トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

ワークブーツの先芯について

2012-07-23 23:13:13 | Boots
 今回はトンリョウのワークブーツに使用している先芯について説明します。

 “先芯”とは靴のつま先に入っている芯材の事です。
先芯を入れる理由は“つま先を保護するため”と“靴のつま先の保型”です。

現在販売されているエンジニアブーツの先芯は鉄を使っているものが多いですね。

その他の既製品の靴はケミカルシートが主流です。

 トンリョウのブーツに使用する先芯は革を使用しています。

私もつま先に鉄先芯の入ったブーツを履いていますがバイクに乗っているときにシフトチェンジの繰り返しで、
鉄先芯との境目の革が破れる事が多く(足くせも悪いみたいですが・・・)けっこう気になります。

 こんな感じ

革の厚みは1.4~1.9mmです。

革先芯だと鉄先芯に比べて破れづらい事も利点ですかね!
 こんな感じ

革の厚みは1.4mmです。(現在使用している革は1.6~2.2mmぐらいの厚みです)
 作ったのは2009年5月ですから3年履いてます。
このブーツを作ってからバイクに乗るときはほとんどこのブーツを履いてます。
(自分で言うのも何ですが履き心地がいいのでこのブーツばかり履いちゃいます)

このブーツの全体写真がこちら

 デザインはプレーンで、筒丈は11インチです。
内側にファスナーを付けてフィット感は良いのですが、真冬だとバイクに乗っているときファスナーの隙間から風が入り寒いです。

 いい雰囲気でヤレ感が出てきたのでこれからが楽しみです。

 このようにトンリョウでは見えない部分の材料もこだわりをもってワークブーツを作っています。

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