goo blog サービス終了のお知らせ 

<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「未来世紀ブラジル」

2011年10月02日 |  映画
タイトルは知っていたし有名な映画だということも知っていたけど
観たことがありませんでした。

今回初めて観賞~。

おもしろいです。1985年の映画(イギリス)だけど
古臭くて、どこかアメリカでもイギリスでもない、どこかの国のいつかの未来、
を描いた作品。

端末機も変だし、(タイプライターに画面がついてる)
エアシューターや冷暖房機、水道に下水、すべてのものがダクトに繋がっていて
そのダクトが太くて太くて、部屋の中にあらわになってて。
(これは貧富の象徴になってるようです)

電話もトースターも目覚ましも、オール自動電化。
スイッチひとつでパンもやけてコーヒーまで。
すごく素敵な未来?かと思うとそうでもない。

すべての国民の情報が管理されていて、
反政府のテロリストはすべて狩られ、処刑。
反勢力は追いつめられる。

情報管理局だの、情報剥奪局だの、
聞いてるだけで腹の立つような機関がいっぱいあって。

主人公はそれに立ち向かうんだけどね~。結局最後は・・。

Blackな仕上がりとなっています。
カルトムービー?SF?ブラックコメディ?

主人公を襲う怪物に鎧を着た「サムライ」が出てくるんですよね、
なんじゃそりゃ、の展開だけど「夢の中の出来事」です。
やっつけてみると顔が自分(サム)の顔!
「サム!ユーアーアイ!」(サム、おまえは俺だ)
がサムライと聴こえるというまあ、だじゃれ?だそうです。

なんというかハチャメチャなコメディですごく笑えます。
特に「ロバート・デニーロ」が演じる「タトル」は素敵^^。

でも、痛烈に社会を批判していることは確か。

映画を観て別に考えてもいいし、考えなくてもいいよ、どっちでも。
って言われてるような気がする作品です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする