<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「情熱のステップ」

2011年02月22日 |  映画
DVD感想、ネタバレありです。

昨日、レンタルしてきて観ました。
シンガポールの映画?かな。台詞は韓国語と英語です。

チャン・ヒョク主演の映画ですが、
タイトルどおり、ダンス映画という分類に入る?のか???

と最初から疑問符だらけの映画でしたー。

ヒョクシのファンは読まないでね。(こればっかり)

まず、題材が「社交ダンス」なので少し期待して観てしまいました。
どうやってヒョクが踊るんだろう?
武道で鍛え上げた肉体はおよそ、ダンスには不向きな筋肉ばかり。

果たして!

ちょっとシリアスなロマンチックな映画だけど、ここ笑うとこ?みたいなところがあったので
笑っていいかどうか非常に悩みました。

だって、社交ダンスの練習かと思いきや、少林寺拳法の練習を「果し合い」のためにしてるんです。
何故唐突にダンス練習でなくてカンフー・・・。

カンフーの試合で恋の決着をつけるっていうんで部屋で一人DVD見ながら練習してるんです。@@)
けど、どうも様子がおかしい・・・・。

さあ、試合です。
審判と観客の立会いのもと、始まりました!
なんだ???@@)
演舞かよ・・・。

演舞は見ごたえたっぷりで、ふたりの技がぴたりと決まりカッコイイ。
最後にヒョクが、ぐらっとして負け。

あれ、負けたの?
そう・・・・、
みたいな感じですよ。
で、失意で韓国に帰っていくんですけどね。


笑っていいですよね?ここ。
シリアスな音楽が全編を通してかかっていて、
どうしようもなく暗いんですよ。

もう、傷ついて帰ってきた息子を優しく見守る父親、シンガポール行きの旅費を出してあげる父。
それだけでお涙ちょうだいなのに、
この展開がおかしすぎて泣けません><。やーん、
ヒョク、名演なのに。

そして肝心の社交ダンスですが、
最後に競技会でパソドブレを踊るんですが、
もちろんどしろうとのダンスなのでスローモーション多用。
何を踊ってるのかさっぱりわからない~。
主演の二人が社交ダンスができないのは一目瞭然。
(女性はクラシックバレエをやってる動きでしたね)

私は社交ダンス歴20年。

社交ダンスを正しく広めようと努力していた頃もあり
この映画に関しては
「社交ダンス」にして欲しくなかったな~、という感想です。

チャン・ヒョクはきっとダンス本格的に練習すればきっと上手になると思いますが
やっぱり武道の方が似合うかな^^。

お国変われば、映画の撮り方ももちろん違う、そんな印象ですが
細かい設定など気にせず、すっ飛ばして全体で映画を観ようとしても
それでもまとまりのない、どこに感情を持っていけばいいのか
観客をおきざりにするというのか、
そんな映画でしたね。

☆にすれば2つってとこ。きびしー。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする