<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「ラースとその彼女」

2012年06月12日 |  映画
2007年アメリカ映画

どんな映画かまったく知らず、コメディなのか、ホラーなのか、ドラマなのか・・。
で、恐る恐る見ていたら
あるところまで来たらビックリ!コ、コメディだったのか・・・。

でも、コメディもちょっとあるけど、
ちょっと違う。
ハートフルで心があったかくなって、そしてちょっぴり心が痛い。
切ない恋物語、そしてファンタジー。

大傑作じゃないでしょうか。

ラースは心優しい男性だけど、シャイでうまく人間関係を築けない。
恋人も持ったことがなく、兄の暮らす家のガレージを住まいにして引きこもっている。

そんなラースが恋人を紹介したい、と言ってきた!
兄と義姉は大喜び、
そしてメガトン級のショックを受ける。

ラースの恋人は「リアル・ドール」だったのだ。
人形しか愛せない性癖とは違う。
本当の人間だと思っていて、真実に彼女を愛している。

とまどう家族、そして周りの人々、
やがて、ラースの心を想い、優しく見守る街の人々。

いやな人間が出てこない、本当に珍しい映画。

ラースが孤独から立ち直り、再生して大人になっていく過程を描き、
尚且つ、ドールを本当に生きている人間だと認めたときから
人々の心が変わって行く。

アカデミー賞脚本賞にノミネート。
本当に優れた脚本でした。



特典で紹介された監督の言葉が素敵です。

「話すことをやめて、静寂に身を委ねれば
私たちは何か 理解できるかもしれない」(フェデリコ・フェリーニ監督)
コメント (2)
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TV録画

2012年06月12日 |  ブログ
TVがない生活を延々と続けているけれど
TV自体は持っているので、それでDVDを見ている。

友達がドラマなどを録画してくれるので
「大河ドラマ」などは楽しみに見ているのだけど、
だいたい、映画のDVDを観ることが多い。

私は映画が大好きなので、
子供の頃からTVの洋画劇場が楽しみだったが
いつ頃か、吹き替えに不満を持つようになった。
だって、映画スターの声じゃないじゃん。

大人になってからはもっぱらレンタルビデオ。
だから、TVがなくても平気だった。

日本のテレビはお休み時間がない。
番組のつなぎ目にはCMが山のように流れる。
それでTV番組が出来上がっているのだから
視聴者は文句言えない。

だからCMを抜いた録画は本当にありがたい~。
全てを集中させてドラマに没頭できる。
たかがTVドラマにそんなに夢中になることもないとは思うが
なにせ、観ることに対しては貪欲なので、
だからTVは見ないのだ。

そういう性格を自分で知っているので。
たぶん、面白いものも、面白くないものも延々と観るタイプ。

自分の中に刷り込まれていくくだらない情報。
それを分かっていながら観る自分。
番組を選ぶのは視聴者の自由だけど
分別ある大人でも選ぶ賢さなんてどこかに忘れてる人が多いのに
子供は尚更。

そんなこんなの考えで、家にはTVはいらないと決めてもう数十年。
まあ、話題についていけないことも多いが、
人生がそれで不幸ってわけではないので
これからもTVはいらないかな~。
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