<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「渚にて」

2013年08月25日 |  映画
1959年アメリカ映画。
スタンリー・クレイマー監督

ナガサキやヒロシマに落とされた原爆が
14年経った今もなくなっていない、それが何を意味するのか
そんな問いかけが聞こえてきそうな映画。

(その映画制作から、54年も経った・・・)

世界は原子爆弾による戦争で人類が死滅。
わずかに南半球にあるオーストラリアにだけ生き延びた人たちがいた。

けれど放射能は徐々に南下。
そのXデーはいつなのか、人々は恐れる。
何故、こんなことになったのか、
どうしようもない問答にあけくれるより、
残された日々をどう生きようかと模索する人々を描いてある映画。

ストックされたワインが多すぎてその日までに飲みきれないじゃないか・・。

主演はグレゴリー・ペック
エヴァ・ガードナー
助演にフレッド・アステアが出ており、ダンス無しの映画でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。


この映画はまだ白黒で、第二次世界大戦の後遺症も癒えていない時代。
作られるべくして作られた名作。
けれど、今はなんでもかんでも、ちょっと地震とか津波とか、それから核とか出てくると上映禁止になってしまうのよねぇ・・。
DVDになっているので見ようと思えば簡単に観ることができるのに。
ということでご紹介。



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