手縫いで出し縫い

　今回は手で出し縫いをかけようと思います。

前回の記事で出し縫いを機械でかけましたがその作業を手で行います。


使用するのは６本縒りの麻糸です。すくい縫いでは９本縒りを使いましたからチョット細くなります。

糸の作り方はすくい縫い用と同じですから飛ばします！


では、出し縫いスタートです。


１、出し針で穴を開ける。

出し針の形は遠目だとすくい針と似てますが刃の付き方や柄の大きさも違うんですよ。


２、出し糸を通します。

このとき、すくい縫いと違い“アヤ”はかけません。


３、ぐるっと縫って完成です。

機械縫いとの違いは“糸の通り方”や“糸にチャンが引いてあるか”など細かい違いはありますが
特に見た目が全然違う事もなく、履き心地も違いはありません。


全体の写真はこんな感じです。

今回はウェルトとミッドソールだけで出し縫いをかけたの気づきました!?

このエンジニアブーツはビブラム＃１００（タンクソール）を貼るので本底を貼る前に出し縫いを
かけました。




トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。




価格　：　ラスト(木型)代　　￥ 20,000（税込￥21,000）　※初回のご注文の場合は必要になります。
　　　　　　ブーツ代　　　￥115,000（税込￥120,750）～


　
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