遺族である秋元由美子氏から、社会教育に役立てて欲しいと寄贈を受けたものです。
流山市では、笹岡・秋元両画伯の業績に鑑み、ご遺族の意思を活かして「杜のアトリエ黎明」として整備いたしました。
「杜のアトリエ黎明」はささやかな施設であります。しかし、笹岡・秋元両画伯のゆかりのアトリエであり、必ずや皆様の創作活動にお役に立つと考えます。
このアトリエを基点に様々な創作活動を始めとした芸術文化活動が展開され、ひとりでも多くの方々の感動の場となることを願ってやみません。
名前の由来
昭和21年、戦地から生還を果たした画家笹岡了一氏は、妻秋元松子氏の生家、流山に居を構え、いち早く画壇に復帰し、この地より二人三脚で中央へ発進しました。
二人は評論家柳亮の主宰するJAN絵画研究所「黎明会」に入会し、構図法を学びます。この会には、洋画家の会派を超えて各団体の会員が参加、研鑽を積んでいった研究所です。
この黎明会運動を千葉県でも発展させようと、昭和32年、二人は自宅の杜にアトリエを建設し、「L・T・S笹岡絵画研究所」を開設しました。そして後進の指導に当たりました。L(黎明)・T(千葉)・S(笹岡)という意味が含まれており、ここから沢山の人材が輩出し、千葉県をはじめ各地で多くの作家が活躍しています。
黎明とは「新しい時代のはじまり、夜明け。」
38年の歴史に幕を閉じて尚、再び「杜のアトリエ」として生まれ変わり、新しい息吹が生まれていくのです。