<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「武士MUSA」

2012年06月05日 |  映画
2001年 韓国・中国合作

監督・脚本 キム・ソンス

なんか残酷そうな映画だなーと思っていたけど
やっと観ることができました。
これは韓国版「13人の刺客」ですか・・・。

一人を残し、高麗の武士たちは全員死んじゃう。
敵である「明」の姫君を守るため戦って死んでいく武士たちの
美しくも壮絶な物語。

とにかく戦いのシーンの映像がスゴイ。
映画としては、たぶん素晴らしい。
制作期間5年、3ヶ月に及ぶアクションの訓練を経た俳優たちが
リアルな演技で魅せる。
映像もセットも衣装も音楽も、ほんとに凄い。


だけど私はハッピーエンドが好きなのです。
戦争にハッピーエンドはないけどね。
そこなんですよね。
いつもこういう映画を観たあとに残る
複雑な感情。
リアルさを追求した映画であればあるほど、
現実の残酷さを感じてしまうのは仕方ないこと。
特にこの映画は史実を元に作られていて、
はるか昔600年前の話だけど、中国と朝鮮はこういう関係にあったのだと
勉強になりました。

だから観なくちゃいけないっていう部分もあると思うのですが。

でもやっぱり荒唐無稽な話の方が心から楽しめていいかな。

コメント
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