<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

初めての音楽劇

2010年02月06日 | ジュリー演劇
私が復活して初めていった音楽劇が、この「風狂伝」です。

ひとりで行き、このパンフレットを買い、ソファに座って読みふけりました。
何回も何回も見ました。
ほんとに貴重なパンフレットです。
なぜなら、この後の「さあ殺せ」以降、パンフレットが作られていないからです。

このパンフはアートディレクションが早川タケジさんで、
色使いがとても綺麗です。
おまけに挿入曲の楽譜までついてますよ。

お芝居の中身も期待通りで、私はとても満足したのを覚えています。
こういう音楽劇がずっと続けばいいな、と思っていたのです。
ところが・・・次は「さあ殺せ」だった・・。
これについては又後日ということで、今は風狂伝の話。

贅沢なのはキャスト、緒形拳さんに、小松政夫さん、

当時、緒形拳さんのオフィシャルサイトには、稽古場日記というブログ形式の日記があり、その日記に
「今日、初めてジュリーの生歌を聴いた、感動!」というのがありました。
短い文章の中に、互いの尊敬が現れているようでこちらも感激したものです。

初めての経験の音楽劇に緒形さんは苦労されたようですし、久世さんのような演出の仕方も初めてだったらしく、
「この場にいてもいいのか?」と思われていたようです。

そんな大俳優の緒形さんと、互角に演技するジュリー。
とてつもなくかっこよかったです。

また、ふたりとも着物が似合う!
特にジュリーは着物体型、「粋」という言葉がぴったりです。

三木さつきさんの歌も素晴らしく、女性陣の踊りも素晴らしくて、
見ほれておりました。
楽しくて楽しくて、夢のようなお芝居でした。

久世さんはもうおらず、パンフレットも作られることはないけれど、
今、又新しい脚本、演出家のマキノノゾミさんに出会って、
「センセイの鞄」のリメイクが行われます。

久世版「センセイの鞄」とマキノ版「新・センセイの鞄」
しかと見比べて、又、感想が書けたらいいな。

それまでは、ビデオで買った「風狂伝」見直して楽しみます^^。
コメント (4)
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